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授業科目名 実用中国語
時間割番号 CPYK08
担当教員名 賀 南
開講学期・曜日・時限 後期・(未登録)・(未登録) 単位数 1
<対象学生>
全学部生
<授業の目的>
この科目は「連携開設科目(主幹大学:山梨県立大学)」です。
授業の実施日については、大学ホームページ(https://www.yamanashi.ac.jp/campuslife/332)に掲載「教養教育連携開設科目履修ガイド」の令和5年度連携開設科目(主幹大学:山梨県立大学)一覧(PENTAS YAMANASHI)を確認してください。

山梨県は、富士山や武田信玄などに代表される、自然環境や歴史文化財の魅力で、多くの外国人観光客を引き付けてきました。特にその言語別内訳をみると、中国語圏からの訪日客が半数以上を占め、圧倒的多数を占めています。
本科目では、中国語圏の観光客に焦点を当てた、実践的なガイド研修を行います。観光案内に必要となる基本的なやり取りを中心に、本県をガイドする際に使用頻度が高い単語、基本文型、そして会話時のポイント等を学んでいきます。特に実践性を重視し、県内の河口湖エリアのスポットを想定し、通訳案内が可能となることを目標とします。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
全学共通教育科目向け
記号コンピテンシー(能力・資質)説明 
A共通教養地域理解自らの生活の場である地域の特色・課題を説明できる。
B異文化理解と外国語リテラシー自文化と異文化に対する知識と理解を基に、自己や社会のあり方について相対的視点から意見を述べることができる。
「英語」で自らの専攻分野の内容を理解し、その内容について簡単に表現することができる。
「ドイツ語・フランス語・スペイン語・中国語」で基礎的な内容について読み書き、口頭でのやりとり・意思疎通ができる。
C汎用能力1・コミュニケーションスキル口頭発表力自分の意見を、一定の論理的根拠を伴って、わかりやすく話すことができる。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
共通
1山梨県の観光案内での使用頻度の高い中国語を学ぶことができる。A
2中級レベルを想定し、総合的な中国語能力を活用したコミュニケーションができる。B
3シーンごとに要点を押さえた説明ができる。C
4ある程度自分の思いや考えを言語化することができる。A
5中国人の視点で、山梨県の地域魅力を発信することができる。A
6山梨県地域通訳案内士を目標に、特定のテーマで山梨県の地域魅力を発信することができる。
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
120%口頭発表や現地演習により、観光案内で使用頻度の高い中国語を学ぶことができたか評価する。
220%参加態度・姿勢により、中国語を活用したコミュニケーションができたか評価する。
320%参加態度・姿勢により、要点を押さえた説明ができたか評価する。
420%課題やレポートにより、思いや考えを言語化することができたか評価する。
510%参加態度・姿勢により、中国人の視点で、山梨県の地域の魅力を発信することができたか評価する。
610%参加態度・姿勢により、特定のテーマで地域の魅力を発信することができたか評価する。
合計100% 
<授業の方法>
1、座学では、ペアでのロールプレイングやグループ発表を多く取り入れます。現地演習ではさらなる中国語の発信力、コミュニケーション力の向上を図っていきます。
2、講義は、なるべく対面と現地演習で実施する予定ですが、コロナ禍の状況によっては、やむを得ずオンライン(双方向)と対面のハイブリット、あるいはオンライン(双方向)のみでの実施へ変更する場合があります。やむを得ずオンライン授業(双方向)を実施する場合は、「google classroom」か「ZOOM」を使用する予定です。
3、対面授業を実施する場合でも、あわせてクラスルームなどを使用して必要な連絡を行い、課題提出を課する予定です。
4、最終日は、実際に案内するスポットで中国語を使った模擬ガイド演習を行っていただき、講評やアドバイスを行う予定です。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
