授業科目名
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芸術活動をとおした多様性協働プロジェクト
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時間割番号
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CPYK35
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担当教員名
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山野 靖博/中原 和樹
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開講学期・曜日・時限
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集中・(未登録)・(未登録)
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単位数
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2
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<対象学生>
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全学部生
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<授業の目的>
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この科目は「連携開設科目(主幹大学:山梨県立大学)」です。 授業の実施日については、大学ホームページ(https://www.yamanashi.ac.jp/campuslife/332)に掲載「教養教育連携開設科目履修ガイド」の令和5年度連携開設科目(主幹大学:山梨県立大学)一覧(PENTAS YAMANASHI)を確認してください。
自立した個人として他の個人と向き合い、対話し、それぞれの立場と役割を受け入れ合うことで、独りでは到達し得ない演劇創作を体験することを目指す。 その為に、自己の内省と他者への開示、他者の受け入れを軸として、表面上ではない深い対話を進めていく。社会的レイヤーから切り離された、人間同士としての交流と繋がりを構築することが必要となり、自分も生き、相手も生きるという道を探求し、自身の観点を広げ、鋭く成長させる。
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<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
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全学共通教育科目向け | 記号 | コンピテンシー(能力・資質) | 説明 | |
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A | 共通 | 教養 | 多様な知識の獲得 | 単位を取得した教養教育科目の概要と、重要な基礎的事項を説明できる。 | ◎ | B | 汎用能力 | 1・コミュニケーションスキル | 討議力 | 他者の意見を的確に捉え、理解の深まりや内省につながる対話ができる。 | ○ |
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<到達目標> 到達目標とは
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目標NO | 説明 | コンピテンシーとの対応 |
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共通 |
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1 | 自身の考えを持ち、開示し、その上で他者の考えを受け入れることで、創造的な対話を行うことが出来る。 | B | 2 | 自分自身を主観的・客観的の両面で捉えることが出来、自己についての発見を行うことで、自身の価値観を広げ、世界と社会への新たな見方を身につけることが出来る。 | A | 3 | 「文化とは何か」という根源的な問いへの興味が生まれ、そこから共生・多様性への理解、関心が広がる。 | A | 4 | 演劇創作体験を通じて人間そのものへの考えが深まり、より多角的に人間を捉え、表層的ではないコミュニケーションへの認識を強くする。 | | 5 | 人や出来事に対して受動的に待つのではなく、失敗や間違いを恐れず能動的に関わり、そこから自身の思考と行動により学びを得ていくことが出来る。 | |
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<成績評価の方法>
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目標No | 割合 | 評価の観点 |
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1 | 30% | 授業内での関わり方・積極性(15%)と全15回終了時の自由記述(15%)により、創造的な対話を行うことができたか評価する | 2 | 30% | 授業内での関わり方・積極性(15%)と全15回終了時の自由記述(15%)により、自身の価値観を広げ、世界と社会への新たな見方を身につけることができたか評価する | 3 | 20% | 授業内での関わり方・積極性(10%)と全15回終了時の自由記述(10%)により、共生・多様性への理解と関心が広がったか評価する | 4 | 10% | 授業内での関わり方・積極性(5%)と全15回終了時の自由記述(5%)により、表層的でないコミュニケーションへの認識を強くすることができたか評価する | 5 | 10% | 授業内での関わり方・積極性(5%)と全15回終了時の自由記述(5%)により、自身の思考と行動により学びを得ていくことができたか評価する | 合計 | 100% | |
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<授業の方法>
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アクティブ・ラーニングを取り入れ、全て実践・実習形式で行う。 学生主体によるディスカッション・対話をもとに進めていく。 最後に演劇発表を行う。
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<受講に際して・学生へのメッセージ>
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ますます複雑化していく社会において、他者と深く対話し、道筋を切り開く創造性は必須の力となっていきます。 指示通りに演じることが重要なことではなく、うまく演じることも同じく重要ではありません。 他者と関わり、交流し、繋がり、分かち合うこと。感性を開き、飛び込むこと。 これらを楽しみながら、多様なメンバーで旅に出ましょう。きっと途中にも、そして最後にも素敵な景色が見られると思います。
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<テキスト>
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- なし
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<参考書>
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- なし
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<授業計画の概要>
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1 | タイトル | オリエンテーション / ワークショップ①【他者と場を知り、遊び心を見つけてみる】 |
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事前学習 事後学習 | 第2回に同じ |
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授業内容 | オリエンテーション・チームビルディング・ワークショップ |
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2 | タイトル | ワークショップ②【演劇とは?演じるとは?劇場とは?】 |
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事前学習 事後学習 | 次回までに創作を進めるべきプロセスと課題を渡すので、それをクリアした状態で各回に臨むこと。 |
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授業内容 | ワークショップ |
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3 | タイトル | 冒険①【作品創作のためのスケッチ・リサーチ】 |
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事前学習 事後学習 | 第4回に同じ |
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授業内容 | ワークショップ |
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4 | タイトル | 冒険②【作品創作のためのスケッチ・リサーチ】 |
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事前学習 事後学習 | 次回までに創作を進めるべきプロセスと課題を渡すので、それをクリアした状態で各回に臨むこと。 |
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授業内容 | ワークショップ |
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5 | タイトル | ディスカッション①【スケッチ・リサーチを物語の断片化する】 |
