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授業科目名 情報科教育法II
時間割番号 TPT208
担当教員名 早川 保彰/服部 元信
開講学期・曜日・時限 集中・(未登録)・(未登録) 単位数 2
<対象学生>
教員免許状関係科目「情報科教育法I 」の単位を修得済み,または修得見込みで,情報で教育実習を行う予定であることを前提とする
<授業の目的>
「情報科教育法I 」の内容を深化させ,また「教育実習」を踏まえて,高校の共通教科「情報」及び専門教科「情報」を実際に担当して授業を実施するのに必要な実践的能力を習得する。そのために,「情報I」「情報II」の内容をそれぞれ詳細に検討すると同時に,複数の教科書の間における記述についての比較検討を行う。また,自身を普通教科「情報」の担当教員という立場であると想定し,ICTを用いた授業に関する動画も参考にしつつ,実際に授業準備から模擬授業までを行う。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
工学部>コンピュータ理工学科向け
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシー未選択
1「情報I」「情報II」という2科目の内容を説明できること
2各科目における複数の教科書間の記述について相違を説明できること
3学習指導案の作成,教材開発,授業実施までの一連の業務を遂行する能力を習得し,授業実践できること
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
135%レポートや課題成果物及び授業内活動で該当する内容について説明できていたか否かを評価する
230%レポートや課題成果物及び授業内活動で該当する内容について説明できていたか否かを評価する
335%学習指導案に基づき授業実践ができていたか否かを評価する
合計100% 
<授業の方法>
・実際の高等学校教員の生活ペースを想定し,準備に割くことができる時間に制限がある中で効率的に授業準備を行う術を修得する
・高校の情報の教科書を指導案作成・模擬授業に使用する予定である
・自身が実施した模擬授業をビデオで撮影し,授業の後に分析を行う
・授業の実施形態は面接授業とする予定である
<受講に際して・学生へのメッセージ>
(未登録)
<テキスト>
  1. 文部科学省, 高等学校学習指導要領解説(平成30年告示) 情報編, 開隆堂, ISBN:978-4-304-02163-3
  2. 鹿野利春 高橋参吉 西野和典編著 鷹岡亮ほか著, 情報科教育法, 実教出版, ISBN:978-4-407-35521-5
<参考書>
  1. 久野靖 辰巳丈夫監修 大岩元ほか著, 情報科教育法 改訂第3版, オーム社, ISBN:978-4-274-21920-7
  2. 松原伸一, 情報科教育法の新しいステージ, 開隆堂, ISBN:978-4-304-02093-3
<授業計画の概要>
1タイトルオリエンテーション,「情報I」の内容吟味,教科書の比較考察
事前学習
事後学習
・授業振り返りシートに当該授業に関わる事前内容を記載しておくこと
・授業振り返りシートに当該授業に関わる事後内容を記載し、講師宛電子メールで提出すること
授業内容・「情報I」の内容について、高等学校の教科書を用い、模擬授業用の指導領域を検討します
2タイトル年間計画及び学習指導案の作成
事前学習
事後学習
・授業振り返りシートに当該授業に関わる事前内容を記載しておくこと
・授業振り返りシートに当該授業に関わる事後内容を記載し、講師宛電子メールで提出すること
授業内容・「情報I」について授業年間計画例を示します
・学習指導案の作成の仕方について講義を行います
3タイトル模擬授業1:授業準備 - 学習指導案の作成
事前学習
事後学習
・授業振り返りシートに当該授業に関わる事前内容を記載しておくこと
・授業振り返りシートに当該授業に関わる事後内容を記載し、講師宛電子メールで提出すること
授業内容・前回講義に基づいて学習指導案を作成します
4タイトル模擬授業1:授業準備 - 教材の整備・開発
事前学習
事後学習
・授業振り返りシートに当該授業に関わる事前内容を記載しておくこと
・授業振り返りシートに当該授業に関わる事後内容を記載し、講師宛電子メールで提出すること
授業内容・教材の準備を実践する
5タイトル模擬授業1:授業実施 - 実施の後,ビデオを見て授業分析
事前学習
事後学習
