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授業科目名 野外生物学実習II
時間割番号 EEN323
担当教員名 宮崎 淳一/芹澤 如比古
開講学期・曜日・時限 集中・(未登録)・(未登録) 単位数 1
<対象学生>
科学教育コース理科教育系生物分野または生物分野に興味のある学生
<授業の目的>
生物の多様性ならびにその生活様式を理解するために、以下の3実習のうちのいずれかを受講する。
臨海生物実習では、磯採集による海藻および動物の分類と観察、海洋プランクトンの採集による分類と観察、トロールネット採集によるアマモ場の動物の分類と観察、ウニの発生の観察から、海洋生物の多様性ならびにその生活様式を理解する。
野外動物学実習では、主に昆虫の野外での観察と採集、また標本作製を通して、生物の自然における生き様を学び、生物多様性の整理(分類)の方法を理解する。
野外植物学実習では、主に陸上の木本植物や草本植物の野外での観察、採集と、採集した植物の解剖、標本作製を通して、野外植物の生き様を学ぶとともに、基本的な種の特徴を認識する力を身に付け、生物の多様性やその生活様式を理解する。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
教育学部向け
記号コンピテンシー(能力・資質) 
A専門人や社会への関心日本や世界、自然に関する広い教養を身につけている。
B教科等の専門教養取得見込みの教員免許に対応する教科の目標や内容に関する知識を習得している。
C持続的変態力教師として学び続ける意志と課題探求力を身につけている。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
教育
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
合計0% 
<授業の方法>
臨海生物実習、野外動物学実習、野外植物学実習から選択し、野外にて実習を行う。その年度にどの実習が行われるかあらかじめ問い合わせること。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
生物を理解するためには、自然における生物の生き様を知ることが必須です。研究室で実験していただけでは生物の本質を解明することはできません。それゆえ野外での調査の経験が非常に重要になってきます。研究室内に比べ野外は当然危険をはらんでいますので、以下のことに注意して下さい。
野外で実習を行うため、安全に配慮した身なり(服装・履物など)で参加し、現地で準備不足がないよう十分注意すること(どのような身なりが適切か、またどのような準備が必要かわからない時には教員に問い合わせること)。また、安全に配慮した協調性のある行動をとること。山梨大学以外の施設で実習を行うことがあるので、施設の規律を遵守すること。

<テキスト>
プリントを配布する。

<参考書>
臨海生物実習
1.海辺の生きもの,山と渓谷社,ISBN:4635060489
2. サンゴ礁の生きもの,山と渓谷社,ISBN:4635060497
1,2のような水生生物の図鑑類があれば実習に持参すること。
野外動物学実習
1. ピッキオ編, 虫のおもしろ私生活, 主婦と生活者, ISBN:4391122294
2. 自然観察シリーズ野や庭の昆虫, 小学館, ISBN:4092140320
3. ヤマケイポケットガイチョウ,ガ, 山と渓谷社, ISBN:4635062198
4. ヤマケイポケットガイド水辺の昆虫(ならびに野山の昆虫), 山と渓谷社, ISBN:4635062287
5. 石川良輔, 昆虫の誕生, 中公新書, ISBN:4121013271
1~4の昆虫の図鑑を図書館より借りて実習に持参すること。
野外植物学実習
1. 新 校庭の雑草 (野外観察ハンドブック),岩瀬 徹・中村 俊彦・川名 興,全国農村教育協会,ISBN: 4881370693
2. 校庭の樹木 (野外観察ハンドブック),岩瀬 徹, 川名 興,全国農村教育協会,ISBN: 4881370405
1,2のような植物の図鑑類を実習に持参すること。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
<備考>
(未登録)