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授業科目名 基礎環境化学
時間割番号 LSC103
担当教員名 松本  潔
開講学期・曜日・時限 前期・木・V 単位数 2
<対象学生>
注意:コンピテンシー等が設定されていない学科の学生でも、
学生便覧の表記に基づき必要に応じて履修申告をしてください。
<授業の目的>
私たちが暮らす惑星である地球がどのような特徴を持っているのかを理解することは、自然と共生した持続的な社会を創成する上で必要なことである。本授業では、地球環境のもつ化学的な特徴と、これを理解する上で必要な化学の基礎を学ぶ。なお、化学の基礎に関しては、高等学校で学ぶ内容の復習に近いレベルのものであるが、本授業を通して自然環境を化学的に理解する視座を会得すると同時に、より専門性の高い化学系授業に接続する導入とされたい。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
生命環境学部>生命工学科向け
生命環境学部>地域食物科学科向け
生命環境学部>環境科学科向け
記号コンピテンシー(能力・資質)説明 
EV-A専門専門環境理解:大気、水、土壌、生物と人間との関わりを科学的に理解し、説明できる
EV-B共通教養多様な知識の獲得単位を取得した教養教育科目の概要と、重要な基礎的事項を説明できる。
EV-C汎用能力4・論理的思考力情報を多面的・客観的にとらえ、筋道を立てて根拠を示しながら説明できる。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
EV
1地球環境のもつ化学的特徴が説明できる。EV-A
2地球環境を理解する上で特に重要な物質の化学的特徴を説明できる。EV-B
3化学の基礎知識を上記の2つの目標に到達するために活用できる。EV-C
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
120%到達目標1について、課題と期末試験で評価する。
240%到達目標2について、課題と期末試験で評価する。
340%到達目標3について、課題と期末試験で評価する。
合計100% 
<授業の方法>
授業は、新型コロナウイル感染症対策を施した上で、教室にて対面で行なう(面接授業)。
ただし、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策のため、教室の臨時定員が履修者数より少なく設定された場合は、zoomを用いたオンライン授業に変更する(ライブ型授業)。
授業の実施方法に変更があった場合はCNSで通知するので、常にCNSを確認すること。

いずれの授業形態においても、講義資料を配布し、これに基づいて講義を行なう。
課題と期末試験により内容の理解を確認する。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
(未登録)
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
1タイトル宇宙と地球の化学的特徴1
事前学習
事後学習
授業内容の復習、課題
授業内容原子、元素、周期律表
2タイトル宇宙と地球の化学的特徴2
事前学習
事後学習
授業内容の復習、課題
授業内容宇宙と地球の元素存在度、電子配置と化学結合
3タイトル放射性同位体の地球化学1
事前学習
事後学習
授業内容の復習、課題
授業内容放射壊変、放射性同位体
4タイトル放射性同位体の地球化学2
事前学習
事後学習
授業内容の復習、課題
授業内容年代測定法
5タイトル放射性同位体の地球化学3、安定同位体の地球化学
事前学習
事後学習
授業内容の復習、課題
授業内容環境トレーサーとしての同位体の利用
6タイトル大気の化学1
事前学習
事後学習
授業内容の復習、課題
授業内容大気成分の化学組成と濃度の表し方、理想気体の状態方程式
7タイトル大気の化学2
事前学習
事後学習
授業内容の復習、課題
授業内容定常状態、滞留時間
8タイトル大気の化学3
事前学習
事後学習
授業内容の復習、課題
授業内容化学反応、反応速度、化学平衡
9タイトル降水の化学1
事前学習
事後学習
授業内容の復習、課題
授業内容気体の溶解、溶解平衡
10タイトル降水の化学2
事前学習
事後学習
授業内容の復習、課題
授業内容電離、電離平衡、酸と塩基
11タイトル降水の化学3
事前学習
事後学習
授業内容の復習、課題
授業内容開放系と閉鎖系、酸化と還元
12タイトル水圏の化学1
事前学習
事後学習
授業内容の復習、課題
授業内容分子間力、水の性質
13タイトル水圏の化学2
事前学習
事後学習
授業内容の復習、課題
授業内容状態図、蒸気圧曲線、融解曲線、沸点上昇、凝固点降下
14タイトル水圏の化学3
事前学習
事後学習
授業内容の復習、課題
授業内容固体の溶解、溶解度積、イオン交換反応
15タイトルこれまでの授業の総括と評価
事前学習
事後学習
授業内容の復習
授業内容これまでの授業内容の総括と期末試験による理解度の評価
<備考>
(未登録)