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授業科目名 食品微生物学
時間割番号 LFS325
担当教員名 岸本 宗和
開講学期・曜日・時限 前期・火・II 単位数 2
<対象学生>
注意:コンピテンシー等が設定されていない学科の学生でも、
学生便覧の表記に基づき必要に応じて履修申告をしてください。
<授業の目的>
食品微生物学は、食品を製造、保存、管理する上で不可欠な学問領域である。本講義では微生物に関する基礎知識(分類、構造、生理)を学ぶとともに、食品と微生物の関わりについて、製造(利用)と保存・安全性(腐敗、殺菌、食性病害)の両面から概念や知識を体系的に解説する。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
生命環境学部>生命工学科向け
生命環境学部>地域食物科学科向け
記号コンピテンシー(能力・資質)説明 
FS-A専門食品加工における微生物の機能・役割を理解できる。
FS-B共通教養多様な知識の獲得単位を取得した教養教育科目の概要と、重要な基礎的事項を説明できる。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
FS
1食品に関係する微生物の種類と特徴を説明できる。FS-A
2微生物を利用して製造される食品をあげてその製造方法、特徴などを説明できる。FS-A
3食性病害と微生物の関わり、微生物の増殖制御と殺菌について説明できるFS-B
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
150%講義内容の理解度と応用力を評価するための記述式試験を行う。
240%習熟度を確認する小テストを行う。
310%講義における発表内容、質問に対する回答などを評価する。
合計100% 
<授業の方法>
講義を中心に進める。必要に応じてプリントの配布やパワーポイントを用いる。
講義内容の確認,質疑応答,理解を深めるための小テスト、小グループによるディスカッションを実施する場合がある。
面接授業、ライブ型(Teams等によるリアルタイム動画配信)あるいはオンデマンド型(Moodle等による資料配布、課題提示などによる非同期授業)を状況に応じて適宜組み合わせて実施する。
面接授業の場合は、マスクを着用すること、学生間の距離を1m 以上離すこと、定期的に窓を開けて換気を行うこと、授業前の手洗い・手指消毒を徹底する。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
応用微生物学1,ワイン微生物学で学んだ内容を振返っておくこと
<テキスト>
  1. 村田容常, 渋井達郎編, 食品微生物学, 東京化学同人, ISBN:9784807916764,
    (新スタンダード栄養・食物シリーズ, 16)
<参考書>
  1. 横田篤, 大西康夫, 小川順編, 応用微生物学 第3版, 文永堂出版, ISBN:9784830041310,
    (2016年出版)
<授業計画の概要>
1タイトルガイダンス・微生物の種類と分類
事前学習
事後学習
事前に指定された教科書および事前配布資料を熟読しておくこと
講義の中で示された重要ポイントをよく振り返ること
授業内容微生物の多様性、分類について
2タイトル微生物の構造
事前学習
事後学習
事前に指定された教科書および事前配布資料を熟読しておくこと
講義の中で示された重要ポイントをよく振り返ること
授業内容酵母、カビ、細菌の形態、特徴について
3タイトル微生物の増殖
事前学習
事後学習
事前に指定された教科書および事前配布資料を熟読しておくこと
講義の中で示された重要ポイントをよく振り返ること
授業内容微生物の増殖と環境因子、栄養成分について
4タイトル微生物の代謝
事前学習
事後学習
事前に指定された教科書および事前配布資料を熟読しておくこと
講義の中で示された重要ポイントをよく振り返ること
授業内容発酵、呼吸、代謝調節について
5タイトル食品製造における微生物の利用
事前学習
事後学習
事前に指定された教科書および事前配布資料を熟読しておくこと
講義の中で示された重要ポイントをよく振り返ること
授業内容代表的な発酵食品と微生物利用について
6タイトル微生物の分離・選抜
事前学習
事後学習
事前に指定された教科書および事前配布資料を熟読しておくこと
講義の中で示された重要ポイントをよく振り返ること
授業内容微生物の分離、集積培養法、スクリーニングについて
7タイトル微生物の育種技術1
事前学習
事後学習
事前に指定された教科書および事前配布資料を熟読しておくこと
講義の中で示された重要ポイントをよく振り返ること
授業内容突然変異、交雑について
8タイトル微生物の育種技術2
事前学習
事後学習
事前に指定された教科書および事前配布資料を熟読しておくこと
講義の中で示された重要ポイントをよく振り返ること
授業内容細胞融合、遺伝子組換え技術などについて
9タイトル発酵食品における微生物育種と実用化
事前学習
事後学習
事前に指定された教科書および事前配布資料を熟読しておくこと
講義の中で示された重要ポイントをよく振り返ること
授業内容酒類あるいは食品製造における微生物育種と実用例について
10タイトル食品の素材生産における微生物の利用
事前学習
事後学習
事前に指定された教科書および事前配布資料を熟読しておくこと
講義の中で示された重要ポイントをよく振り返ること
授業内容アミノ酸・核酸発酵について
11タイトル食品の腐敗と微生物
事前学習
事後学習
事前に指定された教科書および事前配布資料を熟読しておくこと
講義の中で示された重要ポイントをよく振り返ること
授業内容腐敗微生物および成分変化について
12タイトル食品汚染微生物の特徴と制御技術
事前学習
事後学習
事前に指定された教科書および事前配布資料を熟読しておくこと
講義の中で示された重要ポイントをよく振り返ること
授業内容食品汚染微生物の増殖と制御方法について
13タイトル微生物による食性病害1
事前学習
事後学習
事前に指定された教科書および事前配布資料を熟読しておくこと
講義の中で示された重要ポイントをよく振り返ること
授業内容感染型および毒素型食中毒について
14タイトル微生物による食性病害2
事前学習
事後学習
事前に指定された教科書および事前配布資料を熟読しておくこと
講義の中で示された重要ポイントをよく振り返ること
授業内容カビ毒、毒キノコ、他について
15タイトル総括・まとめ
事前学習
事後学習
事前に指定された教科書および事前配布資料を熟読しておくこと
講義の中で示された重要ポイントをよく振り返ること
授業内容講義の振返り、質疑など
<実務経験のある教員による授業科目の概要>
担当教員は、食品企業において研究・開発・製造の実務経験があり、実際の事例を取り上げながら食品微生物学を講ずる。
<備考>
(未登録)