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授業科目名 物理化学第二
時間割番号 TAC209
担当教員名 和田 智志
開講学期・曜日・時限 前期・金・II 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的>
概要:化学反応速度論について講義する。反応速度論は物理化学の重要な基礎の1つであるとともに、工学的あるいは実用的見地からも重要である。主な目標:(1)単純な反応を速度式で表すことができる。(2)反応速度の温度依存性を理解する。(3)速度則を利用して、複雑な反応機構を理解する。またコロナの状況にもよるが、基本的にZoomによるオンデマンド型講義とする。Moodleも毎回使用する。また、コロナが回復する状況になれば、対面型講義に変更する。その場合はCNSで連絡する。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
工学部>応用化学科向け
記号コンピテンシー(能力・資質) 
AC-A専門4.化学の専門知識・技術を活用し、新素材・エネルギー・環境等の分野における問題解決に取り組むことができる。D.物理化学D3. 純物質ならびに混合物の相平衡、いろいろな相図、希薄溶液の束一的性質(沸点上昇、凝固点降下、浸透圧)を説明し、計算できる。
AC-BD4. 反応速度式、速度定数、反応次数、反応速度の温度依存性、緩和法、定常状態の近似について説明し、計算ができる。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
AC
1(1)反応速度式と速度定数および反応次数に関する基本事項について説明し計算でき、反応を速度式で表すことができる。AC-A
2(2)反応速度の温度依存性について説明し計算できる。AC-A
3(3)緩和法について説明し計算できる。AC-B
4(4)定常状態の近似について説明し、反応機構の確認に応用し記述できる。AC-B
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
150%講義内容の理解度(中間、および期末試験)
240%小テスト(毎回講義後に実施)による各講義毎の理解度
310%受講態度・受講意欲の評価
4%
合計100% 
<授業の方法>
最後まで受講する意欲のある学生の受講を希望する。
オフィス・アワー:月曜日午後3時~4時。
予習、復習をおこなうこと。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
講義前にテキストの対応箇所について事前に一読しておく。
<テキスト>
  1. 中野元裕 他 訳, アトキンス物理化学(下)第10版, 東京化学同人, ISBN:9784807909094
<参考書>
  1. 反応速度論 第2版, 東京化学同人, ISBN:4807905325
  2. 冨永博夫、河本邦仁, 反応速度論, 昭晃堂, ISBN:4785621036
<授業計画の概要>
1タイトルガイダンス
事前学習
事後学習
特になし
授業内容ガイダンスを実施する。
2タイトル反応の進行の観察
事前学習
事後学習
教科書の対応箇所を事前に一読し、内容を把握する。
講義後に講義資料をチェックし、小テストに解答する。
授業内容「反応の進行の観察」について講義を実施する。終了後に小テストを実施し、理解度をチェックする。
3タイトル反応速度式、速度定数、反応次数
事前学習
事後学習
教科書の対応箇所を事前に一読し、内容を把握する。
講義後に講義資料をチェックし、小テストに解答する。
授業内容「反応速度式、速度定数、反応次数」について講義を実施する。終了後に小テストを実施し、理解度をチェックする。
4タイトル積分形速度式(1次反応)
事前学習
事後学習
教科書の対応箇所を事前に一読し、内容を把握する。
講義後に講義資料をチェックし、小テストに解答する。
授業内容「積分形速度式(1次反応)」について講義を実施する。終了後に小テストを実施し、理解度をチェックする。
5タイトル積分形速度式(2次反応)
事前学習
事後学習
教科書の対応箇所を事前に一読し、内容を把握する。
講義後に講義資料をチェックし、小テストに解答する。
授業内容「積分形速度式(2次反応)」について講義を実施する。終了後に小テストを実施し、理解度をチェックする。
6タイトル中間評価1
事前学習
事後学習
第2回から第5回までの講義内容について復習する。
解答がわからなかった問題について復習し、理解を深める。
授業内容第2回から第5回までの講義内容についての、中間評価を実施する。
7タイトル平衡に向かう1次反応
事前学習
事後学習
教科書の対応箇所を事前に一読し、内容を把握する。
講義後に講義資料をチェックし、小テストに解答する。
授業内容「平衡に向かう1次反応」について講義を実施する。終了後に小テストを実施し、理解度をチェックする。
8タイトル緩和法
事前学習
事後学習
教科書の対応箇所を事前に一読し、内容を把握する。
講義後に講義資料をチェックし、小テストに解答する。
授業内容「緩和法」について講義を実施する。終了後に小テストを実施し、理解度をチェックする。
9タイトルアレニウスの式
事前学習
事後学習
教科書の対応箇所を事前に一読し、内容を把握する。
講義後に講義資料をチェックし、小テストに解答する。
授業内容「アレニウスの式」について講義を実施する。終了後に小テストを実施し、理解度をチェックする。
10タイトル中間評価2
事前学習
事後学習
第7回から第9回までの講義内容について復習する。
解答がわからなかった問題について復習し、理解を深める。
授業内容第7回から第9回までの講義内容についての、中間評価を実施する。
11タイトル反応機構(素反応、逐次素反応、定常状態の近似)
事前学習
事後学習
教科書の対応箇所を事前に一読し、内容を把握する。
講義後に講義資料をチェックし、小テストに解答する。
授業内容「反応機構(素反応、逐次素反応、定常状態の近似)」について講義を実施する。終了後に小テストを実施し、理解度をチェックする。
12タイトル反応機構(律速段階、前駆平衡、反応の速度論的制御等)
事前学習
事後学習
教科書の対応箇所を事前に一読し、内容を把握する。
講義後に講義資料をチェックし、小テストに解答する。
授業内容「反応機構(律速段階、前駆平衡、反応の速度論的制御等)」について講義を実施する。終了後に小テストを実施し、理解度をチェックする。
13タイトル反応機構の例(その1)
事前学習
事後学習
教科書の対応箇所を事前に一読し、内容を把握する。
講義後に講義資料をチェックし、小テストに解答する。
授業内容「反応機構の例(その1)」について講義を実施する。終了後に小テストを実施し、理解度をチェックする。
14タイトル反応機構の例(その2)
事前学習
事後学習
教科書の対応箇所を事前に一読し、内容を把握する。
講義後に講義資料をチェックし、小テストに解答する。
授業内容「反応機構の例(その2)」について講義を実施する。終了後に小テストを実施し、理解度をチェックする。
15タイトル総括評価
事前学習
事後学習
第11回から第14回までの講義内容について復習する。
解答がわからなかった問題について復習し、理解を深める。
授業内容第11回から第14回までの講義内容についての、中間評価を実施する。
<備考>
基本的に対面講義を実施予定であるが、コロナの状況次第ではZoomによるオンデマンド型講義への変更もありうる。Moodleも毎回使用する。また、コロナが回復する状況になれば、対面型講義に変更する。その場合はCNSで連絡する。