・授業振り返りシートに当該授業に関わる事前内容を記載しておくこと
・授業振り返りシートに当該授業に関わる事後内容を記載し、講師宛電子メールで提出すること
授業内容・高等学校現場での授業または講義内仮想授業を行います
6タイトル模擬授業2:授業準備 - 学習指導案の作成
事前学習
事後学習
・授業振り返りシートに当該授業に関わる事前内容を記載しておくこと
・授業振り返りシートに当該授業に関わる事後内容を記載し、講師宛電子メールで提出すること
授業内容・前回講義に基づいて学習指導案を作成します
7タイトル模擬授業2:授業準備 - 教材の整備・開発
事前学習
事後学習
・授業振り返りシートに当該授業に関わる事前内容を記載しておくこと
・授業振り返りシートに当該授業に関わる事後内容を記載し、講師宛電子メールで提出すること
授業内容・教材の準備を実践します
8タイトル模擬授業2:授業実施 - 実施の後,ビデオを見て授業分析
事前学習
事後学習
・授業振り返りシートに当該授業に関わる事前内容を記載しておくこと
・授業振り返りシートに当該授業に関わる事後内容を記載し、講師宛電子メールで提出すること
授業内容・高等学校現場での授業または講義内仮想授業を行います
9タイトル「情報II」の内容吟味,教科書の比較考察
事前学習
事後学習
・授業振り返りシートに当該授業に関わる事前内容を記載しておくこと
・授業振り返りシートに当該授業に関わる事後内容を記載し、講師宛電子メールで提出すること
授業内容・「情報II」の内容について、高等学校の教科書を用い、模擬授業用の指導領域を検討します
10タイトル模擬授業3:授業準備 - 学習指導案の作成
事前学習
事後学習
・授業振り返りシートに当該授業に関わる事前内容を記載しておくこと
・授業振り返りシートに当該授業に関わる事後内容を記載し、講師宛電子メールで提出すること
授業内容・学習指導案を作成します
11タイトル模擬授業3:授業準備 - 教材の整備・開発
事前学習
事後学習
・授業振り返りシートに当該授業に関わる事前内容を記載しておくこと
・授業振り返りシートに当該授業に関わる事後内容を記載し、講師宛電子メールで提出すること
授業内容・教材の準備を実践します
12タイトル模擬授業3:授業実施 - 実施の後,ビデオを見て授業分析
事前学習
事後学習
・授業振り返りシートに当該授業に関わる事前内容を記載しておくこと
・授業振り返りシートに当該授業に関わる事後内容を記載し、講師宛電子メールで提出すること
授業内容・高等学校現場での授業または講義内仮想授業を行います
13タイトル指導要領改訂について
事前学習
事後学習
・「高等学校学習指導要領解説(平成30年告示) 情報編」に目を通しておくこと
・授業振り返りシートに当該授業に関わる事前内容を記載しておくこと
・授業振り返りシートに当該授業に関わる事後内容を記載し、講師宛電子メールで提出すること
授業内容・「高等学校学習指導要領解説(平成30年告示) 情報編」を利用した講義を行います
14タイトル専門教科「情報」の内容吟味,変遷
事前学習
事後学習
・授業振り返りシートに当該授業に関わる事前内容を記載しておくこと
・授業振り返りシートに当該授業に関わる事後内容を記載し、講師宛電子メールで提出すること
授業内容・「高等学校学習指導要領解説(平成30年告示) 情報編」を利用した講義を行います
15タイトル成績評価の手法再考,まとめ
事前学習
事後学習
・授業振り返りシートに当該授業に関わる事前内容を記載しておくこと
・授業振り返りシートに当該授業に関わる事後内容を記載し、講師宛電子メールで提出すること
授業内容・観点別評価等の評価規準を作成します
<実務経験のある教員による授業科目の概要>
本授業科目の講師は,平成12年教育職員免許法改正附則第2項により,新教科「情報」現職教員等講習会講師を務めると同時に高等学校教諭一種免許「情報」を取得,その後,普通教科「情報」を担当する等,高等学校教育における情報学に十分に精通している。
<備考>
・テキストとして指示してある,高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説情報編については,文部科学省のWEB(https://www.mext.go.jp/content/1407073_11_1_2.pdf)よりダウンロードしたものでも可能である
・模擬授業について,新型コロナウィルス感染症等の影響が無い場合は,現高校生を生徒として実施することもある
・集中講義形式であるので,上記の15回の内容を実施日程の中に納めるため数回分の内容を同日に行う場合もある