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事前学習 事後学習 | 第6回に同じ |
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授業内容 | ワークショップ |
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6 | タイトル | ディスカッション②【物語の断片に各々の文化的背景を染み込ませる】 |
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事前学習 事後学習 | 次回までに創作を進めるべきプロセスと課題を渡すので、それをクリアした状態で各回に臨むこと。
これまでの創作をテキスト化する課題を渡すので、指示に従って提出すること。 |
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授業内容 | ワークショップ |
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7 | タイトル | 演劇稽古①【テキスト化した物語の読み合わせ】 |
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事前学習 事後学習 | 第8回に同じ |
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授業内容 | 演劇稽古 |
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8 | タイトル | 演劇稽古②【身体と自由な発想でシーンを組み立てていく】 |
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事前学習 事後学習 | 次回までに創作を進めるべきプロセスと課題を渡すので、それをクリアした状態で各回に臨むこと。 |
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授業内容 | 演劇稽古 |
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9 | タイトル | 演劇稽古③【オリジナルアイディアの持ち寄りを作品に入れ込む】 |
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事前学習 事後学習 | 第10回に同じ |
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授業内容 | 演劇稽古 |
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10 | タイトル | 演劇稽古④【物語全体を通じての核と対象を再認識する】 |
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事前学習 事後学習 | 次回までに創作を進めるべきプロセスと課題を渡すので、それをクリアした状態で各回に臨むこと。 |
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授業内容 | 演劇稽古 |
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11 | タイトル | 演劇稽古⑤【各役割においてのこだわりを発揮する】 |
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事前学習 事後学習 | 第12回に同じ |
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授業内容 | 演劇稽古 |
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12 | タイトル | 最終通し稽古とブラッシュアップ |
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事前学習 事後学習 | 次回までに創作を進めるべきプロセスと課題を渡すので、それをクリアした状態で各回に臨むこと。 |
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授業内容 | 演劇稽古 |
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13 | タイトル | 演劇発表/本番に向けた準備・リハーサル |
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事前学習 事後学習 | 本番に向けた準備 |
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授業内容 | 演劇稽古 |
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14 | タイトル | 演劇発表/本番 |
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事前学習 事後学習 | 本番に向けた準備 |
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授業内容 | 演劇発表 |
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15 | タイトル | まとめ、総括 |
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事前学習 事後学習 | 本番に向けた準備 |
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授業内容 | 演劇発表
気づき・発見となった事柄を自由記述で提出してもらう。 |
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16 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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17 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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18 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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19 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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20 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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21 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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22 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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23 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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24 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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25 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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26 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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27 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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28 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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29 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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30 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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<実務経験のある教員による授業科目の概要> |
教員の実務:演出家・脚本家(演出者協会会員、山梨県立県民文化ホールアーティスティックアドバイザー) 俳優・歌唱指導(東京芸術大学音楽学部声楽科バス専攻卒業、帝劇・日生劇場・シアタークリエ等で出演) 教育方法:実際的なワークショップのファシリテートと、演劇の稽古の開催。演劇の創作過程において各参加者が自主的に関われる場作りと促しを行う。 演劇的・芸術的な観点で作品が創作されるために、学生と協働し、向かう方向性を具体化していく。 |
<備考>
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身体を動かすことも多いため、動きやすい服装で受講すること。 他大学や社会人等とともに学ぶ「PENTAS YAMANASHI」の科目です。
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