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授業科目名 地域社会システム学演習
時間割番号 LSS302 C
担当教員名 稲田 和也
開講学期・曜日・時限 後期・金・VI 単位数 2
<対象学生>
地域社会システム学科3年生
<授業の目的>
卒業論文を作成を念頭に必要な研究技法や知識を習得することを目的とする。
具体的な実習方法として、指導教員からゼミ生の選んだ課題毎に直接指導を受けることによって、研究の位置づけやその内容を把握し、卒業論文の課題の選択に利用するとともに、広い範囲のテーマを知ることによって研究課題の多様性とそのアプローチの方法を修得する。
授業テーマ:地域社会における民事法学研究へのアプローチ
授業内容:地域社会システムセミナーで学んだ事例を踏まえ、学説や判例集、地域社会での実例などをさらに調査・分析し、報告資料作成・報告・討論等の一連の演習を行うことによって、研究課題の多様性を学び、アプローチ方法を修得する。また、この演習を通じて卒業論文の課題を決定する。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
生命環境学部>地域社会システム学科向け
記号コンピテンシー(能力・資質)説明 
SS-A専門法律学の基礎と発展国家規範の構造・制定法の基礎にある様々な価値観や法の支配、適正手続、所有権の保護、契約自由等の法原理を理解したうえで、社会や地域の特徴を、法学的な観点から把握できる。
SS-B課題解決の意欲と態度地域社会で生じる諸課題を発見し、その課題の解決に向けて、多様な観点から考察し、その考え方を表現できる。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
SS
1法的問題の整理をし、かつ、その報告を通じて、法学研究の基本的な方法を身に付けることを目標とする。SS-A
2特定の法律問題や制度に関して、関連する主要な学説や判例を網羅的に抽出し、どのような立場・論理を採用し、解決のための根拠づけや制度構築についてまとめることができる。SS-B
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
150%文献調査を通じた報告により評価。到達目標に達しているかどうか
250%同上
合計100% 
<授業の方法>
・演習形式(対面実施)
<受講に際して・学生へのメッセージ>
演習は報告者以外の参加者全員が主体的に行わないと効果がないので、報告を漫然と聞くだけでなく、積極的に議論に参加するという姿勢をもつこと。
<テキスト>
  1. 六法(コンパクト版で可)を持参すること
  2. 最新版の六法を購入しておくこと
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
1タイトルガイダンス
事前学習
事後学習
3年ゼミの終了時に別途指示する
授業内容第1回:進め方を議論する

※報告順については、第1回の演習時にまでに決定する。また、外部専門家による講演・調査を行う場合がある。
2タイトル調査、報告、ディスカッション
事前学習
事後学習
事前)選択したテーマについて文献調査を行い、報告を作成する
事後)ディスカッションの結果を反映させる
授業内容第2回~第14回の13回:各自が選択した3つ程度のテーマについて、調査・報告をし、全員によるディスカッションを行う。
3タイトル卒論テーマの決定と報告
事前学習
事後学習
事前)これまでの報告等を踏まえて、卒論テーマの報告の準備
事後)卒論の作成について計画を立てる
授業内容第15回:卒論テーマの決定と報告
<実務経験のある教員による授業科目の概要>
企業法務担当者として携わった民事紛争や契約交渉などに基づき演習を進めていく。
<備考>
(未登録)