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授業科目名
テュートリアル・コース6 神経/筋/精神
担当教員
木内 博之
時間割番号
単位数
履修年次
期別
DMF401 6 4 通期
<授業の概要>
・神経系の正常構造と機能を理解し、主な神経・筋疾患の病態生理、原因、症候、診断と治療を学ぶ。
・精神と行動の障害に対して、全人的な立場から、病態生理、診断、治療を理解し、良好な患者と医師の信頼関係にもとづいた全人的医療を学ぶ。
・これらの領域に関連する基本的臨床技能(臨床推論、医療面接、基本的臨床手技)を身につける。
・医療上の事故等や医療関連感染症を防止し、また、発生した場合の対処の仕方を学ぶ。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
医学部>医学科向け
記号コンピテンシー(能力・資質) 
A専門医学知識と問題対応能力
B診療技術と患者ケア
C医療の質と安全の管理
<到達目標>
目標NO説明コンピテンシーとの対応
医学
1神経・筋疾患および精神と行動の障害の発生頻度、病態、症候、診断、治療法、および予後について説明できる。A
2神経・筋疾患および精神疾患に関する臨床推論、医療面接、基本的臨床手技を的確に行うことができる。B
3医療上の事故等や医療関連感染症を防止し、また、発生した場合の対処の仕方について説明できる。C
<成績評価方法>
目標No割合評価の観点
145%医学的知識および問題解決能力を筆記試験にて評価する。
250%臨床推論についてはグループワークのプロダクト、医療面接・基本的臨床手技については実技評価表に基づいて評価する。
35%講義およびグループワークにて学んだことを筆記試験およびグループワークのプロダクトによって評価する。
合計100% 
<授業計画>
一般目標(GIO)
・神経系の正常構造と機能を理解し、主な神経系疾患の病因、病態生理、症候、診断と治療を学ぶ。
・精神と行動の障害に対して、児童・思春期から老年期のライフステージに応じた病態生理、診断、治療を理解し、良好な患者と医師の信頼関係に基づいた全人的医療を学ぶ。

到達目標(SBOs):医学教育モデルコアカリキュラム平成28年版を参照のこと
https://www.mext.go.jp/component/b_menu/shingi/toushin/__icsFiles/afieldfile/2017/06/28/1383961_01.pdf
・D-2 神経系  
・E-3-5) ②神経系
・D-15 精神系 
・A-6 医療の質と安全の管理

筆記試験:本試験:5/17(水) 2時限、追・再試験:7/31(月) 2時限

グループ学習(安全管理): 4/27(木) 1-2時限、4/28(金) 1-2時限
臨床演習(グループ学習): 5/18(木) 1-2時限、5/18(木) 3-4時限、5/19(金) 1-2時限

講義:最新の講義予定表はcoyoteを参照のこと。講義情報はCNS、Moodleに随時掲載します。

【薬理】
・中枢神経系作用薬 [小泉 修一]

【神経内科】
・臨床神経学総論 [上野 祐司]
・錐体外路系疾患 [上野 祐司]
・脳血管障害 [上野 祐司]
・意識障害・失神,けいれん,悪心・嘔吐,頭痛,運動麻痺・筋力低下の症候論と神経疾患の臨床推論 [新藤 和雅]
・運動ニューロン疾患・自律神経 [新藤 和雅]
・認知症[永松 正明]
・脊髄小脳変性症・球脊髄筋萎縮症 [高 紀信]
・パーキンソン病 [三輪 道然]
・中枢神経感染症 [小林 史和]
・片頭痛・てんかん [太田 恵美子]
・多発性硬化症 [中島 翔]
・筋疾患 [長坂 高村]
・ニューロパチー [長坂 高村]
・重症筋無力症・プリオン病 [富樫 慎治]
・内科疾患に伴う神経障害・脊椎,脊髄疾患 [高木 隆介]

【人体病理】
・神経疾患の病理実習 [井上 朋大]
・神経疾患の病理実習 [井上 朋大]
・神経疾患の病理1 [井上 朋大]
・神経疾患の病理2 [小林 槇雄]
・神経疾患の病理3 [小林 槇雄]

