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授業科目名 地盤工学
時間割番号 TCE325
担当教員名 後藤 聡
開講学期・曜日・時限 前期・火・I 単位数 2
<対象学生>
技術者資格試験を受験する予定の人は、受講を推奨します。
<授業の目的>
「土質力学及び演習」で習得した知識を用いながら,土木構造物を建設する場合に問題になる、斜面安定,基礎の支持力,擁壁に働く土圧およびそれらに基づく設計法について学修する。講義は幾つかの課題について演習しながら進める。また,技術者資格試験の問題対象となる、地形・地質,地盤調査,地盤改良,トンネル,地下構造物などの概要についても学修する。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
工学部>土木環境工学科向け
記号コンピテンシー(能力・資質)説明 
CE-A専門(C)専門基礎学力土木材料・力学一般、構造工学・地震工学、地盤工学、水工水理学、交通工学・国土計画、土木環境システムの基礎を理解して、これを説明することができる。
CE-B(F)問題の把握および専門知識の応用力基礎科目で習得した知識・技術を課題探究、問題解決に応用することができる。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
CE
1斜面の安定解析法を説明でき,各種斜面安定問題について安全率を計算することができること。 地盤の支持力理論について説明でき,浅い基礎や深い基礎について設計計算することができること。CE-A
2各種の土圧とその評価法を説明でき、土留擁壁について設計することができること。 地形・地質,地盤調査,地盤改良,トンネル,地下構造物などの概要について、説明することができること。CE-A
3「土質力学及び演習」で習得した知識・技術を課題探求、問題解決に応用することができること。「地盤工学」の授業内容についての復習(小テスト)および計算演習等の課題(レポート)について、自ら積極的に取り組みこと。CE-B
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
130%試験:中間期
230%試験:期末期
340%小テスト/レポート
合計100% 
<授業の方法>
「土質力学」に関する基礎知識が必要である.加えて,授業前の予習,授業後の復習をしっかり行うことが必要である。
授業方法
- 毎回小テストを行う。
- 解説と演習形式で授業を進める。
- 事前学習、事後学習を推奨する。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
「土質力学及び演習」で学習した知識を用いて、斜面安定、支持力、土圧などの土木構造物の設計に必須となる事項について学習します。
「地盤工学」がカバーする内容は大変広いので、地盤調査,地盤改良,トンネル,地下構造物などについては、概要と要点について説明します。
土木学会の技術者資格を受験予定の人は、受講を勧めます。
<テキスト>
  1. 安田進, 山田恭央, 片田敏行, 土質力学, オーム社, ISBN:9784274216435
  2. 安田進, 片田敏行, 後藤聡, 塚本良道, 吉嶺充俊, わかる土質力学220問 : 基礎から公務員試験までナビゲート, 理工図書, ISBN:4844606913
<参考書>
  1. 石原研而, 土質力学, 丸善出版, ISBN:9784621302347
  2. 菊本統, 西村聡, 早野公敏, 図説わかる土質力学, 学芸出版社, ISBN:9784761532215
  3. 内村太郎, 地盤工学, オーム社, ISBN:9784274213373
  4. 安川郁夫, 今西清志, 立石義孝, 絵とき土質力学, オーム社, ISBN:9784274214592
<授業計画の概要>
1タイトル斜面安定1
事前学習
事後学習
事前に授業で使用するPPT資料をPDFにして配布するので、確認しておいてください。
授業終了直後に、小テストを実施しますので、授業内容を確認してください。
授業終了後に、レポート課題を出しますので、授業について復習しながら期日までに解答してください。
授業内容地すべり,斜面崩壊,土石流,崖崩れなどの地盤災害
2タイトル斜面安定2
事前学習
事後学習
事前に授業で使用するPPT資料をPDFにして配布するので、確認しておいてください。
授業終了直後に、小テストを実施しますので、授業内容を確認してください。
授業終了後に、レポート課題を出しますので、授業について復習しながら期日までに解答してください。
授業内容無限斜面における直線状のすべりに対する安定計算
3タイトル斜面安定3
事前学習
事後学習
事前に授業で使用するPPT資料をPDFにして配布するので、確認しておいてください。
授業終了直後に、小テストを実施しますので、授業内容を確認してください。
授業終了後に、レポート課題を出しますので、授業について復習しながら期日までに解答してください。
授業内容分割法による円弧状のすべりに対する安定計算
4タイトル斜面安定4
事前学習
事後学習
事前に授業で使用するPPT資料をPDFにして配布するので、確認しておいてください。
授業終了直後に、小テストを実施しますので、授業内容を確認してください。
授業終了後に、レポート課題を出しますので、授業について復習しながら期日までに解答してください。
