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授業科目名 書法研究(漢字)I
時間割番号 EEJ233
担当教員名 清水 文博
開講学期・曜日・時限 前期・木・V 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的>
漢字の各書体の技法を習得し、それぞれの書体の表現力向上を目指す。また、篆刻も取り入れて印を作製する。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
教育学部向け
記号コンピテンシー(能力・資質) 
A専門人や社会への関心日本や世界、自然に関する広い教養を身につけている。
B教科等の専門教養取得見込みの教員免許に対応する教科の目標や内容に関する知識を習得している。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
教育
1漢字の各書体を書き分けられる技法及び表現力を身につけることができる。B
2漢字の各書体の歴史を理解することができる。A
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
170%提出課題と授業への取り組みによる。
230%提出課題と授業への取り組みによる。
合計100% 
<授業の方法>
漢字の書を歴史順に臨書しながら、書体の様式の違いや表現方法の特徴を習得する。
また、点画や字形の変遷を調査し、書体の変遷のメカニズムを解明する。
最後は創作による作品制作を行なう。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
使用する高校書道教科書は授業中に指示します。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
  1. 全国大学書写書道教育学会編, 国語科書写の理論と実践, 萱原書房, ISBN:978-4860121020
<授業計画の概要>
1タイトル書のジャンルについて 漢字の書とは何か
事前学習
事後学習
漢字の書について考えておく。
漢字の書の各書体を多角的に復習する。
授業内容漢字の書の五書体の基礎を解説する。
2タイトル篆書の基礎
事前学習
事後学習
篆書について予習する。
蔵鋒等の技法を復習する。
授業内容篆書の基礎的な技能を確認する。
3タイトル篆書の練習
事前学習
事後学習
篆書の字形を予習する。
小篆の基礎を確認する。
授業内容小篆の技法を確認する。
4タイトル隷書の基礎
事前学習
事後学習
隷書について予習する。
波磔等、隷書の点画の技法を復習する。
授業内容隷書の基礎的な技法を確認する。
5タイトル隷書の練習
事前学習
事後学習
隷書の字形を予習する。
八分隷の基礎を確認する。
授業内容隷書の技法を確認する。
6タイトル草書の基礎
事前学習
事後学習
草書について予習する。
草書の技法を復習する。
授業内容草書の基礎的な技法を確認する。
7タイトル草書の練習
事前学習
事後学習
草書の字形を予習する。
草書の字形を確認する。
授業内容草書の基礎的な技法を確認する。
8タイトル印の歴史
事前学習
事後学習
印の歴史を予習する。
印の歴史について技法を踏まえてまとめておく。
授業内容印の歴史を解説する。
9タイトル印の作製(1)印稿
事前学習
事後学習
印稿の作成法を予習する。
印稿の作成につき難しかったところを復習する。
授業内容印稿を作成する。
10タイトル印の作製(2)布字
事前学習
事後学習
布字について予習する。
布字の方法について復習する。転写について考える。
授業内容布字する。
11タイトル印の作製(3)奏刀、鈐印
事前学習
事後学習
刻し方を予習する。
刻し方の方法について復習する。
授業内容印を刻し鈐印する。
12タイトル漢字の書の創作(1)題材選択
事前学習
事後学習
題材を考える。
題材について復習しておく。
授業内容創作作品の題材を考える。
13タイトル漢字の書の創作(2)練習
事前学習
事後学習
創作作品の練習について考えておく。
練習内容を復習する。
授業内容創作作品を練習する。
14タイトル漢字の書の創作(3)清書
事前学習
事後学習
練習したものを見直しておく。
書いたものの反省点をまとめておく。
授業内容創作作品を清書する。
15タイトル漢字の書の創作(4)批評会 まとめ
事前学習
事後学習
他者の批評について考えておく。
良かった点、悪かった点をまとめておく。
授業内容創作作品を批評しあい、授業を総括する。
<備考>
(未登録)