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授業科目名 情報システムと社会I
時間割番号 TCS206
担当教員名 安藤 英俊/丸橋 透
開講学期・曜日・時限 前期・月・III 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的>
コンピュータやネットワークが高度に発達した今日の情報化社会といわれる環境では,年々悪質化するコンピュータ犯罪,コンピュータウィルスの蔓延,情報漏洩やサイバーテロなど,それ以前の社会環境における常識的判断や倫理観だけでは対処が困難な問題が多い.この授業では単に情報化社会を生き抜く人間としてだけでなく,情報化社会をリードする役割を担う新しい世代の社会人として必要とされる法的・技術的な知識,およびそれらを正しく使いこなし自主的に判断するための価値観・倫理観を身に付けることを目標とする.
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
工学部>機械工学科向け
記号コンピテンシー(能力・資質) 
ME-A専門機械技術者として社会の要求を満たすための問題を設定しそれらを自力で解決するとともに、持続して自己の能力の向上に努めることができる。
ME-B基礎的・専門的学力や論理的な表現力さらにコミュニケーション能力を修得し、科学的知見と技術を総合して社会的課題を解決する能力を身につける。
工学部>コンピュータ理工学科向け
記号コンピテンシー(能力・資質) 
CS-A専門2.技術者として自らの活動が自然や社会、人に与える影響を理解することができ、責任をもって問題解決にあたることができる。
CS-B3.他者に正しく理解してもらうための論理的な文書での記述力と口頭での発表力をもち、それらを円滑に駆使してコミュニケーションすることができる。
CS-C5.時代の変化に対応できるよう、最新の技術動向を考慮して、自律的・継続的に学習できる。
工学部>メカトロニクス工学科向け
記号コンピテンシー(能力・資質) 
JM-A専門4.三分野の知識を利用した分野をまたがった活用研究・開発の目的を十分理解した上で、その目的に応える問題解決ができる。
JM-B5.研究・開発工程を把握・設計できる基礎技術と、研究・開発遂行に必要なコミュニケーション能力の習得異なる技術分野をコアとする技術者とともに、目的の共有と課題の把握ができ、その解決方法について議論できる。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
MECSJM
11. 情報システムに関する基礎的事項と用語を習得するME-ACS-CJM-A
22. 情報社会での諸問題に関する技術的・法的知識の習得ME-BCS-BJM-A
33. 技術,法律,倫理に関する知識を活用し,未知の問題に対処する力を養うME-ACS-AJM-B
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
140%レポートによって情報システムに関する基礎的事項に対する習熟度を評価する
240%グループ発表によって情報社会での諸問題に関する技術的・法的知識を評価する
320%発表後の議論によって未知の問題に対処する力を評価する
合計100% 
<授業の方法>
学生をグループ分けし,発表テーマを決める.
授業時間外にスライド準備や発表練習を行い,授業時間内に発表と議論を行う.
MS Teamsを活用し,連絡やスライド共同作成と発表練習等を行う.
<受講に際して・学生へのメッセージ>
学生グループによる発表と議論を中心とした,学生中心の授業です.
発表までは授業時間外の準備時間が長いです.
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
1タイトル1.情報,社会,倫理,情報社会,情報倫理
事前学習
事後学習
事前学習として講義ビデオの受講を課し,授業時間中は質疑応答.
事後学習として講義内容の確認を行う.
授業内容事前学習ビデオによる解説と授業時間内の学生からの質疑応答
2タイトル2.セキュリティポリシー,ファイアウォール
事前学習
事後学習
事前学習として講義ビデオの受講を課し,授業時間中は質疑応答.
事後学習として講義内容の確認を行う.
授業内容事前学習ビデオによる解説と授業時間内の学生からの質疑応答
3タイトル3.不正アクセスの手法と対策
事前学習
事後学習
事前学習として講義ビデオの受講を課し,授業時間中は質疑応答.
事後学習として講義内容の確認を行う.
授業内容事前学習ビデオによる解説と授業時間内の学生からの質疑応答
4タイトル4.セキュリティホールランキングと対策
事前学習
事後学習
事前学習として講義ビデオの受講を課し,授業時間中は質疑応答.
事後学習として講義内容の確認を行う.
授業内容事前学習ビデオによる解説と授業時間内の学生からの質疑応答
5タイトル5.企業のセキュリティ対策
事前学習
事後学習
事前学習としてグループ発表準備を課す.
事後学習として議論内容の確認を行う.
授業内容学生グループによる発表と議論,教員による総括
6タイトル6.情報公開と個人情報保護
事前学習
事後学習
事前学習としてグループ発表準備を課す.
事後学習として議論内容の確認を行う.
授業内容学生グループによる発表と議論,教員による総括
7タイトル7.情報社会と著作権
事前学習
事後学習
事前学習としてグループ発表準備を課す.
事後学習として議論内容の確認を行う.
授業内容学生グループによる発表と議論,教員による総括
8タイトル8.情報社会と特許
事前学習
事後学習
事前学習としてグループ発表準備を課す.
事後学習として議論内容の確認を行う.
授業内容学生グループによる発表と議論,教員による総括
9タイトル9.盗聴技術,暗号技術の動向
事前学習
事後学習
事前学習としてグループ発表準備を課す.
事後学習として議論内容の確認を行う.
授業内容学生グループによる発表と議論,教員による総括
10タイトル10.ユビキタス社会の課題
事前学習
事後学習
事前学習としてグループ発表準備を課す.
事後学習として議論内容の確認を行う.
授業内容学生グループによる発表と議論,教員による総括
11タイトル11.著作権関係の裁判にみる技術と法律
事前学習
事後学習
事前学習としてグループ発表準備を課す.
事後学習として議論内容の確認を行う.
授業内容学生グループによる発表と議論,教員による総括
12タイトル12.技術の標準化と特許問題
事前学習
事後学習
事前学習としてグループ発表準備を課す.
事後学習として議論内容の確認を行う.
授業内容学生グループによる発表と議論,教員による総括
13タイトル13.メディアとしてのインターネットの特性
事前学習
事後学習
事前学習としてグループ発表準備を課す.
事後学習として議論内容の確認を行う.
授業内容学生グループによる発表と議論,教員による総括
14タイトル14.各種倫理要綱の紹介,情報通信白書
事前学習
事後学習
事前学習としてグループ発表準備を課す.
事後学習として議論内容の確認を行う.
授業内容学生グループによる発表と議論,教員による総括
15タイトル15.総合評価
事前学習
事後学習
事前学習として講義ビデオの受講を課し,授業時間中は質疑応答.
事後学習として講義内容の確認を行う.
授業内容事前学習ビデオによる解説と授業時間内の学生からの質疑応答
<実務経験のある教員による授業科目の概要>
担当教員は大学/企業のコンピュータ・ネットワークシステムの設計・運用の実務経験を有する.セキュリティ技術の理論から実践まで具体的に紹介すると同時に関連法規についても触れ,多くの実例紹介を通じて現実に起きている問題に対応するための知恵を身につけてもらうことを目指す.
<備考>
(学科間共通科目)JMは応用工学部門の科目