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授業科目名
病理学B
担当教員
近藤 哲夫/大石 直輝/望月 邦夫
時間割番号
単位数
履修年次
期別
DMC303 1 3 通期
<授業の概要>
<授業の目的>病理学とは疾病の原因は何か、どのような異常が体におきるのか、異常をどのように分類するのかを探求する学問である。本授業では病理学分野における腫瘍、代謝性障害、先天奇形・遺伝性疾患、病理診断の総論を学習する。講義及び実習によって疾病の分類、原因、病態を学び、様々な疾病によって生じる臓器、組織、細胞の形態的異常と機能的異常を理解する。また今後に学ぶ臨床医学を理解するために必要な病態解釈の能力を身につける。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
医学部>医学科向け
記号コンピテンシー(能力・資質)説明 
A専門医学知識と問題対応能力
B共通教養多様な知識の獲得単位を取得した教養教育科目の概要と、重要な基礎的事項を説明できる。
C様々な学問分野の考え方当該科目の学問分野(人文・社会・自然・健康科学等)の考え方を説明できる。
<到達目標>
目標NO説明コンピテンシーとの対応
医学
1病理学とは疾病の原因は何かA
2どのような異常が体におきるのかB
3異常をどのように分類するのかを探求するC
4疾病の分類、原因、病態を学ぶA
5様々な疾病によって生じる臓器、組織、細胞の形態的異常と機能的異常を理解するA
<成績評価方法>
目標No割合評価の観点
170%講義出席
230%実習出席
3%
4%
5%
合計100% 
<授業計画>
<授業の方法>
・講義と実習を行う
・講義資料として配布プリント、パワーポイントスライド投影を用いる。
・実習の出席は必須とする。実習後に組織標本スケッチを提出する。
・講義2/3以上の出席、実習の出席、スケッチ提出を筆記試験の受験資格とする。


<令和5年度 病理学B 講義予定と担当教員>
4月 7日(金)  4時限 序論 (近藤)
4月21日(金) 3-4時限 腫瘍 1、腫瘍 2 (近藤)
4月26日(水) 1-2時限 腫瘍 3、腫瘍 4 (近藤)
4月28日(金) 3-4時限 病理診断 1、病理診断 2 (望月)
5月12日(金) 3-4時限 遺伝子染色体の異常 1、遺伝子染色体の異常 2 (大石)
5月19日(金) 1-2時限 腫瘍・実習 (近藤)
5月26日(金) 1-2時限 代謝異常 1、代謝異常 2 (大石)
5月29日(月)  5時限 病理学B予備日
5月30日(火)  4時限 特別講義 (仮) (坂本)
5月31日(水)  1時限 病理学B・本試験 (会場: 臨大)
<教科書>
  1. 渡辺照男編集, カラーで学べる病理学 第4版, ヌーヴェルヒロカワ, ISBN:9784861740626,
    (2014年出版)

  2. エマニュエル・ルービン編 ; 青木一郎 [ほか] 訳, ルービン カラー基本病理学, 西村書店, ISBN:4890133240,
    (2004年出版)
<参考書>
  1. 北川昌伸, 仁木利郎編集, 標準病理学 第6版, 医学書院, ISBN:9784260036597,
    (2019年出版 Standard textbook)

  2. 吉木敬, 佐藤昇志, 石倉浩編集, 病態病理学 改訂17版, 南山堂, ISBN:4525151471,
    (2004年出版)

  3. 小田義直 [ほか] 編集 ; 新井信隆 [ほか] 執筆, 組織病理アトラス 第6版, 文光堂, ISBN:9784830604768,
    (2015年出版)

  4. [edited by] Vinay Kumar, Abul K. Abbas, Jon C. Aster ; with illustrations by James A. Perkins, Robbins and Cotran pathologic basis of disease : hardback 9th ed, Elsevier/Saunders, ISBN:9781455726134,
    (2015年出版)
[実務経験のある教員による授業科目の概要]
病理医として実務経験のある教員が、講義・実習を担当する。