山梨大学電子シラバス>検索結果一覧>授業データ



授業科目名 政策づくりの技法
時間割番号 CPYK18
担当教員名 保坂 久
開講学期・曜日・時限 前期・(未登録)・(未登録) 単位数 1
<対象学生>
全学部2年生以上対象
<授業の目的>
この科目は「連携開設科目(主幹大学:山梨県立大学)」です。
授業の実施日については、大学ホームページ(https://www.yamanashi.ac.jp/campuslife/332)に掲載「教養教育連携開設科目履修ガイド」の令和5年度連携開設科目(主幹大学:山梨県立大学)一覧(PENTAS YAMANASHI)を確認してください。

主に、自治体への就職を考えている学生や若手自治体職員を対象に、自治体政策担当者の視点から、ワークショップ形式により企画政策を立案するのに必要となる基礎的な知識や考え方を指導する。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
全学共通教育科目向け
記号コンピテンシー(能力・資質)説明 
A共通汎用能力5・問題解決力課題設定力課題を明らかにし、解決すべき「問い」を立てることができる。
B構想力多様な解決方法を案出・検討し、適切な方法を選択できる。
C計画力課題の解決に向けた実現可能な計画を具体的に立案できる。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
共通
1地方行政における政策担当業務やその中での政策策定プロセスの概要を理解することができる。A
2政策策定プロセスに基づいて、政策を提案することができる。B
3政策担当者の視点から、意欲的に課題に取り組むことができる。C
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
140%各回の発表により、政策担当業務や政策策定プロセスの概要を理解することができたか評価する
240%政策提案の発表により、プロセスに基づいて政策を提案することができたか評価する
320%各回の授業参加姿勢により、政策担当者の視点から意欲的に課題に取り組むことができたか評価する
合計100% 
<授業の方法>
<アクティブラーニングを取り入れた教育方法>
 講義内容を踏まえたワークショップ形式で行う。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
自治体の政策担当者に求められる知識とスキルを、自ら学ぶワークショップ形式で進めます。元自治体政策担当者が現場の実例を交えて実践的な学びの場を作ります。
企画政策系の職員を目指す方には、とても役立つ内容です。
<テキスト>
  1. なし
<参考書>
  1. 大森彌, 大杉覚著, これからの地方自治の教科書, 第一法規, ISBN:9784474069503,
    (2019年出版)

  2. 西寺雅也, 自律自治体の形成, 公人の友社
<授業計画の概要>
1タイトルオリエンテーション、政策の基礎
事前学習
事後学習
シラバスを事前に読み、授業全体のイメージを持って参加する。
授業内容我が国における地方自治体の立場を説明することで、政策立案における基礎を理解する。
2タイトル地方行政の理解
事前学習
事後学習
授業内容を確認するとともに、次回の授業に向けた準備を行う。
授業内容地方自治体の役割、仕組み、財政及び政策担当の業務を知る。
3タイトル政策と企画
事前学習
事後学習
授業内容を確認するとともに、次回の授業に向けた準備を行う。
授業内容政策体系及び政策を実現する上でのプロセスを理解する。
4タイトル総合計画の策定プロセス
事前学習
事後学習
授業内容を確認するとともに、次回の授業に向けた準備を行う。
授業内容地方シンクタンクの視点から、総合計画立案のプロセスについて解説する。
5タイトル政策と市民協働
事前学習
事後学習
授業内容を確認するとともに、次回の授業に向けた準備を行う。
授業内容政策を実現する上での市民協働の関係とその重要性について解説する。
6タイトル政策提案①
事前学習
事後学習
授業内容を確認するとともに、次回の授業に向けた準備を行う。
授業内容個人またはグループにより、特定の自治体について統計データをもとに政策アイデアを考える。
7タイトル政策提案②
事前学習
事後学習
授業内容を確認するとともに、次回の授業に向けた準備を行う。
授業内容個人またはグループにより、特定の自治体について統計データをもとに政策提案を検討する。
8タイトル発表、振り返り
事前学習
事後学習
課題に関する発表準備を行う。
授業内容検討した政策提案を発表、共有する。
<実務経験のある教員による授業科目の概要>
担当教員は、元南アルプス市職員。企画広報担当、政策秘書担当、政策研究担当リーダー、市民活動センター所長、南アルプスIC拠点整備室長、総合政策部理事を歴任。政策体系構築や首長プロジェクト立ち上げ、エリア開発や集客施設の立案、市民活動支援や人材育成によるまちづくりなど、企画政策、まちづくりに長く携わる。実務経験を活かし、行政の現場に即した技術の習得を目指す。また、以下の回においては、実務経験者をゲスト講師として迎え、実践的な指導を行う。
佐藤文昭(第4回):公益財団法人山梨総合研究所調査研究部長、山梨県立大学特任教授
新津 幸(第5回):南アルプス市市民活動コーディネーター、特定非営利活動法人子育て支援センターちびっこはうす理事、やまなし大使。
<備考>
・他大学の学生や社会人等とともに学ぶ「PENTAS YAMANASHI」の科目です。