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授業科目名 中国語中級II(コミュニケーション)
時間割番号 CCM204C
担当教員名 蒋 秋菊
開講学期・曜日・時限 後期・火・I 単位数 2
<対象学生>
中国語Ⅱの単位修得者
<授業の目的>
・初級I・IIや中級Iで学んだ知識や技能を土台として、語と語の細かな使い分け等に配慮し、中国語として自然な表現方法を身に付ける。
・学んだ知識を活かしたコミュニケーション能力を身に着ける。
・人間の言語文化が持つ様々な創造性を体験し、精緻で深遠な言語文化への共感を基礎に、日本や外国の多様な文化を人類共有の財産として大切にする姿勢を身に着ける。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
全学共通教育科目向け
記号コンピテンシー(能力・資質)説明 
A共通教養多様な知識の獲得単位を取得した教養教育科目の概要と、重要な基礎的事項を説明できる。
B異文化理解と外国語リテラシー自文化と異文化に対する知識と理解を基に、自己や社会のあり方について相対的視点から意見を述べることができる。
「英語」で自らの専攻分野の内容を理解し、その内容について簡単に表現することができる。
「ドイツ語・フランス語・スペイン語・中国語」で基礎的な内容について読み書き、口頭でのやりとり・意思疎通ができる。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
共通
1語と語の細かな使い分け等に配慮し、中国語として自然な表現方法を活用してコミュニケーションを行うことができる。B
2中国語や中国文化に関する様々な事象について説明できる。A
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
190%期末試験・小テスト/レポート・受講態度(発音・文法・語彙の3要素を、適切に運用できているか)
210%小テスト/レポート・受講態度(外国語やその文化圏に関する知識を、積極的に得ようとしているか)
合計100% 
<授業の方法>
演習形式で授業を進める。
事前学習を必須とする。
毎回受講者が発音したり質問に答えたりすることにより実践的訓練を行う。
面接授業を主とするが、状況によりライブ型を併用する。
面接授業:マスクを着用させ、学生間の距離はできるだけ空ける。定期的に窓を開けて換気を行う。授業前、後に手洗い・手指消毒を徹底する。
ライブ型:教員がTeams、Zoom等により毎回同時双方向で学生にライブ講義を配信する。適宜学生の思考の時間・質問等の時間を設ける。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
予習と復習を前提に授業を進めていくので、それを怠らずに授業に臨んでほしい。

また、できるだけ会話練習の仲間を作って、積極的に会話に加わるように。
<テキスト>
  1. 姫 梅 Ji Mei, チャイニーズ・サバイバル for Biz, 朝日出版社, ISBN:9784255453781
<参考書>
  1. 相原茂, 作文ルール 66 日中翻訳技法, 朝日出版社, ISBN:9784255451381
<授業計画の概要>
1タイトルガイダンスとウオーミングアップ
事前学習
事後学習
事前学習:第1課 自己紹介 を音源について読んでくる
事後学習;次週の内容を予習しておく
授業内容ガイダンスのあと第1課を朗読、訳す。中国語で隣同士であいさつを交わす
2タイトル第2課 電話を掛ける 
事前学習
事後学習
事前学習:新出単語とポイント兼語文、結果補語について予習
事後学習:電話を掛ける時によく使う表現を覚える
授業内容電話を掛ける会話、関連表現の学習とグループでの会話練習
3タイトル第3課 日程調整  動作の進行、または状態の持続
事前学習
事後学習
事前学習:新出単語、兼語文、結果補語について予習しておく
事後学習:本文の朗読、暗誦
授業内容新出単語と会話、そして日程調整の関連表現を学習し、ペアで会話練習する
4タイトル第4課 飛行機で  選択疑問文、「把~」構文
事前学習
事後学習
事前学習:新出単語、本文の朗読
事後学習:「把~」構文や依頼、感謝の表現を覚える
授業内容「快要――了/就要―― 了」などを再確認し、「把~」構文の使い方や会話を学習する
5タイトル第5課 入国の手続き  「把~」構文2と経験の表現
事前学習
事後学習
事前学習:新出単語、本文の朗読
事後学習:「把~」構文2、と経験の表現を使って文を作ってみる 依頼の表現を覚える
授業内容会話文の学習、朗読 和訳と会話練習
6タイトル前の週の内容を振り返る 第6課   空港のインフォメーションで
事前学習
事後学習
事前学習:新出単語、本文の朗読
事後学習:道を尋ねる表現を覚える
授業内容量詞と指示詞の組み合わせの使い方、ショッピングの会話を学習する
「??」「先――然后――」の学習と方位詞の再確認
7タイトル中間復習
事前学習
事後学習
第1課から第6課まで(単語と場面会話)の復習
授業内容これまでの学習内容の復習と場面別の会話を発表する
8タイトル第7課 ホテルでチェックイン
事前学習
事後学習
事前学習:新出単語、本文の朗読
事後学習:宿泊手続きをする時に役立つ表現
授業内容「能」と「可以」の使い方、数字に関する中国人の好み
ホテルでチェックインの時よく使われる表現
9タイトル第8課 会社訪問
事前学習
事後学習
事前学習:新出単語、本文の朗読
事後学習:受付で役に立つ会話を覚える
授業内容「又」と「再」の使い方 会話の朗読、ペアでの練習
10タイトル第9課 歓迎のお食事会  
事前学習
事後学習
事前学習:新出単語、本文の朗読
事後学習:応答表現 中日テーブルマナーの異同
授業内容 会話の朗読、和訳 連動文と「?」の再確認 ペアでの会話練習
11タイトル第10課 デパートにてショッピング
事前学習
事後学習
事前学習:新出単語、本文の朗読
事後学習:接客時の表現
授業内容単語、本文の朗読 様態補語、可能表現、使役文の再確認
12タイトル第10課 デパートにてショッピング
事前学習
事後学習
事前学習:新出単語、本文の朗読
事後学習:ポイントの復習と会話練習
授業内容単語、本文の朗読 様態補語、可能表現、使役文の再確認 会話を練習する
13タイトル第11課 観光案内所にて
事前学習
事後学習
事前学習:新出単語、本文の朗読
事後学習:提案、アドバイスの表現
授業内容新出単語と本文の学習、可能の表現、仮定表現の学習
14タイトル総復習
事前学習
事後学習
事前学習:これまでの総復習、問題点を整理する
事後学習:試験に備える
授業内容質疑応答、会話の発表
15タイトル総括評価・まとめ
事前学習
事後学習
事前学習:後期学習事項の復習
事後学習:後期学習状況の自己点検
授業内容出題意図の説明、期末試験
<備考>
履修者の状況によって、進度や内容を微調整する場合がある。