【脳神経外科】
・脳神経外科(総論)[荻原 雅和]
・神経解剖と脳循環代謝 [清水 宏明]
・脳血管障害Ⅰ(総論) [吉岡 秀幸]
・脳血管障害Ⅱ(クモ膜下出血) [吉岡 秀幸]
・脳血管障害Ⅲ(脳内出血, AVM) [橋本 幸治]
・脳血管障害Ⅳ(脳梗塞病態と診断) [深澤 功]
・脳血管障害Ⅴ(脳梗塞各論と治療) [吉岡 秀幸]
・脳血管障害Ⅵ(もやもや病,dAVF, CCF) [若井 卓馬]
・脳血管障害Ⅶ外科治療・血管内治療 [金丸 和也]
・脳腫瘍Ⅰ(総論) [川瀧 智之]
・脳腫瘍Ⅱ(グリオーマ1) [埴原 光人]
・脳腫瘍Ⅲ(グリオーマ2) [埴原 光人]
・脳腫瘍IV(悪性脳腫瘍) [風間 宙文]
・脳腫瘍V(髄膜腫,神経鞘腫,血管芽腫,神経母斑症) [荻原 雅和]
・脳腫瘍VI(ホルモンと下垂体腺腫,頭蓋咽頭種) [荻原 雅和]
・神経外傷I(総論) [中野 真]
・神経外傷Ⅱ(各論) [若井 卓馬]
・脊椎・脊髄Ⅰ症候・診断学 [堀越 徹]
・脊椎・脊髄Ⅱ変性疾患・外傷 [八木 貴]
・脊椎・脊髄Ⅲ腫瘍・血管障害 [八木 貴]
・機能的脳外科・てんかん [荻原 雅和]
・てんかんの治療 [岩崎 真樹]

【整形外科】
・脳血管障害 Ⅷ (リハビリテーション) [谷口 直史]

【放射線科】
・神経放射線医学 [城野 悠志]

【眼科】
・視路異常・瞳孔 [飯島 裕幸]
・眼球運動 [飯島 裕幸]

【精神科】
・神経症性障害Ⅰ [安田 和幸]
・神経症性障害Ⅱ・摂食障害 [上村 拓治]
・統合失調症Ⅰ [鈴木 健文]
・統合失調症Ⅱ [岩田 祐輔]
・気分障害Ⅰ [古屋 昌宏]
・気分障害Ⅱ [安田 和幸]
・人格と行動の障害 [小林 慶太]
・器質性(症状性)精神障害 [小林 慶太]
・精神障害の神経科学 [石黒 浩毅]
・アルコ-ル・物質関連障害 [石黒 浩毅]
・精神障害の分類と診断 [石黒 浩毅]
・精神症状論・臨床睡眠医学 [石束 嘉和]
・精神保健福祉法・司法精神医学 [藤井 康男]
・コンサルテーション・リエゾン精神医学 [平田 卓志]
・精神科面接と精神療法 [平田 卓志]
・思春期精神医学 [本田 秀夫]
・精神医学総論 [鈴木 健文]
・精神科薬物療法 [鈴木 健文]
・老年期精神障害 [鈴木 健文]

【小児科】
・小児神経筋疾患 [加賀 佳美]
・小児てんかん [佐野 史和]
・発達障害 [相原 正男]
・高次脳機能障害 [反頭 智子]

【医療の質・安全管理部】
・医療におけるコミュニケーション [荒神 裕之]
・医療安全と危機管理 [荒神 裕之]
<教科書>
  1. 田崎義昭, 斎藤佳雄著, ベッドサイドの神経の診かた 改訂17版, 南山堂, ISBN:9784525247171,
    (2010年出版)

  2. 水野美邦編集, 神経内科ハンドブック : 鑑別診断と治療 第5版, 医学書院, ISBN:9784260024174,
    (2016年出版)

  3. 神田隆著, 医学生・研修医のための神経内科学 改訂3版, 中外医学社, ISBN:9784498328143,
    (2018年出版)

  4. 佐々木富男 [ほか] 編集 ; 阿部俊昭 [ほか] 執筆, 標準脳神経外科学 第12版, 医学書院, ISBN:9784260010726,
    (2011年出版 Standard textbook)
<参考書>
(未登録)
[実務経験のある教員による授業科目の概要]
医師としての実務経験のある教員が、実践的教育を行っている。