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授業科目名 日本古典文学史
時間割番号 EEJ212
担当教員名 小島 明子
開講学期・曜日・時限 前期・月・III 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的>
中学校・高等学校の教科書に採録されることが多い主要な古典文学作品を文学史の流れに沿って学ぶ。作品の書き手および享受者に着目しつつ、作品の内容や特質、時代的な背景、他作品との関連などを知ることで、個々の古典文学作品への理解を深め、国語科教員として必要な基礎的知識を身につける。同じ前期に開講される「日本古典文学演習ⅠA」、後期に開講される「日本文学講読A」「名跡研究」「日本古典文学演習ⅡA」の土台となる学習内容である
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
教育学部向け
記号コンピテンシー(能力・資質) 
A専門人や社会への関心日本や世界、自然に関する広い教養を身につけている。
B教科等の専門教養取得見込みの教員免許に対応する教科の目標や内容に関する知識を習得している。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
教育
1日本の古典文学の生成の流れを理解し、主要な作品の概要を自分なりに説明できること。A
2中学校・高等学校の古典の授業を構想・展開するための基礎的な知識を身につけること。B
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
140%毎回の課題と定期試験によって、日本の古典文学の流れを理解し、主要な作品の概要を自分なりに説明できるかを評価する。
260%毎回の課題と定期試験によって、中学校・高等学校の古典の授業を構想・展開するための基礎的な知識を身につけることができているかを評価する。
合計100% 
<授業の方法>
基本的には面接授業で講義を行うが、授業中に音読や意見発表をしてもらうこともある。毎回の課題によって受講者の理解を確認し、15回の授業終了後に定期試験を行う。

ただし、新型コロナウイルスの感染状況によって、Teamsなどを用いた同時並行型オンライン授業に切り替わることもある。その場合にはMoodleによる課題配信・提出となる。面接授業・オンライン授業、いずれの場合も次の回の授業時に課題の解説を行う。

面接授業の実施にあたっては、「学生にマスクを着用させ、学生間の距離は1メートル以上空ける」「定期的に窓を開けて、換気を行う」「授業前後の手洗い・手指消毒を徹底する」など、感染防止に細心の注意を払う。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
古典文法・古典語の暗記や現代語訳が中心になりがちな高等学校までの「古典」では実感しにくかった古典文学の楽しさを、みなさんに発見してもらいたいと思っています。そのためには、毎回の課題を通して自分で作品の意味を考えることが大切になります
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
  1. 小峯和明編, 日本文学史, 吉川弘文館, ISBN:9784642082624,
    (2014年出版)

