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授業科目名 運動の力学I演習
時間割番号 TJM213
担当教員名 寺田 英嗣/北村 敏也
開講学期・曜日・時限 後期・水・III 単位数 1
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的>
運動の力学Iにおいて、機械メカニズムの基礎、質点系の動力学、基本的な機構の力学について学習する。本演習では、材料と力学・機械要素などの知識を踏まえつつ、主に運動の力学Iと連動した演習問題を提示し、自ら考え解くとともに考え方の解説を行うことにより、より実践的な知識を身に着ける。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
工学部>メカトロニクス工学科向け
記号コンピテンシー(能力・資質) 
JM-A専門3.三分野のうち、一つ以上のより専門的な技術と知識。少なくとも一分野の技術と知識を十分に身につけ、さらに一つ以上の分野の技術と知識も身につける。1.機械分野機械要素や機構の動作を理解した上で、設計に適した機能を有する機械要素および機構を選択でき、それらを組み合わせた機器の設計をすることができる。
JM-B4.三分野の知識を利用した分野をまたがった活用アーキテクチャ、ハードウェア、プログラミング、電気信号、電子回路、センサ、アクチュエータ、機構、材料、等の関連性を考慮した上、総合的な設計をして製作ができる。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
JM
1機構・運動・振動現象に関する基礎について説明・計算できる。JM-A
2質点に作用する力から振動の素性を求めることができる。JM-B
3運動機構解析をすることができる。JM-A
4簡単な機構について、その運動と速度・加速度を解析することができる。JM-B
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
130%講義中に行う小テスト,演習,提出された課題により理解度を評価する.
230%講義中に行う小テスト,演習,提出された課題により理解度を評価する.
320%講義中に行う小テスト,演習,提出された課題により理解度を評価する.
420%講義中に行う小テスト,演習,提出された課題により理解度を評価する.
合計100% 
<授業の方法>
講義科目「運動の力学I」の演習として、基礎的問題から応用問題の演習を行う。
毎回小テストを課す。
グループで演習問題を解き、全体でのディスカッションを行う。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
力学・微積分・線形代数(行列・ベクトル)・微分方程式の知識
講義科目「運動の力学I」を履修していること。
<テキスト>
  1. 山田伸志他, 振動工学入門[改訂版], パワー社, ISBN:978-4-8277-1298-8,
    (運動と力学I、運動と力学IIでも使用する)

  2. 牧野 洋, 高野 政晴, 機械運動学, コロナ社, ISBN:4339041505,
    (運動と力学I、運動と力学IIでも使用する)
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
1タイトル力学、微積分の復習・演習
事前学習
事後学習
教科書を読み不明点を事前に確認すること。授業での講義内容を確認すること。
授業内容力学及び微積分の小テスト、振動現象に関する基礎的内容の演習
2タイトル1自由自由振動
事前学習
事後学習
教科書を読み不明点を事前に確認すること。授業での講義内容を確認すること。前週の演習内容を確認すること。
授業内容振動現象に関する基礎的内容の小テスト、1自由度自由振動に関する演習
3タイトル剛体の慣性モーメント、回転運動、振り子運動の演習
事前学習
事後学習
教科書を読み不明点を事前に確認すること。授業での講義内容を確認すること。前週の演習内容を確認すること。
授業内容1自由度自由振動に関する小テスト、質点及び剛体の回転運動と振り子運動に関する演習
4タイトル1自由非減衰振動に関する演習
事前学習
事後学習
教科書を読み不明点を事前に確認すること。授業での講義内容を確認すること。前週の演習内容を確認すること。
授業内容質点及び剛体の回転運動と振り子運動に関する小テスト、1自由非減衰振動に関する演習
5タイトル1自由度強制振動に関する演習
事前学習
事後学習
教科書を読み不明点を事前に確認すること。授業での講義内容を確認すること。前週の演習内容を確認すること。
授業内容1自由非減衰振動に関する小テスト、1自由度強制振動に関する演習
6タイトル振動伝達率に関する演習
事前学習
事後学習
教科書を読み不明点を事前に確認すること。授業での講義内容を確認すること。前週の演習内容を確認すること。
授業内容1自由度強制振動に関する小テスト、振動伝達率に関する演習
7タイトル過渡振動に関する演習
事前学習
事後学習
教科書を読み不明点を事前に確認すること。授業での講義内容を確認すること。前週の演習内容を確認すること。
授業内容振動伝達率に関する小テスト、過渡振動とラプラス変換を用いた解法に関する演習
8タイトル2自由度自由振動に関する演習
事前学習
事後学習
教科書を読み不明点を事前に確認すること。授業での講義内容を確認すること。前週の演習内容を確認すること。
授業内容過渡振動の解法に関する小テスト、2自由度自由振動と振動モードに関する演習
9タイトルオイラー・ラグランジュ方程式に関する演習
事前学習
事後学習
教科書を読み不明点を事前に確認すること。授業での講義内容を確認すること。前週の演習内容を確認すること。
授業内容2自由度自由振動の解法に関する小テスト、オイラーラグランジュ方程式を用いた運動方程式の導出に関する演習
10タイトルCase1の解法に関する講義と運動解析に関する演習
事前学習
事後学習
教科書P.20-23を読み不明点を事前に確認すること.
授業内容Case1の解法に関する講義と運動解析に関する演習
11タイトルCase2の解法に関する講義とCase1の解法に関する演習
事前学習
事後学習
教科書P.20-23を読み不明点を事前に確認すること.
授業内容Case2の解法に関する講義とCase1の解法に関する演習
12タイトルCase3の解法に関する講義とCase2の解法および自由度に関する演習
事前学習
事後学習
教科書P.20-23,6-15を読み不明点を事前に確認すること.
授業内容Case3の解法に関する講義とCase2の解法および自由度に関する演習
13タイトルCase4の解法に関する講義とCase3の解法および歯車に関する演習
事前学習
事後学習
教科書P.20-23,132-176を読み不明点を事前に確認すること.
授業内容Case4の解法に関する講義とCase3の解法および歯車に関する演習
14タイトル演習及び標準問題集の解説
事前学習
事後学習
標準問題集および教科書章末問題を事前に自主学習しておくこと.
授業内容演習及び標準問題集の解説
15タイトルCase4の解法およびリンク機構の運動に関する演習
事前学習
事後学習
教科書P.20-23,54-67を読み不明点を事前に確認すること.
授業内容Case4の解法およびリンク機構の運動に関する演習
<実務経験のある教員による授業科目の概要>
特に機構学分野では民間企業の生産技術研究所勤務の経験に基づき,実際の生産現場で用いられる自動組立機械を実例に講義を進める.
<備考>
(未登録)