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授業科目名 基礎化学
時間割番号 TEE105
担当教員名 二宮 啓/鍋谷 暢一
開講学期・曜日・時限 前期・火・II 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的>
この講義では前半に量子化学分野の基礎、後半に熱力学分野の基礎について学びます。化学は物質の学問であり、物質の組成、構造、性質、物質の生成の仕組みを理解するのに必要な最低限の知識を獲得すること、また、個々の物質などにこだわらず普遍的知識を得ることを目的とします。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
工学部>電気電子工学科向け
記号コンピテンシー(能力・資質) 
EE-A専門2.電子デバイス電子物性と量子力学の基礎的事項、半導体材料の電気的、熱的及び光応答特性(バンド構造、抵抗率、移動度、pn型、キャリア生成とキャリア寿命など)について説明できる。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
EE
1原子の基本的な構造について説明できる。EE-A
2量子論の基本概念や原子軌道を説明できる。EE-A
3電子の軌道配置を構成原理に従って明示できる。EE-A
4化学結合を分子軌道法の観点から説明できる。EE-A
5固体の主要な結晶構造について説明できる。EE-A
6熱力学の基本法則について説明できる。EE-A
7気体の状態変化に伴う基本的な計算ができる。EE-A
8化学反応を熱力学的見地から説明できる。EE-A
9相平衡を熱力学的見地から説明できる。EE-A
10化学反応の進行と平衡を熱力学見地から説明できる。EE-A
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
110%テスト・課題で該当する項目を正しく説明しかつ計算もできるかどうかを評価する。
210%テスト・課題で該当する項目を正しく説明しかつ計算もできるかどうかを評価する。
310%テスト・課題で該当する項目を正しく説明しかつ計算もできるかどうかを評価する。
410%テスト・課題で該当する項目を正しく説明しかつ計算もできるかどうかを評価する。
510%テスト・課題で該当する項目を正しく説明しかつ計算もできるかどうかを評価する。
610%テスト・課題で該当する項目を正しく説明しかつ計算もできるかどうかを評価する。
710%テスト・課題で該当する項目を正しく説明しかつ計算もできるかどうかを評価する。
810%テスト・課題で該当する項目を正しく説明しかつ計算もできるかどうかを評価する。
910%テスト・課題で該当する項目を正しく説明しかつ計算もできるかどうかを評価する。
1010%テスト・課題で該当する項目を正しく説明しかつ計算もできるかどうかを評価する。
合計100% 
<授業の方法>
本講義は「面接授業」にて実施する。
・マスクを着用し、学生間の距離はできるだけ空ける。
・定期的に窓を開けて、換気を行う。
・授業前と授業後に手洗いや手指消毒を徹底する。
なお、感染症の拡大状況によっては、「ライブ型」にて実施する可能性がある。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
高校で学習した数学、物理、化学を復習しておいてください。
受講前にテキストの該当部分をよく読んでください。また受講後には該当する項目の演習問題に取り組んでください。
<テキスト>
  1. 柴田茂雄, 物理化学の基礎, 共立出版, ISBN:4-320-04351-0
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
1タイトル基礎化学全体説明、電子の発見、原子模型、Planck定数
事前学習
事後学習
事前学習:受講前にテキストの該当部分をよく読んでください。
事後学習:受講後には該当する項目の演習問題に取り組んでください。
授業内容基礎化学全体、電子の発見、原子模型、Planck定数などについて学習します。
2タイトルBohrの理論、光電効果、粒子の波動性、量子の概念
事前学習
事後学習
事前学習:受講前にテキストの該当部分をよく読んでください。
事後学習:受講後には該当する項目の演習問題に取り組んでください。
授業内容Bohrの理論、光電効果、粒子の波動性、量子の概念などについて学習します。
3タイトル波動方程式、波動関数、量子数、原子軌道
事前学習
事後学習
事前学習:受講前にテキストの該当部分をよく読んでください。
事後学習:受講後には該当する項目の演習問題に取り組んでください。
授業内容波動方程式、波動関数、量子数、原子軌道などについて学習します。
4タイトル波動方程式、波動関数、量子数、原子軌道
事前学習
事後学習
事前学習:受講前にテキストの該当部分をよく読んでください。
事後学習:受講後には該当する項目の演習問題に取り組んでください。
授業内容波動方程式、波動関数、量子数、原子軌道などについて学習します。
5タイトル化学結合、分子軌道法
事前学習
事後学習
事前学習:受講前にテキストの該当部分をよく読んでください。
事後学習:受講後には該当する項目の演習問題に取り組んでください。
授業内容化学結合、分子軌道法などについて学習します。
6タイトル異核2原子分子、混成軌道、分子間力
事前学習
事後学習
事前学習:受講前にテキストの該当部分をよく読んでください。
事後学習:受講後には該当する項目の演習問題に取り組んでください。
授業内容異核2原子分子、混成軌道、分子間力などについて学習します。
7タイトル固体と結晶、ミラー指数、金属結合
事前学習
事後学習
事前学習:受講前にテキストの該当部分をよく読んでください。
事後学習:受講後には該当する項目の演習問題に取り組んでください。
授業内容固体と結晶、ミラー指数、金属結合などについて学習します。
8タイトル中間期評価・まとめ
事前学習
事後学習
事前学習:受講前に1-7の項目を復習しておいてください。
事後学習:中間期評価でできなかった課題を復習してください。
授業内容中間期評価・まとめを行います。
9タイトル理想気体、熱力学第一法則、エンタルピー
事前学習
事後学習
事前学習:受講前にテキストの該当部分をよく読んでください。
事後学習:授業の最後に実施した小課題および関連課題の復習を行ってください。
授業内容理想気体、熱力学第一法則、エンタルピーなどについて学習します。
10タイトル気体の状態変化、カルノーサイクル
事前学習
事後学習
事前学習:受講前にテキストの該当部分をよく読んでください。
事後学習:授業の最後に実施した小課題および関連課題の復習を行ってください。
授業内容気体の状態変化、カルノーサイクルなどについて学習します。
11タイトル熱力学第二法則、エントロピー、自由エネルギー
事前学習
事後学習
事前学習:受講前にテキストの該当部分をよく読んでください。
事後学習:授業の最後に実施した小課題および関連課題の復習を行ってください。
授業内容熱力学第二法則、エントロピー、自由エネルギーなどについて学習します。
12タイトル熱化学、1成分系の相平衡、状態図
事前学習
事後学習
事前学習:受講前にテキストの該当部分をよく読んでください。
事後学習:授業の最後に実施した小課題および関連課題の復習を行ってください。
授業内容熱化学、1成分系の相平衡、状態図などについて学習します。
13タイトル2成分系の相平衡、溶液の蒸気圧降下や沸点上昇
事前学習
事後学習
事前学習:受講前にテキストの該当部分をよく読んでください。
事後学習:授業の最後に実施した小課題および関連課題の復習を行ってください。
授業内容2成分系の相平衡、溶液の蒸気圧降下や沸点上昇などについて学習します。
14タイトル化学平衡、平衡定数
事前学習
事後学習
事前学習:受講前にテキストの該当部分をよく読んでください。
事後学習:授業の最後に実施した小課題および関連課題の復習を行ってください。
授業内容化学平衡、平衡定数などについて学習します。
15タイトル期末期評価・まとめ
事前学習
事後学習
事前学習:受講前に9-14の項目を復習しておいてください。
事後学習:期末期評価でできなかった課題を復習してください。
授業内容期末期評価・まとめを行います。
<備考>
総合的に評価して、上記目標の6割以上を達成したと認められるものを合格とします。