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授業科目名 近代文学演習IIA
時間割番号 EEJ216A
担当教員名 尾形 大
開講学期・曜日・時限 後期・火・III 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的>
「文学」とは、けっして作家個人によってのみ作られるものではありません。そこには実に多様な文化的・社会的・歴史的な背景がともないます。本授業は、戦争の時代に足を踏み入れていく1920年代から50年前後までの文学を取り上げ、それぞれが内包する諸要素を整理・分析することを通して、同時代状況と文学の交錯の実態について考察していきます。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
教育学部向け
記号コンピテンシー(能力・資質) 
A専門人や社会への関心日本や世界、自然に関する広い教養を身につけている。
B授業力・実践的技能教材研究や教材開発を進んで行うことができる。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
教育
1近代文学を研究するために必要な、基礎的な調査能力および立論能力を身につけること。およびそれをもとにしたレジュメ作成および発表の技術を養うこと。B
21920年代から50年前後までの文学動向の中での各テクストの位置付けを説明できるようになること。A
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
150%発表、各時間に課せられる課題、期末レポートおよび授業参画度
250%発表、各時間に課せられる課題、期末レポートおよび授業参画度
合計100% 
<授業の方法>
主に演習形式で進める。
面接・ライブ型を併用する。
面接授業ではコロナウイルス感染防止対策を実施する。
・マスクを着用させ、学生間の距離は1m以上離す・定期的に窓を開けて、換気を行う。
・授業前、後に手洗い・手指消毒を徹底する。
ライブ型授業は以下の形態で実施する。
・教員がZoomにより毎回同時双方向で学生にライブ講義を配信する。
・適宜学生の思考の時間、質問等の時間を設ける。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
近代文学の基礎的な調査・研究方法を理解していることが受講資格となる。また発表担当者以外も、参加者はあらかじめ次回の議題となる作品を熟読して臨み、討議には積極的に参加し発言すること。
<テキスト>
  1. 紅野敏郎 [ほか] 編, 日本近代短篇小説選 昭和篇1, 岩波書店, ISBN:9784003119136,
    (2012年出版 岩波文庫, 緑(31)-191-1-6)

  2. 紅野敏郎 [ほか] 編, 日本近代短篇小説選 昭和篇2, 岩波書店, ISBN:9784003119136,
    (2012年出版 岩波文庫, 緑(31)-191-1-6)
<参考書>
  1. 西田谷洋, 『学びのエクササイズ 文学理論』, ひつじ書房, ISBN:978-4894767034
  2. 松本和也 編, 『テクスト分析入門―小説を分析的に読むための実践ガイド』,, ひつじ書房, ISBN:978-4894768369
<授業計画の概要>
1タイトルガイダンス/発表の担当者決め
事前学習
事後学習
日本の近代文学について調べてノートにまとめる。
授業内容を踏まえて「文学史」という枠組みについて考えたことをノートにまとめる。
授業内容授業で扱う書く小説に関してお話をします
2タイトル昭和期(前期)文学に関する概説
事前学習
事後学習
昭和期の文学について調べてノートにまとめる。
授業内容を踏まえて昭和期の文学に関する情報をノートにまとめる。
授業内容講義
3タイトル横光利一「機械」
事前学習
事後学習
授業で扱う小説を読んで自分の考えをノートにまとめる。
授業を踏まえたうえ当該小説に関する自分の考えをノートにまとめる。
授業内容討議・講義
4タイトル北条民雄「いのちの初夜」1
事前学習
事後学習
授業で扱う小説を読んで自分の考えをノートにまとめる。
授業を踏まえたうえ当該小説に関する自分の考えをノートにまとめる。
授業内容発表・討議
5タイトル北条民雄「いのちの初夜」2
事前学習
事後学習
授業で扱う小説を読んで自分の考えをノートにまとめる。
授業を踏まえたうえ当該小説に関する自分の考えをノートにまとめる。
授業内容講義・解説
6タイトル岡本かの子「家霊」1
事前学習
事後学習
授業で扱う小説を読んで自分の考えをノートにまとめる。
授業を踏まえたうえ当該小説に関する自分の考えをノートにまとめる。
授業内容発表・討議
7タイトル岡本かの子「家霊」2
事前学習
事後学習
授業で扱う小説を読んで自分の考えをノートにまとめる。
授業を踏まえたうえ当該小説に関する自分の考えをノートにまとめる。
授業内容講義・解説
8タイトル太宰治「待つ」1
事前学習
事後学習
授業で扱う小説を読んで自分の考えをノートにまとめる。
授業を踏まえたうえ当該小説に関する自分の考えをノートにまとめる。
授業内容発表・討議
9タイトル太宰治「待つ」2
事前学習
事後学習
授業で扱う小説を読んで自分の考えをノートにまとめる。
授業を踏まえたうえ当該小説に関する自分の考えをノートにまとめる。
授業内容講義・解説
10タイトル授業前半のまとめ
事前学習
事後学習
ここまでにあつかった4つの作品を読み直してレポートで考察する観点を整理する。
図書館等で先行研究を調べながら中間レポートを作成する。
授業内容中間レポート
11タイトル石川淳「焼跡のイエス」1
事前学習
事後学習
授業で扱う小説を読んで自分の考えをノートにまとめる。
授業を踏まえたうえ当該小説に関する自分の考えをノートにまとめる。
授業内容発表・討議
12タイトル石川淳「焼跡のイエス」2
事前学習
事後学習
授業で扱う小説を読んで自分の考えをノートにまとめる。
授業を踏まえたうえ当該小説に関する自分の考えをノートにまとめる。
授業内容講義・解説
13タイトル坂口安吾「桜の森の満開の下」1
事前学習
事後学習
授業で扱う小説を読んで自分の考えをノートにまとめる。
授業を踏まえたうえ当該小説に関する自分の考えをノートにまとめる。
授業内容発表・討議
14タイトル坂口安吾「桜の森の満開の下」2
事前学習
事後学習
授業で扱う小説を読んで自分の考えをノートにまとめる。
授業を踏まえたうえ当該小説に関する自分の考えをノートにまとめる。
授業内容講義・解説
15タイトル講評およびまとめ
事前学習
事後学習
ノートを見ながら授業内容を振り返っておく。
授業であつかった作家の他の小説を読んで自分の考えをノートにまとめる。
授業内容全体の振り返り
<備考>
(未登録)