山梨大学電子シラバス>検索結果一覧>授業データ



授業科目名
看護倫理学
担当教員
坂井 郁恵
時間割番号
単位数
履修年次
期別
DNF402 1 4 後期
<授業の概要>
人間の生命や尊厳に深く関わる看護職は、日々の看護実践の中で、対象の尊厳を尊重し権利を擁護するための倫理的な判断と行動が求められる。本講義では、生命倫理・看護倫理の基礎概念を理解し、看護実践上の倫理的問題に対処するための倫理的感受性と判断力を養うことを目標とする。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
医学部>看護学科向け
記号コンピテンシー(能力・資質) 
A専門豊かな人間性
B問題解決力能力
C看護実践力
D連携する力
E自己研鑽力
<到達目標>
目標NO説明コンピテンシーとの対応
看護
1倫理の考え方の基本的類型と生命倫理の4原則を説明することができるA
2看護倫理の基本概念を説明することができるB
3看護職の基本的責任と倫理的責任について説明できるC
4看護倫理と生命倫理の原理をふまえた患者の権利について説明できるA
5看護の倫理的ジレンマとはどのようなことか説明できるD
6看護活動における倫理的ジレンマを解決するための方法を説明できるE
7倫理的な諸問題に対処し、対象者の尊厳と権利を擁護するための看護師の役割を説明することができるC
<成績評価方法>
目標No割合評価の観点
110%講義への参加状況および、課題・筆記試験において正しく説明できたか否か評価する
215%講義への参加状況および、課題・筆記試験において正しく説明できたか否か評価する
315%講義への参加状況および、課題・筆記試験において自らの言葉で具体的に説明できたか否か評価する
415%講義への参加状況および、課題・筆記試験において自らの言葉で具体的に説明できたか否か評価する
510%講義への参加状況および、課題・筆記試験において正しく説明できたか否か評価する
615%講義への参加状況および、課題・筆記試験において自らの言葉で具体的に説明できたか否か評価する
720%講義への参加状況および、課題・筆記試験において自らの言葉で具体的に説明できたか否か評価する
合計100% 
<授業計画>
1.10月11日(水) 9:00-12:10 生命倫理学の基本概念(坂井)
2.10月18日(水) 9:00-12:10 看護倫理、看護専門職と倫理規範(飯塚)
3.10月25日(水) 9:00-12:10 看護実践における倫理的ジレンマ(坂井)
4.11月 1日(水) 9:00-12:10 倫理的問題へのアプローチ、総括評価(坂井 他)
5.11月 8日(水) 9:00-12:10 予備日

各授業は面接授業にて実施予定である。
授業実施形態等の変更がある場合は事前にCNS掲示板にて連絡する。
<教科書>
(未登録)
<参考書>
  1. サラ T.フライ, メガン-ジェーン・ジョンストン著 ; 片田範子, 山本あい子訳, 看護実践の倫理 : 倫理的意思決定のためのガイド 第3版, 日本看護協会出版会, ISBN:9784818015128,
    (2010年出版)

  2. 宮坂道夫著者代表, 看護倫理 第2版, 医学書院, ISBN:9784260034456,
    (2018年出版 系統看護学講座, 別巻)

  3. 峰村淳子, 石塚睦子編著, よくわかる看護職の倫理綱領 第3版, 照林社, ISBN:9784796525480,
    (2022年出版 プチナース)
[実務経験のある教員による授業科目の概要]
臨床看護実践の経験をもち、看護倫理や研究倫理に携わっている教員が、具体的な臨床・臨地場面で生じる倫理的問題や看護研究を行う上で倫理的問題が生じやすい場面・対象等について自らの経験を踏まえながら授業を展開していく。