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授業科目名
保健学(環境・学校・産業)
担当教員
宮村 季浩
時間割番号
単位数
履修年次
期別
DNC206 2 2 後期
<授業の概要>
「健康」や「保健」の概念を理解するための基本的事項を学習する。特に、生活習慣や私たちを取りまく環境と健康の関係、学校や職場での保健活動、私たちの健康を守るためのしくみ・制度、そしてそれらに関わる医療従事者の責務について学ぶ。
【学習目標】
1.ライフサイクルの中でどのような健康問題があるのかを理解する。
2.健康を保持増進するためにはどうすればよいか、そしてそれを人に伝えるために何をしたらよいか広い視野で検討する。
3.社会のしくみや制度を理解し健康問題と結びつけて考えることができるようにする。
【行動目標】
(1)知識 健康指標の意義、健康に影響を及ぼす種々の要因、各ライフサイクルの時点でどのような健康問題があるかを知り、関係した社会の制度について説明できる。
(2)技能 知識を保健・医療の活動に生かすための技術に結びつけ実施する。
(3)態度 自分や社会全体の健康を考え、活動できる保健・医療の専門家となるために何が必要なのか考えながら学んでいく。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
医学部>看護学科向け
記号コンピテンシー(能力・資質) 
A専門問題解決力能力
B地域ケアに貢献する力
<到達目標>
目標NO説明コンピテンシーとの対応
看護
1健康の保持増進について多角的な視点から説明できる。A
2個人の視点だけでなく社会の視点から健康について説明できる。B
<成績評価方法>
目標No割合評価の観点
160%健康の保持増進について多角的な視点から説明できる。
240%個人の視点だけでなく社会の視点から健康について説明できる。
合計100% 
<授業計画>
1.健康とは、予防医学と健康増進                   
2.医の倫理と医療従事者の責務
3.健康を守る制度
4.保健統計と健康指標
5.食習慣とダイエット
6.スポーツの医学
7.学校保健
8.産業保健
9.職場での看護活動
10.高齢化社会と保健活動
11.わが国の感染症対策
12.環境保健(1)地球規模の環境
13.環境保健(2)生活環境
14.こころの健康と依存
15.総括評価・まとめ
<教科書>
  1. 公衆衛生がみえる, MEDIC MEDIA
<参考書>
(未登録)
[実務経験のある教員による授業科目の概要]
教員が医師としての経験を踏まえて、保健、公衆衛生にかかわる具体的な事例や課題を提示しつつ授業を展開する。