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授業科目名 漢文学概説
時間割番号 EEJ221
担当教員名 伊崎 孝幸
開講学期・曜日・時限 前期・月・V 単位数 2
<対象学生>
2年次以上
<授業の目的>
漢文学は今でこそ我々にとって馴染みの薄いものとなっていますが、かつては日本でも文芸に携わる者にとって必須の教養でした。漢詩・漢文の知識を抜きにしては、中国はもとより、我が国の文学についても語ることはできません。本講義では漢文学の主要な作品を歴史的に概観することで、作品を読むための基礎的な知識を習得します。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
教育学部向け
記号コンピテンシー(能力・資質) 
A専門人や社会への関心日本や世界、自然に関する広い教養を身につけている。
B教科等の専門教養取得見込みの教員免許に対応する教科の目標や内容に関する知識を習得している。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
教育
1漢文学についての基礎的な知識を習得する。B
2各時代の文学の傾向や個々の詩人の特徴について、他の時代、他の国の詩人などと比較しながら説明することができる。A
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
150%小テストで漢文学についての基礎的な知識の定着を評価する。
250%受講態度やリアクションペーパーなどにより、作品について自らの見解を述べる能力を評価する。
合計100% 
<授業の方法>
講義形式
<受講に際して・学生へのメッセージ>
漢和辞典(紙媒体)を毎回持参するようにして下さい。
<テキスト>
  1. 適宜プリントを配布
<参考書>
  1. 新字源(改訂新版), 角川書店, ISBN:9784046219664,
    (2017年)

  2. 漢辞海, 三省堂, ISBN:4385140464,
    (2000年)

  3. 川合康三編, 新編中国名詩選 上中下, 岩波文庫, ISBN:9784003700013,
    (2015年)
<授業計画の概要>
1タイトルガイダンス
事前学習
事後学習
中国古典文学についての関連書籍を読む。
授業内容中国古典文学の日本への影響(日本漢詩を例として)
2タイトル先秦諸子の思想
事前学習
事後学習
中国の思想についての関連書籍を読む。
授業内容主に儒教について講義する。
3タイトル先秦諸子の思想
事前学習
事後学習
中国の思想についての関連書籍を読む。
授業内容主に老荘思想について講義する。
4タイトル経書
事前学習
事後学習
儒教についての関連書籍を読む。
授業内容儒教の経典、主に『詩経』について講義する。
5タイトル歴史
事前学習
事後学習
『史記』についての関連書籍を読む。
授業内容司馬遷の『史記』について講義する。
6タイトル六朝の文学
事前学習
事後学習
陶淵明と謝霊運についての関連書籍を読む。
授業内容陶淵明と謝霊運について講義する。
7タイトル唐代の文学1
事前学習
事後学習
王維と李白についての関連書籍を読む。
授業内容王維と李白について講義する。
8タイトル唐代の文学2
事前学習
事後学習
杜甫についての関連書籍を読む。
授業内容杜甫について講義する。
9タイトル唐代の文学3
事前学習
事後学習
白居易についての関連書籍を読む。
授業内容白居易について講義する。
10タイトル唐代の文学4
事前学習
事後学習
李賀と李商隠についての関連書籍を読む。
授業内容李賀と李商隠について講義する。
11タイトル唐代の文学5
事前学習
事後学習
唐代の伝奇についての関連書籍を読む。
授業内容唐代の伝奇について講義する。
12タイトル唐代の文学6
事前学習
事後学習
唐代の伝奇についての関連書籍を読む。
授業内容唐代の伝奇について講義する。
13タイトル宋代の文学1
事前学習
事後学習
蘇軾と黄庭堅についての関連書籍を読む。
授業内容蘇軾と黄庭堅について講義する。
14タイトル宋代の文学2
事前学習
事後学習
范成大と楊万里についての関連書籍を読む。
授業内容范成大と楊万里について講義する。
15タイトルまとめ
事前学習
事後学習
中国古典文学についての関連書籍を読む。
授業内容全体の振り返りを行なう。
<備考>
(未登録)