山梨大学電子シラバス−授業データ

授業科目名

人間関係論

担当教員

坂井　郁恵／宮田　知子

時間割番号

単位数

履修年次

期別

DNH102

後期

＜授業の概要＞

看護実践においても、人は相互に影響し合う。この相互交流の中で生じる心の動きと基礎的ダイナミズムを理解することが重要である。したがって、人間関係構築にかかわる知識と技能、社会環境から受ける影響、集団における人間関係のあり方、成長・発達に伴って変化する人間関係の諸相についての基本的知識を習得する。

＜本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー＞（能力・資質）

医学部>看護学科向け

記号	コンピテンシー（能力・資質）
A	専門	豊かな人間性	◎
B		問題解決力能力	○
C		連携する力	○
D		自己研鑽力	○

＜到達目標＞

目標NO	説明	コンピテンシーとの対応
目標NO	説明	看護
1	成長・発達に沿った人間関係の変遷を説明することができる	A
2	自己に影響を与える他者についてどのように認識し、その認識が他者にどのような影響を及ぼすのか説明することができる	A
3	自分と他者の考え方や価値観の違いに気づくとともに、個々人の価値観を尊重した態度をとることができる	B
4	集団や社会、環境が個人の行動や課題の遂行、人間関係の構築に与える影響について説明することができる	B
5	チーム医療における看護職及び他職種の役割を理解し、対象者を中心に協働していくためにどのような人間関係を構築する必要があるのか、説明することができる	C
6	自己理解を深めるとともに、自己に影響を与える他者をどのように認識し、その認識が他者にどのような影響を及ぼすのか説明することができる	D

＜成績評価方法＞

目標No	割合	評価の観点
1	10%	講義への参加状況および、課題・筆記試験において適切な内容を説明できたか否か評価する
2	10%	講義への参加状況および、課題・筆記試験で自らの言葉で適切な内容を具体的に説明できたか否か評価する
3	10%	講義への参加状況および課題への取り組み、課題・筆記試験において自身がとるべき態度への認識や必要性への理解について評価する
4	25%	講義への参加状況および、課題・筆記試験で自らの言葉で適切な内容を具体的に説明できたか否か評価する
5	20%	講義への参加状況および、課題・筆記試験で自らの言葉で適切な内容を具体的に説明できたか否か評価する
6	25%	講義への参加状況および、課題・筆記試験で自らの言葉で適切な内容を具体的に説明できたか否か評価する
合計	100%

＜授業計画＞

1.　10月 6日（金） 13：10－14：40　人間関係論とは／人間関係の概念と発達（坂井）
2.　10月13日（金） 13：10－14：40　家族関係・夫婦関係・親子関係（安藤）
3.　10月20日（金） 13：10－14：40　自己認知／自己概念や自己評価等（坂井）
4.　11月10日（金） 13：10－14：40　対人認知（印象形成、バイヤス等）と他者への影響（坂井）
5.　11月17日（金） 13：10－14：40　対人関係と役割（安藤）
6.　11月24日（金） 13：10－14：40　態度と行動／説得的コミュニケーション、攻撃（坂井）
7.　12月 1日（金） 13：10－14：40　集団と個人／集団の特性、リーダーシップ論（飯塚）　
8.　12月 8日（金） 13：10－14：40　人間と環境の関係、ソーシャルサポート（坂井）　
9.　12月15日（金） 13：10－14：40　援助行動（坂井）
10. 12月22日（金） 13：10－14：40　患者・医療者関係（宮田）
11. 1月 5日（金） 13：10－14：40　家族を含めた人間関係（安藤）
12. 1月10日（水） 10：40－12：10 医療におけるチームと看護師の役割①（飯塚）
13. 1月12日（金） 13：10－14：40　医療におけるチームと看護師の役割②（宮田）
14. 1月19日（金） 13：10－14：40　臨床場面の人間関係／医療における社会行動科学（坂井）
15. 1月26日（金） 13：10－14：40　さまざまな看護場面における人間関係（坂井）　
16． 2月 2日（金） 13：10－14：40　授業総括（坂井他）

各授業は面接授業にて実施予定である。
授業実施形態等の変更がある場合は事前にCNS掲示板にて連絡する。　　　　

＜教科書＞

(未登録)

＜参考書＞

［実務経験のある教員による授業科目の概要］

看護師の実務経験のある教員が講義を行う。