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授業科目名 基礎人体生理学
時間割番号 LBT222
担当教員名 宇賀 貴紀/熊野 弘紀
開講学期・曜日・時限 後期・水・I 単位数 1
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的>
生理学とは生命の理(ことわり)を理解しようとする学問である。人体の全臓器の機能を理解することを指すが、本科目では特に、「こころ」を生み出す不思議な臓器である「脳」の機能に着目する。ヒトおよび高等動物での脳機能の計測手法と解析方法の数理的な概念の基礎的知識を修め、精神神経疾患での脳機能障害の理解へとつなげる能力を身につける。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
生命環境学部>生命工学科向け
記号コンピテンシー(能力・資質)説明 
BT-A専門理解・検証生命工学分野における専門的な最新の研究内容を説明できる。
BT-B共通教養多様な知識の獲得単位を取得した教養教育科目の概要と、重要な基礎的事項を説明できる。
BT-C健康維持増進力心身の健康を維持・増進する方法について説明できる。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
BT
1ヒトおよび高等動物での脳機能計測法と解析法を説明できる。BT-A
2ヒト脳機能研究の歴史について説明できる。BT-B
3精神神経疾患での脳機能障害について説明できる。BT-C
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
160%ヒトおよび高等動物での脳機能計測法と解析法の理解度をレポートで評価する。
220%ヒト脳機能研究の歴史の理解度をレポートで評価する。
320%精神神経疾患での脳機能障害の理解度をレポートで評価する。
合計100% 
<授業の方法>
原則対面授業だが、新型コロナウイルス感染症の状況次第でオンライン授業を実施する。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
パソコンを持参すること。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
1タイトル人体生理学総論
事前学習
事後学習
特になし。
授業内容ヒトの脳機能研究の歴史について概説する。
2タイトル心理物理計測
事前学習
事後学習
特になし。
授業内容運動方向弁別課題を例に、心理物理計測について学び、判断を説明するドリフト拡散モデルについて学ぶ。
3タイトル神経活動の電気生理学的計測手法
事前学習
事後学習
特になし。
授業内容高等動物から神経活動を電気生理学的に計測する方法について学ぶ。
4タイトル脳と信号検出理論
事前学習
事後学習
特になし。
授業内容計測した神経活動に信号検出理論を適用することで、行動学的に計測できる能力を神経活動で説明することを学ぶ。
5タイトル非侵襲的脳機能計測
事前学習
事後学習
特になし。
授業内容ヒトでの様々な脳機能計測手法について学ぶ。
6タイトル脳波の解析手法
事前学習
事後学習
特になし。
授業内容脳波の一般的な解析手法である事象関連電位と時間周波数解析について学ぶ。
7タイトル精神神経疾患での応用
事前学習
事後学習
特になし。
授業内容精神神経疾患での脳波異常などについて学ぶ。
8タイトル総括とレポート作成
事前学習
事後学習
特になし。
授業内容1~7で学んだことをレポートにする。
<実務経験のある教員による授業科目の概要>
人体生理学の研究、教育に実務経験のある教員が行う。
<備考>
(未登録)