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授業科目名
地域看護活動論2(地域看護活動の展開)
担当教員
神崎 由紀/寺田 あゆみ/渡邉 美月/武井 勇介
時間割番号
単位数
履修年次
期別
DNF303 2 3 前期
<授業の概要>
地域看護の対象である地域、生活、集団、個人への看護活動に必要な健康診査や家庭訪問、健康相談における知識や技術を習得する。
地域をの特徴や健康課題をアセスメントし、健康課題を明確にした上で必要な健康教育を実施する技術を習得する。
家庭訪問の意義や対象、その優先順位の根拠を理解し、対象者に合わせた保健指導技術を習得する。

【注意事項】
※技術演習、グループワーク、グループ発表を予定しています。
 グループごとに分散して教室を確保します。グループメンバー、使用教室の詳細は講義中に説明します。
※地域看護学実習1・2は、地域看護学概論、地域看護活動論1・2、地域看護管理論の単位を修得(予定)していなければ履修することが出来ません。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
医学部>看護学科向け
記号コンピテンシー(能力・資質) 
A専門豊かな人間性
B問題解決力能力
C看護実践力
D連携する力
E地域ケアに貢献する力
F自己研鑽力
<到達目標>
目標NO説明コンピテンシーとの対応
看護
1対象者の人権を尊重と権利擁護して看護実践することができる。A
2模擬事例について家庭訪問計画を立案し、学生同士でロールプレイすることができる。C
3家庭訪問をすることの意義と看護職の役割を説明することができる。C
4地域アセスメントが地域ケアの問題解決に必要であることを理解できる。E
5既存の資料から地域アセスメントに必要な情報を収集することができる。C
6他者の意見をよく聞き、よりよく改善するための意見を述べることができる。F
7地域ケアをよりよくするために保健指導方法を改善する方法を考えることができる。C
8健康教育の目的・意義が理解できる。C
9対象者の特徴を理解した健康教育の計画することができる。B
10グループメンバーと協働して演習に取り組むことができる。D
<成績評価方法>
目標No割合評価の観点
110%演習への参加状況、態度、課題への取り組み、定期試験により評価する。
220%演習への参加状況、態度、課題への取り組み、定期試験により評価する。
310%演習への参加状況、態度、課題への取り組み、定期試験により評価する。
45%演習への参加状況、態度、課題への取り組み、定期試験により評価する。
510%演習への参加状況、態度、課題への取り組みにより評価する。
65%演習への参加状況、態度、課題への取り組みにより評価する。
75%演習への参加状況、態度、課題への取り組み、定期試験により評価する。
85%演習への参加状況、態度、課題への取り組み、定期試験により評価する。
910%演習への参加状況、態度、課題への取り組み、定期試験により評価する。
1020%演習への参加状況、態度、課題への取り組みにより評価する。
合計100% 
<授業計画>
【講義日程】        【内容】                    【担当者】
4月 5日(水)3・4時限   オリエンテーション               (武井)    
              健康相談、健康診査における保健指導技術    
4月10日(月)3・4・5時限 家庭訪問とは(家庭訪問計画の立案)        (神崎/武井/渡邉)
4月12日(水)3・4時限 家庭訪問計画、演習準備    (神崎/武井/渡邉)
4月17日(月)3・4・5時限  家庭訪問演習①     (神崎/武井/渡邉/非常勤講師)
4月19日(水)3・4・5時限 家庭訪問演習①       (神崎/武井/渡邉/非常勤講師)
             ※グループを分けて実施
4月24日(月)3・4・5時限 家庭訪問演習②     (神崎/武井/渡邉)
4月26日(水)3・4・5時限  家庭訪問演習②     (神崎/武井/渡邉)
              家庭訪問の記録・評価
              ※グループを分けて実施
6月12日 (月)3・4時限 地域看護活動と地域アセスメント (武井)
5時限    医看合同授業(コミュニケーション能力)を振替  
6月19日(月)3・4・5時限  既存の資料からの情報収集/    (武井/神崎/渡邉)
             情報の収集と問題の明確化(グループワーク)  
6月21日(水)1・2時限 地域の特徴と健康課題(グループ発表)      (武井/神崎/渡邉)
6月26日(月)3・4・5時限  健康課題に基づく健康教育(講義) (武井)
              健康教育の企画・計画(グループワーク)
6月28日(月)2・3・4時限  健康教育実施の準備(グループワーク)    (武井/神崎/渡邉)
7月 3日(月)2・3・4時限  地域の特徴に合わせた健康教育の実施      (武井/神崎/渡邉)
  (グループ発表)
          健康教育の評価 (講義)   (武井)
              地域看護学実習ガイダンス
7月 5日(水)1時限     予備
7月10日(月)3時限     定期試験   (神崎/武井/渡邉)
7月12日(水)1時限     予備                      
<教科書>
  1. 荒賀直子 [ほか] 編集, 公衆衛生看護学.jp 第5版データ更新版, インターメディカル, ISBN:9784900828858,
    (2022年出版)

  2. 医療情報科学研究所編集, 公衆衛生がみえる2022-2023 第5版, Medic Media, ISBN:9784896328585,
    (2022年出版)
<参考書>
  1. 金川克子、田高悦子, 地域看護診断 第2編, 東京大学出版, ISBN:9784130624084
  2. エリザベス T.アンダーソン, ジュディス・マクファーレイン編集 ; 金川克子, 早川和生監訳, コミュニティアズパートナー : 地域看護学の理論と実際, 医学書院, ISBN:9784260003261
  3. 長江弘子, 柳沢尚代著, こう書けばわかる!保健師記録 : 保健師必携, 医学書院, ISBN:4260333410
  4. 佐伯和子編著, 地域保健福祉活動のための地域看護アセスメントガイド : 地区活動ならびに施策化のアセスメント・活動計画・評価計画の立案 第2版, 医歯薬出版, ISBN:9784263237106,
    (2018年出版)

  5. 都筑千景編著, 地域特性がみえてくる地域診断 : 地域包括支援センターの活動充実を目指して, 医歯薬出版, ISBN:9784263237410,
    (2020年出版)

  6. 福田洋, 江口泰正編著, ヘルスリテラシー : 健康教育の新しいキーワード, 大修館書店, ISBN:9784469267952,
    (2016年出版)

  7. 奥原剛著, 実践行動変容のためのヘルスコミュニケーション : 人を動かす10原則, 大修館書店, ISBN:9784469269109,
    (2021年出版)
[実務経験のある教員による授業科目の概要]
保健師経験のある教員および非常勤講師、TAにより家庭訪問演習の技術指導を受ける。