授業内容グラウンドアンカー工を用いる場合の安定計算
5タイトル地盤の支持力1
事前学習
事後学習
事前に授業で使用するPPT資料をPDFにして配布するので、確認しておいてください。
授業終了直後に、小テストを実施しますので、授業内容を確認してください。
授業終了後に、レポート課題を出しますので、授業について復習しながら期日までに解答してください。
授業内容地盤の支持力の概要,浅い基礎の支持力
6タイトル地盤の支持力2
事前学習
事後学習
事前に授業で使用するPPT資料をPDFにして配布するので、確認しておいてください。
授業終了直後に、小テストを実施しますので、授業内容を確認してください。
授業終了後に、レポート課題を出しますので、授業について復習しながら期日までに解答してください。
授業内容浅い基礎の支持力,地盤の弾性沈下
7タイトル地盤の支持力3
事前学習
事後学習
事前に授業で使用するPPT資料をPDFにして配布するので、確認しておいてください。
授業終了直後に、小テストを実施しますので、授業内容を確認してください。
授業終了後に、レポート課題を出しますので、授業について復習しながら期日までに解答してください。
中間試験について、出題範囲、勉強のポイントなどについて、説明します。
授業内容深い基礎の支持力
8タイトル前半の授業の総括と中間試験
事前学習
事後学習
これまでの授業資料や説明した内容を復習しておいてください。
中間試験で出題された問題で、解けなかった箇所は復習しておいてください。
授業内容これまでの授業のまとめ、中間試験、試験問題の出題意図の解説
9タイトル土圧1
事前学習
事後学習
事前に授業で使用するPPT資料をPDFにして配布するので、確認しておいてください。
授業終了直後に、小テストを実施しますので、授業内容を確認してください。
授業終了後に、レポート課題を出しますので、授業について復習しながら期日までに解答してください。
授業内容土圧の種類と定義
10タイトル土圧2
事前学習
事後学習
事前に授業で使用するPPT資料をPDFにして配布するので、確認しておいてください。
授業終了直後に、小テストを実施しますので、授業内容を確認してください。
授業終了後に、レポート課題を出しますので、授業について復習しながら期日までに解答してください。
授業内容ランキンの土圧理論
11タイトル土圧3
事前学習
事後学習
事前に授業で使用するPPT資料をPDFにして配布するので、確認しておいてください。
授業終了直後に、小テストを実施しますので、授業内容を確認してください。
授業終了後に、レポート課題を出しますので、授業について復習しながら期日までに解答してください。
授業内容クーロンの土圧理論
12タイトル土圧4
事前学習
事後学習
事前に授業で使用するPPT資料をPDFにして配布するので、確認しておいてください。
授業終了直後に、小テストを実施しますので、授業内容を確認してください。
授業終了後に、レポート課題を出しますので、授業について復習しながら期日までに解答してください。
授業内容土圧の計算(演習)
13タイトル技術者資格試験の対策1
事前学習
事後学習
事前に授業で使用するPPT資料をPDFにして配布するので、確認しておいてください。
授業終了直後に、小テストを実施しますので、授業内容を確認してください。
授業終了後に、レポート課題を出しますので、授業について復習しながら期日までに解答してください。
授業内容地形・地質,地盤調査,地盤改良などの概要
14タイトル技術者資格試験の対策2
事前学習
事後学習
事前に授業で使用するPPT資料をPDFにして配布するので、確認しておいてください。
授業終了直後に、小テストを実施しますので、授業内容を確認してください。
授業終了後に、レポート課題を出しますので、授業について復習しながら期日までに解答してください。
授業内容トンネル,地下構造物などの概要
15タイトル後半の授業の総括と期末試験
事前学習
事後学習
後半の授業資料や説明した内容を復習しておいてください。
期末試験で出題された問題で、解けなかった箇所は復習しておいてください。
授業内容これまでの授業のまとめ、期末試験、試験問題の出題意図の解説
<実務経験のある教員による授業科目の概要>
担当教員は,大手建設会社の技術者として11年間,東京湾横断道路の設計施工や各種土木構造物の技術開発に従事した。本授業科目では,土木構造物の設計・施工・維持管理等において,地盤工学の重要性について、写真や実例を示しながら、地盤工学物の設計方法についても講義する。
<JABEEプログラムの学習・教育目標との対応>
《土木環境工学科》
(C) 専門基礎学力
 土木材料・力学一般、構造工学・地震工学、地盤工学、水工水理学、交通工学・国土計画、土木環境システムの基礎を理解して、これを説明することができる。
(F) 問題の把握および専門知識の応用力
 基礎科目で習得した知識・技術を課題探究、問題解決に応用することができる。
<備考>
(C) 専門基礎学力
 土木材料・力学一般、構造工学・地震工学、地盤工学、水工水理学、交通工学・国土計画、土木環境システムの基礎を理解して、これを説明することができる。
(F) 問題の把握および専門知識の応用力
 基礎科目で習得した知識・技術を課題探究、問題解決に応用することができる。

本授業科目は,以下のような位置づけである.

応用物理学 → 土質力学及び演習 → 建設工学実験II → 地盤工学