観光通訳と聞くと、ハードルが高いと思うかもしれません。しかしシーンごとに要点をおさえれば、シンプルな短い会話文でも「山梨県の魅力を伝える」ことができます。私と一緒に、中国語を楽しく活用してみませんか。
<テキスト>
  1. 教科書の指定はありません。随時紙媒体のプリントやパワーポイント資料などを配布します。
<参考書>
  1. 篠原征子 [著], ツーリズム中国語 : ようこそ日本へ!, 駿河台出版社, ISBN:9784411031280,
    (2020年出版)

  2. 塚本慶一, 芳沢ひろ子共著, 中国語で案内する日本, 研究社, ISBN:9784327394301,
    (2015年出版)
<授業計画の概要>
1タイトルガイダンス、ウォーミングアップ
事前学習
事後学習
事前学習として、指定した講義資料を読み、講義対象の概要を学習して来てください(20分)
授業内容この授業全体の到達目標、授業の進め方、課題提出の仕方、成績評価の仕方に関するガイダンスを行います。発音練習などのウォーミングアップを行います。
2タイトルあいさつと出迎え
事前学習
事後学習
授業の振り返り(講義の成果と課題)を指定した意見用紙に記入します。指定した資料を読み、次回の事前準備をしていただきます(20分)
授業内容あいさつと出迎え、名前・人数確認などに関する中国でのキーワードと、主要センテンスを学びます。あわせて履修者同士でロールプレイを行います。
3タイトルツアースケジュールの説明
事前学習
事後学習
事前学習として、指定した講義資料を読み、講義対象の概要を学習して来てください(20分)
授業内容当日のツアー内容と予定時間の説明に関する中国でのキーワードと、主要センテンスを学びます。あわせて履修者同士でロールプレイを行います。
4タイトルツアースケジュールの変更と新しい提案
事前学習
事後学習
授業の振り返り(講義の成果と課題)を指定した意見用紙に記入します。指定した資料を読み、次回の事前準備をしていただきます(20分)
授業内容当日のトラブルによるツアー内容変更と新しい提案の説明に関する中国でのキーワードと、主要センテンスを学びます。あわせて履修者同士でロールプレイを行います。
5タイトル食事・買い物の案内
事前学習
事後学習
事前学習として、指定した講義資料を読み、講義対象の概要を学習して来てください(20分)
授業内容食事や買い物の案内に関する中国でのキーワードと、主要センテンスを学びます。あわせて履修者同士でロールプレイを行います。
6タイトル県内の観光スポットの案内
事前学習
事後学習
授業の振り返り(講義の成果と課題)を指定した意見用紙に記入します。指定した資料を読み、次回の事前準備をしていただきます(20分)
授業内容山梨県内の主要観光スポットの案内に関する中国でのキーワードと、主要センテンスを学びます。あわせて履修者同士でロールプレイを行います。
7タイトル現地演習(1):河口湖エリア(1)
事前学習
事後学習
事前学習として、指定した講義資料を読み、講義対象の概要を学習して来てください(20分)
授業内容ユニット1~ユニット6で身につけた表現を、河口湖エリアの案内ポイント1で、模擬演習を通じて実践します。
8タイトル現地演習(2):河口湖エリア(2)
事前学習
事後学習
フィールドワークでの休憩時間などを使用して、現時点での成果と課題を議論します(20分)
授業内容ユニット1~ユニット6で身につけた表現を、河口湖エリアの案内ポイント2で、模擬演習を通じて実践します。
9タイトル現地演習(3):河口湖エリア(3)
事前学習
事後学習
事後学習として、授業の振り返り(講義の成果と課題)を指定した意見用紙に記入します(20分)。
授業内容ユニット1~ユニット6で身につけた表現を、河口湖エリアの案内ポイント3で、模擬演習を通じて実践します。
<備考>
1, 学生の方は中国語(科目を問わず)を4単位以上取得、社会人の方は1年以上の学修歴が望ましいです。
2, 学外実習については、交通費・参観費などの若干の実費が発生する可能性があります(詳細は、開講時にお知らせします)。
3, コロナ禍の状況、クラスの人数や講義の進行状況によっては、講義の内容や順番が変更となる場合があります。その際は、順次「google classroom」を通じて連絡します。
4, 他大学の学生や社会人等とともに学ぶ「PENTAS YAMANASHI」の科目です。