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授業科目名 化学平衡論
時間割番号 TAM114
担当教員名 三宅 純平
開講学期・曜日・時限 後期・月・III 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的>
前期で修得した熱力学に基づき、本授業では化学ポテンシャルの概念を展開し、物質の状態平衡、相図、溶液化学、化学平衡、平衡電気化学について理解する。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
工学部>先端材料理工学科向け
記号コンピテンシー(能力・資質) 
AM-A専門1.基礎的知識化学
AM-B2.専門的知識・技術材料科学
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
AM
1相図の見方と物質の状態変化が理解できること。AM-A
2化学平衡について化学ポテンシャルを用いて理解できること。AM-A
3溶液の性質、活量が理解できること。AM-A
4電気化学の基礎が理解できること。AM-B
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
125%レポート・テストで該当する項目を正しく説明・計算できたか否かを評価する。
225%レポート・テストで該当する項目を正しく説明・計算できたか否かを評価する。
325%レポート・テストで該当する項目を正しく説明・計算できたか否かを評価する。
425%レポート・テストで該当する項目を正しく説明・計算できたか否かを評価する。
合計100% 
<授業の方法>
本授業は、新型コロナウイルスの感染状況に応じて、面接授業(マスク着用、学生間距離は適切に空ける)、ライブ型(Teams等によるライブ授業)、オンデマンド型(Moodle等による課題のやり取り)のいずれかで実施する。実施方法は随時、CNSにおいてアナウンスする。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
「熱力学」を修得しておくことが望ましい。
<テキスト>
  1. Peter Atkins, Julio de Paula著 ; 中野元裕 [ほか] 訳, アトキンス物理化学 上 第10版, 東京化学同人, ISBN:9784807909087,
    (2017年出版)
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
1タイトル純物質の相図1
事前学習
事後学習
・授業前に、教科書p.163-168について目を通しておくこと。
・レポートを課すこともあるので、それをうまく活用する等、授業内容をよく復習しておくこと。
授業内容・ガイダンスを実施。
・相図(基礎)の見方について講義。
2タイトル純物質の相図2
事前学習
事後学習
・授業前に、教科書p.169-174について目を通しておくこと。
・レポートを課すこともあるので、それをうまく活用する等、授業内容をよく復習しておくこと。
授業内容・相図(具体的な物質)の見方について講義。
・諸条件のもとでの相の安定性について講義。
3タイトル相転移の熱力学的側面
事前学習
事後学習
・授業前に、教科書p.175-180について目を通しておくこと。
・レポートを課すこともあるので、それをうまく活用する等、授業内容をよく復習しておくこと。
授業内容・さまざまな相境界の位置について講義。
・相転移の分類方法について講義。
4タイトル演習および解説1
事前学習
事後学習
・授業前に、教科書p.163-180について目を通しておくこと。
・本演習の解説をうまく活用する等、授業内容をよく復習しておくこと。
授業内容・第1回~第3回の授業を通して身に付いた知識や技能の確認。
・第1回~第3回の授業内容の特に重要な点について講義。
5タイトル混合物の熱力学的記述1
事前学習
事後学習
・授業前に、教科書p.187-192について目を通しておくこと。
・レポートを課すこともあるので、それをうまく活用する等、授業内容をよく復習しておくこと。
授業内容・部分モル体積について講義。
・部分モルギブズエネルギー(化学ポテンシャル)について講義。
6タイトル混合物の熱力学的記述2
事前学習
事後学習
・授業前に、教科書p.193-199について目を通しておくこと。
・レポートを課すこともあるので、それをうまく活用する等、授業内容をよく復習しておくこと。
授業内容・混合の熱力学について講義。
・液体の化学ポテンシャルについて講義。
7タイトル溶液の性質
事前学習
事後学習
・授業前に、教科書p.201-210について目を通しておくこと。
・レポートを課すこともあるので、それをうまく活用する等、授業内容をよく復習しておくこと。
授業内容・理想溶液と実在溶液について講義。
・束一的性質について講義。
8タイトル活量
事前学習
事後学習
・授業前に、教科書p.229-233について目を通しておくこと。
・レポートを課すこともあるので、それをうまく活用する等、授業内容をよく復習しておくこと。
授業内容・溶媒の活量について講義。
・溶質の活量について講義。
9タイトルイオンの活量
事前学習
事後学習
・授業前に、教科書p.235-241について目を通しておくこと。
・レポートを課すこともあるので、それをうまく活用する等、授業内容をよく復習しておくこと。
授業内容・平均活量係数について講義。
・デバイ―ヒュッケル理論について講義。
10タイトル演習および解説2
事前学習
事後学習
・授業前に、教科書p.187-210、p.229-241について目を通しておくこと。
・本演習の解説をうまく活用する等、授業内容をよく復習しておくこと。
授業内容・第5回~第9回の授業を通して身に付いた知識や技能の確認。
・第5回~第9回の授業内容の特に重要な点について講義。
11タイトル平衡定数
事前学習
事後学習
・授業前に、教科書p.257-265について目を通しておくこと。
・レポートを課すこともあるので、それをうまく活用する等、授業内容をよく復習しておくこと。
授業内容・ギブズエネルギーの極小について講義。
・化学平衡の熱力学について講義。
12タイトル反応条件と化学平衡
事前学習
事後学習
・授業前に、教科書p.267-270について目を通しておくこと。
・レポートを課すこともあるので、それをうまく活用する等、授業内容をよく復習しておくこと。
授業内容・化学平衡の圧力変化への応答について講義。
・化学平衡の温度変化への応答について講義。
13タイトル電気化学セル
事前学習
事後学習
・授業前に、教科書p.272-278について目を通しておくこと。
・レポートを課すこともあるので、それをうまく活用する等、授業内容をよく復習しておくこと。
授業内容・半反応と電極について講義。
・電池電位について講義。
14タイトル電極電位
事前学習
事後学習
・授業前に、教科書p.280-284について目を通しておくこと。
・レポートを課すこともあるので、それをうまく活用する等、授業内容をよく復習しておくこと。
授業内容・標準電極電位について講義。
・標準電極電位の応用について講義。
15タイトル総括評価およびまとめ
事前学習
事後学習
・授業前に、教科書p.257-284について目を通しておくこと。
・本演習の解説をうまく活用する等、授業内容をよく復習しておくこと。
授業内容・第11回~第14回の授業を通して身に付いた知識や技能の確認。
・第11回~第14回の授業内容の特に重要な点について講義。
・これまでの授業のまとめについて講義。
<備考>
(未登録)