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授業科目名 家庭電気・機械
時間割番号 EEK151
担当教員名 久保田 悟
開講学期・曜日・時限 後期・月・V 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的>
 エレクトロニクスを中心とする科学技術の発展は家庭生活を急激に変えてきた.家庭には新しい電気製品が導入されているが,必ずしも有効に活用されているとは言えない.これらの製品を上手に選択し,利用するために,家庭生活に必要な機器の動作を理解するとともにその応用について理解する.また,その有効利用にあたって重要な省エネ,省資源の考え方,環境問題に対するリスクを理解する.
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
教育学部向け
記号コンピテンシー(能力・資質) 
A専門授業力・実践的技能教材研究や教材開発を進んで行うことができる。
B教科書にある題材や単元等に応じた教材・資料を開発・作成することができる。
C教科等の専門教養取得見込みの教員免許に対応する教科の目標や内容に関する知識を習得している。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
教育
1家庭の中の主な電気製品について特性を理解するとともに,環境に対する影響などを理解する.C
2家庭における電気の役割と重要性の説明ができること.A
3授業内容および,各自で調査した内容についてレポートにまとめることができること.B
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
170%筆記試験
220%発表
310%レポート作成
合計100% 
<授業の方法>
 毎回配布する資料に沿って,できるだけ易しく理解しやすいように講義する.身近な電化製品などを題材に,それらにはどのような物理現象が応用利用されているのかについて説明しながら授業を進める.
 簡単な発表とレポートの作成を行なってもらう.期末試験と合わせて成績評価の対象とする.
<受講に際して・学生へのメッセージ>
 数学や物理の専門的知識はそれほど必要としません.身近な家電や現象を説明の対象とするので,電気や電気機器に興味を持ってほしく思います.出席回数が少ないときは単位の履修ができなくなります.感染防止対策をとった上で,原則として対面(面接)授業とします.状況によってはオンライン授業を取り入れます.
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
  1. 松原洋平, 電気がわかる本, オーム社, ISBN:4-274-03544-1
<授業計画の概要>
1タイトル概要
事前学習
事後学習
発表に向けた日程の確認.
授業内容家庭電気・機械の概要,授業の進め方や成績評価などについて.

3. 発電の仕組みと種類,交流と直流
4. 送電と家庭での受電
5. モーターの働き
6. 直流モーターの原理と簡単な実験
7. 中間評価:授業前半のまとめ
8. 電場と磁場の働き(静電磁場)
9. 光と電磁場を使う,波長と周波数
10. 光の性質理解と科学の歴史
11. 太陽,家庭照明と分光観察実験
12. 熱を使う
13. 冷やす科学と演習
14. 情報機器,アナログとディジタル
15. 評価:総括とまとめ
2タイトル直流と交流
事前学習
事後学習
不明な語句や興味を持った内容についての調査.
授業内容電気の種類や表し方などについて.
3タイトル世界の発電事情
事前学習
事後学習
不明な語句や興味を持った内容についての調査.
授業内容国内,国外における発電の歴史や現状について.
4タイトル交流発電1
事前学習
事後学習
不明な語句や興味を持った内容についての調査.
授業内容交流発電の仕組みについて.
5タイトル交流発電2
事前学習
事後学習
不明な語句や興味を持った内容についての調査.
授業内容送電と受電,高圧送電などについて.
6タイトルモーター
事前学習
事後学習
不明な語句や興味を持った内容についての調査.
授業内容モーターの動作原理や発電との関係などについて.
7タイトル光・電磁波1
事前学習
事後学習
不明な語句や興味を持った内容についての調査.
授業内容照明や熱エネルギーについて.
8タイトル光・電磁波2
事前学習
事後学習
不明な語句や興味を持った内容についての調査.
授業内容電磁波の区分による役割の違いなどについて
9タイトル熱を与える
事前学習
事後学習
不明な語句や興味を持った内容についての調査.
授業内容黒体放射,IH調理器,電子レンジなどについて.
10タイトル発表会
事前学習
事後学習
発表準備.
発表内容については電磁波についての授業後に指示.
授業内容質疑応答も含めて,一人5~10分くらいの発表.
11タイトル熱を奪う
事前学習
事後学習
不明な語句や興味を持った内容についての調査.
授業内容冷蔵庫,冷房などについて.
12タイトルアナログとデジタル
事前学習
事後学習
不明な語句や興味を持った内容についての調査.
授業内容アナログとデジタルの違い,考え方,利用などについて.
13タイトルデジタル
事前学習
事後学習
インターネットに接続できるノートPC持参.
不明な語句や興味を持った内容についての調査.
授業内容PCやスマートフォンなどにおけるデジタルデータについて.
プログラミング体験.
14タイトル期末試験
事前学習
事後学習
試験勉強.
授業内容筆記試験.
15タイトル総括とまとめ
事前学習
事後学習
試験内容に対する理解度の確認.
授業内容試験問題に対する解説やまとめ.
<備考>
(未登録)