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授業科目名 観光実践マネジメント講座
時間割番号 CPYK13
担当教員名 瀬戸川 礼子/安藤 勝洋
開講学期・曜日・時限 後期・水・V 単位数 1
<対象学生>
全学部生
<授業の目的>
この科目は「連携開設科目(主幹大学:山梨県立大学)」です。
授業の実施日については、大学ホームページ(https://www.yamanashi.ac.jp/campuslife/332)に掲載「教養教育連携開設科目履修ガイド」の令和5年度連携開設科目(主幹大学:山梨県立大学)一覧(PENTAS YAMANASHI)を確認してください。

本講義は、経営ジャーナリスト・中小企業診断士である講師が約30年にわたる取材の中で培った知見を、現役の女将(おかみ)さんおよびクレーム対応のプロとともに紹介していく講座です。
観光サービス業をはじめ、あらゆる事業に欠かせない高付加価値化。この土台となる考え方と具体的な実践マネジメント方法を、良い会社の実例とともに学びます。
全国の旅館、ホテル、飲食業、またものづくり企業など、多様な業界に高付加価値化のヒントがあります。
現地の写真や図表を用いながら、感性と論理の両面から実践的なマネジメントを学びます。
また、現場のプロをゲスト講師に迎え、リアルな思いと行動を直接聞く機会も設けます。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
全学共通教育科目向け
記号コンピテンシー(能力・資質)説明 
A共通教養多様な知識の獲得単位を取得した教養教育科目の概要と、重要な基礎的事項を説明できる。
B汎用能力4・論理的思考力情報を多面的・客観的にとらえ、筋道を立てて根拠を示しながら説明できる。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
共通
1付加価値の基礎や実践について人に説明できる。A
2付加価値という概念を自分の中に培い、応用できる。B
3情緒的感性と論理的思考を同時に育み、行動につなげる。
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
130%各回の講義の課題レポートで自らの言葉で説明できたか評価する
240%課題レポートで理解度と応用の可能性を評価する
330%各回の授業参加姿勢で感性、思考、行動を評価する
合計100% 
<授業の方法>
Zoomによる同時双方向型の遠隔授業で実施します。
実施後1週間程度、オンデマンド配信を行います。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
瀬戸川礼子さんは約30年間の取材歴の中で、一般企業および旅館の女将さん取材を同時並行で行ってきました。全国3000社を超える現地取材で見聞きした「高付加価値」への取り組みの中から、売り手・買い手・世間の三方にとって有益な、持続可能な実例を、写真や図ともに分かりやすくご紹介します。また、現場の実践的な話を学ぶ時間も設けています。理論と実践と共に学んで活かしましょう。
<テキスト>
  1. 瀬戸川 礼子, 「いい会社」のよきリーダーが大切にしている7つのこと, 内外出版社,
    (2017/11/24)
<参考書>
  1. 女将さんのこころ その三, 旅行新聞新社,
    (2021/12/1)

  2. 授業内で適宜紹介します。
<授業計画の概要>
1タイトル高付加価値を目指す組織マネジメント理論 顧客満足(CS)と社員満足(ES)
事前学習
事後学習
・授業後に課題レポートを提出する。
授業内容講師による講義とその内容に関するディスカッション
2タイトル事例1:ゲスト講師:富山県「ホテル黒部」女将・中島ルミ子さん
事前学習
事後学習
・授業後に課題レポートを提出する。
・Web等を通じて講義の事前・事後にゲスト講師の取り組みについて自習を行う。
授業内容ゲスト講師による講義とその内容に関するディスカッション
3タイトル事例2:ゲスト講師:山梨県「源泉舘」女将・依田 由有子さん
事前学習
事後学習
・授業後に課題レポートを提出する。
・Web等を通じて講義の事前・事後にゲスト講師の取り組みについて自習を行う。
授業内容ゲスト講師による講義とその内容に関するディスカッション
4タイトル中間まとめ(人間力と付加価値、ほか)
事前学習
事後学習
・授業後に課題レポートを提出する。
授業内容コース前半の振り返りと自己評価
5タイトル異業種の好例に学ぶ高付加価値マネジメント
事前学習
事後学習
・授業後に課題レポートを提出する。
授業内容講師による講義とその内容に関するディスカッション
6タイトル事例3:ゲスト講師:クレーム対応のプロである高萩徳宗さん
事前学習
事後学習
・授業後に課題レポートを提出する。
・Web等を通じて講義の事前・事後にゲスト講師の取り組みについて自習を行う。
授業内容ゲスト講師による講義とその内容に関するディスカッション
7タイトル事例4:ゲスト講師:長野県「RAKO華乃井ホテル」女将・白鳥和美さん
事前学習
事後学習
・授業後に課題レポートを提出する。
・Web等を通じて講義の事前・事後にゲスト講師の取り組みについて自習を行う。
授業内容ゲスト講師による講義とその内容に関するディスカッション
8タイトルまとめ(順番の重要性、マネジメントと管理の違い、ほか)
事前学習
事後学習
・授業後に課題レポートを提出する。
・最終レポート
授業内容コース全体の振り返りと自己評価
<実務経験のある教員による授業科目の概要>
経営ジャーナリスト・中小企業診断士である実務経験をいかし、当該科目の理論と実践とを統合させた教育を行います。
<備考>
・著名なゲスト講師をお呼びしますので、遅刻厳禁でお願いします。
・他大学の学生や社会人等とともに学ぶ「PENTAS YAMANASHI」の科目です。