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授業科目名 地域食物科学実験III
時間割番号 LFS344
担当教員名 舟根 和美/鈴木 俊二/奥田  徹/望月 和樹/柳田 藤寿/乙黒 美彩/岸本 宗和/久本 雅嗣/三木 健夫/矢野 美紀/山下 裕之/石山 詩織/榎 真一/斉藤 史恵/青木 是直
開講学期・曜日・時限 後期・月/火/水・III-IV/III-IV/III-IV 単位数 3
<対象学生>
地域食物科学科3年次生
<授業の目的>
○食品製造学実験
加工による食品の成分・栄養などの諸性質の変化を理解し、各種の食品製造において、生産・加エ・貯蔵、あるいは品質の改善に必要な種々の手法を習得する。

○機能成分学実験
天然物からの化合物の単離および同定及び各手法を用いた成分の定量分析を理解するための基本的な方法(材料の調製法、分離・抽出法、分析法、機能解析法)を学習し、各自が機器・器具の取り扱いを身につける。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
生命環境学部>地域食物科学科向け
記号コンピテンシー(能力・資質)説明 
FS-A専門食品における加工・分析の重要性を理解できる。
FS-B食料生産と人類の健康維持との関係性の基本が理解できる。
FS-C共通汎用能力4・論理的思考力情報を多面的・客観的にとらえ、筋道を立てて根拠を示しながら説明できる。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
FS
11) 実験結呆を多面的に考察し,植物や食品の持つ機能に関する知識を活用して総合的かつ合理的に判断するとともに、科学的にとらえる実践的な能力を持つことができる。FS-C
22) 食品加工技術を学ぶことができる。FS-A
33) 食品の成分変化、食品の物性を理解することができる。FS-A
44) 食品の安全性を評価できる。FS-B
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
150%小テスト/レポート:実験目的および原理についての基本的理解度を評価する。
250%受講態度 :実験ノートの記迩内容により、実験への典味、取組姿勢を評価する。
3%
4%
合計100% 
<授業の方法>
講義・実験の両方ですすめる。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
・生化学、基礎生化学実験の講義内容を復習して実験に臨むこと。
・毎回の実験は、予習をしてから出席すること。
・実験では必ず白衣・保護メガネを着用すること。
・実験書はガイダンス時に配布します。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
  1. D. Voet, J. G. Voet, C. W. Pratt著 ; 田宮信雄 [ほか] 訳, ヴォート基礎生化学 第5版, 東京化学同人, ISBN:9784807909254,
    (2017年出版)

  2. 高野克己, 竹中哲夫編, 食品加工技術概論, 恒星社厚生閣, ISBN:9784769910886,
    (2008年出版)
<授業計画の概要>
1タイトル食品製造学実験 第1回:食品の官能評価
事前学習
事後学習
事前学習:配布した資料を理解しておく。
事後学習:実施した内容を復習する。
授業内容五味識別および飲料の官能評価。
2タイトル食品製造学実験 第2回:食品の物性変化(1)
事前学習
事後学習
事前学習:配布した資料を理解しておく。
事後学習:実施した内容を復習する。
授業内容加熱によるでんぷん粒の変化を顕微鏡観察する。
3タイトル食品製造学実験 第3回:食品の物性変化(2)
事前学習
事後学習
事前学習:配布した資料を理解しておく。
事後学習:実施した内容を復習する。
授業内容でんぷんを酵素分解して物性の変化を観察し、ブドウ糖の生産を比色法で測定する。
4タイトル食品製造学実験 第4回:食品の物性変化(3)
事前学習
事後学習
事前学習:配布した資料を理解しておく。
事後学習:実施した内容を復習する。
授業内容各種ゲル化剤でゲルを作成し、物性の違いを観察する。
5タイトル食品製造学実験 第5回:食品加工
事前学習
事後学習
事前学習:配布した資料を理解しておく。
事後学習:実施した内容を復習する。
授業内容クッキーを原料の砂糖や油脂を変えて作製し、味や食感を官能評価する
6タイトル食品製造学実験 第6回:食品等のDNA鑑定(2)
事前学習
事後学習
事前学習:配布した資料を理解しておく。
事後学習:実施した内容を復習する。
授業内容食肉からDNAを抽出する
7タイトル食品製造学実験 第7回:食品等のDNA鑑定(2)
事前学習
事後学習
事前学習:配布した資料を理解しておく。
事後学習:実施した内容を復習する。
授業内容抽出したDNAを用いて食肉の動物種別判定を行う。
8タイトル機能成分学実験 第1回:化学分析の基本
事前学習
事後学習
事前学習:配布した資料を理解しておく。
事後学習:実施した内容を復習する。
授業内容化学分析で必要な基本的な方法を学習する
9タイトル機能成分学実験 第3回:天然物からの化合物の単離および同定(1)
事前学習
事後学習
事前学習:配布した資料を理解しておく。
事後学習:実施した内容を復習する。
授業内容コショウからの辛味成分の単離および同定
10タイトル機能成分学実験 第4回:天然物からの化合物の単離および同定(2)
事前学習
事後学習
事前学習:配布した資料を理解しておく。
事後学習:実施した内容を復習する。
授業内容天然物からの化合物の単離および高速液体クロマトグラフによる分析
11タイトル機能成分学実験 第5回:天然物からの化合物の単離および同定(3)
事前学習
事後学習
事前学習:配布した資料を理解しておく。
事後学習:実施した内容を復習する。
授業内容天然物からの化合物の単離およびガスクロマトグラフ質量分析計による分析
12タイトル機能成分学実験 第6回:赤ワインの分析
事前学習
事後学習
事前学習:配布した資料を理解しておく。
事後学習:実施した内容を復習する。
授業内容赤ワインの滴定酸度と全アントシアニン量の測定
13タイトル機能成分学実験 第7回:キレート滴定法によるCaの定量
事前学習
事後学習
事前学習:配布した資料を理解しておく。
事後学習:実施した内容を復習する。
授業内容キレート滴定法および原子吸光分光光度計によるCaの定量
14タイトル機能成分学実験 第8回:ポリフェノール化合物の定量
事前学習
事後学習
事前学習:配布した資料を理解しておく。
事後学習:実施した内容を復習する。
授業内容Folin-Ciocalteu (FC) 法によるポリフェノール化合物の定量
15タイトル機能成分学実験 第9回:プロアントシアニジンの測定
事前学習
事後学習
事前学習:配布した資料を理解しておく。
事後学習:実施した内容を復習する。
授業内容BSA沈澱法によるプロアントシアニジンの測定
<実務経験のある教員による授業科目の概要>
担当教員の一部は食品製造・研究開発や公的研究機関での実務経験をもとに授業を行います。
<備考>
(未登録)