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授業科目名 環境工学概論
時間割番号 TCE221
担当教員名 金子 栄廣/森 一博/遠山 忠/原本 英司/中村 高志/八重樫 咲子
開講学期・曜日・時限 前期・金・IV 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的>
 私たちは環境から恩恵を受けると同時に,環境に対し影響を及ぼしながら様々な活動を行っています。その中で,土木環境工学は人間と自然が共生する社会作りを目指しています。
 環境は身の回りから地球規模まで様々な広がりを持ち,その対象も水,大気,土壌,騒音,振動,廃棄物など様々な側面を持っています。したがって,この環境の特性について広く正しい知識を持つと同時に,それが抱える問題を理解しこれを解決する手段を提案できる能力が土木環境技術者には求められます。
 この授業では,都市環境を中心に各環境側面についての広い基礎知識を習得するとともに,それぞれが抱えている問題とその解決策の動向について学びます。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
工学部>土木環境工学科向け
記号コンピテンシー(能力・資質)説明 
CE-A専門(C)専門基礎学力土木材料・力学一般、構造工学・地震工学、地盤工学、水工水理学、交通工学・国土計画、土木環境システムの基礎を理解して、これを説明することができる。
CE-B(F)問題の把握および専門知識の応用力基礎科目で習得した知識・技術を課題探究、問題解決に応用することができる。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
CE
1地球環境問題について基本事項を理解し,説明できる。CE-A
2自然環境の基本特性を理解し,説明できる。CE-A
3都市環境の各側面に関する基本事項を理解し,説明できる。CE-B
4建設活動と環境との関わりについて基本的な事項を理解し,説明できる。CE-A
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
115%レポート/小テストにより理解度を確認する
215%同上
360%同上
410%同上
合計100% 
<授業の方法>
授業は原則として対面で行ないます。ただし,状況によってはオンラインで実施することがあります。
資料は事前にMoodleで配付します。教科書の該当部分と併せて事前に目を通して予習してください。
毎回レポートまたは小テストが課されます。成績はその結果を総合して評価します。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
必要知識:特に必要ありません。
準  備:授業前に教科書の該当部分を読み疑問点を明らかにしておくこと。
<テキスト>
  1. 羽田守夫,江成敬次郎, 環境工学(建設工学シリーズ), 森北出版(株), ISBN:978-4-627-40681-0
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
1タイトル自然環境-1 (担当:八重樫)
事前学習
事後学習
事前学習:教科書と配付資料の該当箇所を読んでおく
事後学習:レポート
授業内容自然環境と生態系・森林
2タイトル自然環境-2 (担当:八重樫)
事前学習
事後学習
事前学習:教科書と配付資料の該当箇所を読んでおく
事後学習:レポート
授業内容水域生態系,生態系保全
3タイトル地球環境-1 (担当:中村)
事前学習
事後学習
事前学習:教科書と配付資料の該当箇所を読んでおく
事後学習:レポート
授業内容地球環境問題の背景,温暖化
4タイトル都市環境(水環境)-1 (担当:中村)
事前学習
事後学習
事前学習:教科書と配付資料の該当箇所を読んでおく
事後学習:レポート
授業内容水の化学
5タイトル都市環境(水環境)-2 (担当:原本)
事前学習
事後学習
事前学習:教科書と配付資料の該当箇所を読んでおく
事後学習:レポート
授業内容水質基準
6タイトル都市環境(水環境)-3 (担当:原本)
事前学習
事後学習
事前学習:教科書と配付資料の該当箇所を読んでおく
事後学習:レポート
授業内容水質基準項目各論
7タイトル都市環境(水環境)-4 (担当:森)
事前学習
事後学習
事前学習:教科書と配付資料の該当箇所を読んでおく
事後学習:レポート
授業内容水質管理の技術
8タイトル都市環境(土壌環境) (担当:森)
事前学習
事後学習
事前学習:教科書と配付資料の該当箇所を読んでおく
事後学習:レポート
授業内容土壌環境とその保全
9タイトル都市環境(大気環境) (担当:金子)
事前学習
事後学習
事前学習:教科書と配付資料の該当箇所を読んでおく
事後学習:レポート
授業内容大気環境問題とその対策
10タイトル都市環境(廃棄物)-1 (担当:金子)
事前学習
事後学習
事前学習:教科書と配付資料の該当箇所を読んでおく
事後学習:レポート
授業内容循環型社会と法体系
11タイトル都市環境(廃棄物)-2 (担当:金子)
事前学習
事後学習
事前学習:教科書と配付資料の該当箇所を読んでおく
事後学習:レポート
授業内容焼却技術,溶融技術
12タイトル都市環境(廃棄物)-3 (担当:金子)
事前学習
事後学習
事前学習:教科書と配付資料の該当箇所を読んでおく
事後学習:レポート
授業内容様々な中間処理技術,最終処分
13タイトル建設活動と環境 (担当:遠山)
事前学習
事後学習
事前学習:教科書と配付資料の該当箇所を読んでおく
事後学習:レポート
授業内容建設活動と環境の関わり,環境保全対策
14タイトル地球環境-2 (担当:遠山)
事前学習
事後学習
事前学習:教科書と配付資料の該当箇所を読んでおく
事後学習:レポート
授業内容地球環境と生態系
15タイトル総括・まとめ
事前学習
事後学習
事前学習:特に要しない
事後学習:特に要しない
授業内容レポート/小テストの返却,講評
<JABEEプログラムの学習・教育目標との対応>
《土木環境工学科》
(C) 専門基礎学力
 土木材料・力学一般、構造工学・地震工学、地盤工学、水工水理学、交通工学・国土計画、土木環境システムの基礎を理解して、これを説明することができる。
(F) 問題の把握および専門知識の応用力
 基礎科目で習得した知識・技術を課題探究、問題解決に応用することができる。
<備考>
本授業科目の位置づけは以下の通りです。
土木環境デザイン・エンジニアリングデザイン入門→【環境工学概論】→衛生工学及び演習・環境生態学→環境工学実験・水処理工学・廃棄物管理工学→環境生物学