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授業科目名
統合臨床医学3内分泌/代謝/腎臓/膠原病
担当教員
土屋 恭一郎
時間割番号
単位数
履修年次
期別
DMF311 5 3 通期
<授業の概要>
・内分泌・代謝系の構成と機能を理解し、主な内分泌・代謝疾患の病因、病態生理、症候、診断と治療を学ぶ。
・乳房の構造と内分泌依存性の機能を理解し、主な乳房疾患の症候、診断と治療を学ぶ。
・腎の構造と機能を理解し、主な腎疾患の病因、病態生理、症候、診断と治療を学ぶ。
・自己免疫疾患の病態生理を理解し、症候、診断と治療を学ぶ。
・これらの領域に関する基本的臨床技能(臨床推論、医療面接、基本的臨床手技)を身につける。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
医学部>医学科向け
記号コンピテンシー(能力・資質) 
A専門医学知識と問題対応能力
B診療技術と患者ケア
<到達目標>
目標NO説明コンピテンシーとの対応
医学
1内分泌・代謝疾患、乳房疾患、腎疾患、および自己免疫疾患の発生頻度、病態、症候、診断、治療法、および予後について説明できる。A
2上記の疾患に関する臨床推論、医療面接、基本的臨床手技を的確に行うことができる。B
<成績評価方法>
目標No割合評価の観点
150%医学的知識および問題解決能力を筆記試験にて評価する。
250%臨床推論についてはグループワークのプロダクト、医療面接・基本的臨床手技については実技評価表に基づいて評価する。
合計100% 
<授業計画>
一般目標(GIO)
・内分泌・代謝系の構成と機能を理解し、主な内分泌・代謝疾患の病因、病態生理、症候、診断と治療を学ぶ。
・乳房の構造と内分泌依存性の機能を理解し、主な乳房疾患の症候、診断と治療を学ぶ。
・腎の構造と機能を理解し、主な腎疾患の病因、病態生理、症候、診断と治療を学ぶ。
・自己免疫疾患の病態生理を理解し、症候、診断と治療を学ぶ。

到達目標(SBOs):医学教育モデルコアカリキュラム平成28年版を参照のこと
https://www.mext.go.jp/component/b_menu/shingi/toushin/__icsFiles/afieldfile/2017/06/28/1383961_01.pdf
・D-12 内分泌・栄養・代謝系
・D-9 生殖機能(一部)
・D-11 乳房
・D-8 腎・尿路系(一部)
・E-4 免疫・アレルギー(一部)

筆記試験:本試験:10/30(月) 2時限、追・再試験:12/20(水) 3時限

臨床演習(グループ学習): 11/1(水) 1-2時限、11/1(水) 3-4時限、11/2(木) 1-2時限

講義:最新の講義予定表はcoyoteを参照のこと。講義情報はCNS、Moodleに随時掲載します。

【人体病理】
・内分泌の病理 I [加藤 良平]
・内分泌の病理 II [近藤 哲夫]
・乳腺の病理 [川崎 朋範]

【社会医学】
・内分泌疾患の診断・治療・管理(生殖医学)とくに倫理面 [山縣 然太朗]

【糖尿病・内分泌】
・脂質代謝異常 [一條 昌志]
・副腎(副腎皮質,副腎髄質) [一條 昌志]
・糖尿病性腎症と糖尿病性神経障害 [原井 望]
・副甲状腺疾患とCa, P, Mgの異常 [原井 望]
・視床下部-下垂体前葉 [志村 浩己]
・下垂体後葉 [志村 浩己]
・二次性糖尿病と特殊な糖尿病 [大熊 英之]
・糖尿病患者の実際と急性合併症 [滝澤 壮一]
・糖尿病の治療 [滝澤 壮一]
・甲状腺疾患(バセドウ病,橋本病,甲状腺腫瘍) [張磨 則之]
・内分泌総論 [土屋 恭一郎]
・尿酸代謝異常 [土屋 恭一郎]
・糖代謝異常総論 [土屋 恭一郎]

【腎臓内科】
・腎総論(蛋白尿血尿/電解質異常) [古屋 文彦]
・慢性腎臓病(CKDMBD 腎性貧血) [高橋 和也]
・急性腎障害 [石井 俊史]
・一次性糸球体腎炎 [中島 歩]
・2次性糸球体腎炎(膠原病その他) [中島 歩]
・高血圧と腎硬化症 [内村 幸平]
・尿細管機能と疾患 [内村 幸平]

【リウマチ膠原病】
・SLE・APS [花井 俊一朗 ]
・筋炎・MCTD・シェーグレン [花井 俊一朗 ]
・自己免疫疾患総論 [中込 大樹]
・ベ-チェット病,血管炎症候群 [中込 大樹]
・関節リウマチ・関節炎 [中込 大樹]

【皮膚科】
・強皮症・still [小川 陽一]

【小児科】
・遺伝性腎炎,ネフローゼ,尿細管疾患 [後藤 美和]
・副腎,性腺,思春期(先天代謝スクリーニング) [佐野 友昭]
・糖代謝,生活習慣病 [小林 浩司]
・成長障害,下垂体 [太田 正法]
・小児期腎疾患の特徴と診断 [沢登 恵美]
・甲状腺,副甲状腺,骨(先天代謝スクリーニング) [望月 美恵]
・先天代謝異常 [矢ヶ崎 英晃]

【外科1】
・乳腺疾患の外科治療 [中山 裕子]
・乳がんの新しい治療法 [中山 裕子]

【脳神経外科】
・下垂体腫瘍Ⅰ [荻原 雅和]
・下垂体腫瘍Ⅱ [荻原 雅和]

【産婦人科】
・妊娠と糖尿病 [平田 修司 ]

【泌尿器科】
・副腎腫瘍の外科 [吉良 聡]

【眼科】
・眼の構造と内分泌代謝疾患 [岡部 夏樹]
・糖尿病網膜症 [菊島 渉]

【耳鼻科】
・甲状腺疾患の外科治療 [石井 裕貴]

【放射線科】
・内分泌疾患の画像診断 [山本 琢水]
・膠原病・リウマチ性疾患の画像 [藤本 肇]
・甲状腺疾患の核医学的診断と治療 [梅田 貴子]

【臨床演習】
・臨床推論・医療面接 [板倉 淳・矢ケ崎英晃]
・基本的臨床手技(動静脈処置・頭頚部診察・四肢診察・バイタルサイン)[板倉 淳・針井則一・川端健一・矢ケ崎英晃・腎臓内科
                                  担当医・糖尿病・内分泌内科担当医・リウマチ膠原病内科
                                  担当医]
<教科書>
  1. 矢崎義雄総, 小室一成総編集, 内科学 第12版, 朝倉書店, ISBN:9784254322804
<参考書>
(未登録)
[実務経験のある教員による授業科目の概要]
医師としての実務経験のある教員が、実践的教育を行っている。