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授業科目名 公衆衛生看護学特論
時間割番号 GSN522 B
担当教員名 神崎 由紀
開講学期・曜日・時限 前期・月・VI 単位数 2
<対象学生>
看護学専攻
<授業の目的および概要>
・地域で生活する人々の健康上の課題を解決するために必要な理論・方法を学び、公衆衛生看護学で求められる看護実践について思考する能力を修得する。
・看護の機能を保健医療福祉のシステムの中に有効に機能させる方法を論述する。
・地域の人々との協働によって問題解決を図る公衆衛生看護の諸活動の方法を習得する。
<到達目標>
1.地域で暮らす人々の健康や生活に影響する要因を理解できる。
2.地域での看護実践に必要な理論を理解することができる。
3.地域のケアシステムについての課題について、自己の考えを記述できる。
4.問題意識や興味をもって、地域での看護実践について調べ、他者と討議できる。
<授業の方法>
公衆衛生看護学における基礎的な理論や文献検討など課題に沿って学習し、その成果の発表や意見交換を行いながら、公衆衛生看護における課題意識や解決策について考えられるようすすめていきます。
*対面授業を基本としますが、状況によってライブ型授業を並行して行います。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 40  %調べたことを要約して報告できること、自己の考えを記述できることを評価する。 
2受講態度 40  %他者の意見をよく聞くこと、討議への積極性を評価する。 
3発表/表現等 20  %他者が理解できるかどうかを考えた発表が出来ているかを評価する。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
(未登録)
<テキスト>
  1. 特に定めない
<参考書>
  1. エリザベス T.アンダーソン, ジュディス・マクファーレイン編集 ; 金川克子, 早川和生監訳, コミュニティアズパートナー : 地域看護学の理論と実際 第2版, 医学書院, ISBN:9784260003261,
    (2007年出版)

  2. 北素子, 谷津裕子著, 質的研究の実践と評価のためのサブストラクション, 医学書院, ISBN:9784260009577,
    (2009年出版)
<授業計画の概要>
1回目   オリエンテーション
2~5回目 地域で生活する人々に対する看護援助の特質
    (コミュニティアズパートナーの精読) 
6~7回目 地域で生活する人々健康改善に寄与する保健福祉医療サービスの現状
     自己の研究テーマに関連する分野の保健医療福祉サービスを調べる
8~9回目 Evidence of Public Health Nursing Effectiveness の精読
10~11回目 地域ケアシステム構築の方法
12~13回目 地域の健康課題に影響を及ぼす諸要因の分析方法
       関心のあるテーマに関する量的研究論文のクリティーク
14~15回目 関心のあるテーマに関する量的研究論文のクリティーク