  2. 池田亀鑑著, 平安朝の生活と文学(ちくま学芸文庫), 筑摩書房, ISBN:9784480094285
<授業計画の概要>
1タイトル日本古典文学史の基盤
事前学習
事後学習
自分がこれまで抱いてきた古典へのイメージや古典の学習体験を振り返っておく。
「日本古典文学史の基盤」の講義を受講した上で、考察したことを自分の言葉でまとめる課題に取り組む
授業内容「日本古典文学史の基盤」の講義を受講、意見発表に参加、自分のこれまでの認識を問い直す。
2タイトル『万葉集』
事前学習
事後学習
事前に配信する『万葉集』の授業プリントに目を通し、わからない言葉は古語辞典などで確認しておく。
『万葉集』の講義を受講した上で、考察したことを自分の言葉でまとめる課題に取り組む。
授業内容『万葉集』の講義を受講、音読や意見発表に参加、自分のこれまでの認識を問い直す。
3タイトル『竹取物語』(1)― 竹取の翁と5人の貴公子たち―
事前学習
事後学習
事前に配信する『竹取物語』(1)の授業プリントに目を通し、わからない言葉は古語辞典などで確認しておく。
『竹取物語』(1)の講義を受講した上で、考察したことを自分の言葉でまとめる課題に取り組む。
授業内容『竹取物語』(1)の講義を受講、音読や意見発表に参加、自分のこれまでの認識を問い直す。
4タイトル『竹取物語』(2)―帝の求婚・かぐや姫の昇天―
事前学習
事後学習
事前に配信する『竹取物語』(2)の授業プリントに目を通し、わからない言葉は古語辞典などで確認しておく。
『竹取物語』(2)の講義を受講した上で、考察したことを自分の言葉でまとめる課題に取り組む。
授業内容『竹取物語』(2)の講義を受講、音読や意見発表に参加、自分のこれまでの認識を問い直す。
5タイトル『伊勢物語』
事前学習
事後学習
事前に配信する『伊勢物語』の授業プリントに目を通し、わからない言葉は古語辞典などで確認しておく。
『伊勢物語』の講義を受講した上で、考察したことを自分の言葉でまとめる課題に取り組む。
授業内容『伊勢物語』の講義を受講、音読や意見発表に参加、自分のこれまでの認識を問い直す。
6タイトル『古今和歌集』
事前学習
事後学習
事前に配信する『古今和歌集』の授業プリントに目を通し、わからない言葉は古語辞典などで確認しておく。
『古今和歌集』の講義を受講した上で、考察したことを自分の言葉でまとめる課題に取り組む。
授業内容『古今和歌集』の講義を受講、音読や意見発表に参加、自分のこれまでの認識を問い直す。
7タイトル『紫式部日記』
事前学習
事後学習
事前に配信する『紫式部日記』の授業プリントに目を通し、わからない言葉は古語辞典などで確認しておく。
『紫式部日記』の講義を受講した上で、考察したことを自分の言葉でまとめる課題に取り組む。
授業内容『紫式部日記』の講義を受講、音読や意見発表に参加、自分のこれまでの認識を問い直す。
8タイトル『更級日記』
事前学習
事後学習
事前に配信する『更級日記』の授業プリントに目を通し、わからない言葉は古語辞典などで確認しておく。
『更級日記』の講義を受講した上で、考察したことを自分の言葉でまとめる課題に取り組む
授業内容『更級日記』の講義を受講、音読や意見発表に参加、自分のこれまでの認識を問い直す。
9タイトル『平家物語』(1)―平家一門の栄華と悪行―
事前学習
事後学習
事前に配信する『平家物語』(1)の授業プリントに目を通し、わからない言葉は古語辞典などで確ておく。
『平家物語』(1)の講義を受講した上で、考察したことを自分の言葉でまとめる課題に取り組む。
授業内容『平家物語』(1)の講義を受講、音読や意見発表に参加、自分のこれまでの認識を問い直す。
10タイトル『平家物語』(2)―反平家勢力蜂起・平家一門都落ち―
事前学習
事後学習
事前に配信する『平家物語』(2)の授業プリントに目を通し、わからない言葉は古語辞典などで確認しておく。
『平家物語』(2)の講義を受講した上で、考察したことを自分の言葉でまとめる課題に取り組む。
授業内容『平家物語』(2)の講義を受講、音読や意見発表に参加、自分のこれまでの認識を問い直す。
11タイトル『平家物語』(3)―源平合戦・平家一門滅亡―
事前学習
事後学習
事前に配信する『平家物語』(3)の授業プリントに目を通し、わからない言葉は古語辞典などで確認しておく。
『平家物語』(3)の講義を受講した上で、考察したことを自分の言葉でまとめる課題に取り組む。
授業内容『平家物語』(3)の講義を受講、音読や意見発表に参加、自分のこれまでの認識を問い直す。
12タイトル『宇治拾遺物語』
事前学習
事後学習
事前に配信する『宇治拾遺物語』の授業プリントに目を通し、わからない言葉は古語辞典などで確認しておく。
『宇治拾遺物語』の講義を受講した上で、考察したことを自分の言葉でまとめる課題に取り組む。
授業内容『宇治拾遺物語』の講義を受講、音読や意見発表に参加、自分のこれまでの認識を問い直す。
13タイトル『徒然草』
事前学習
事後学習
事前に配信する『徒然草』の授業プリントに目を通し、わからない言葉は古語辞典などで確認しておく。
『徒然草』の講義を受講した上で、考察したことを自分の言葉でまとめる課題に取り組む。
授業内容『徒然草』の講義を受講、音読や意見発表に参加、自分のこれまでの認識を問い直す。
14タイトル『御伽草子』「一寸法師」
事前学習
事後学習
事前に配信する『御伽草子』「一寸法師」の授業プリントに目を通し、わからない言葉は古語辞典などで確認しておく。
『御伽草子』「一寸法師」の講義を受講した上で、考察したことを自分の言葉でまとめる課題に取り組む。
授業内容『御伽草子』「一寸法師」の講義を受講、音読や意見発表に参加、自分のこれまでの認識を問い直す。
15タイトル『おくのほそ道』
事前学習
事後学習
事前に配信する『おくのほそ道』の授業プリントに目を通し、わからない言葉は古語辞典などで確認しておく。
『おくのほそ道』の講義を受講した上で、考察したことを自分の言葉でまとめる課題に取り組む。
授業内容『おくのほそ道』の講義を受講、音読や意見発表に参加、自分のこれまでの認識を問い直す。
<備考>
定期試験(第16回)
事前学習 これまでの授業プリントを読み直し、自分なりに全15回の授業内容を整理する。
事後学習 試験の問題について授業プリントを見ながら再度考え、自分の理解の不足していた箇所を学び直す。
授業内容 日本古典文学史に関する試験を受験する。