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授業科目名 保育実践演習I
時間割番号 EEI141
担当教員名 清水 一毅
開講学期・曜日・時限 集中・(未登録)・(未登録) 単位数 1
<対象学生>
幼稚園教員免許取得予定学生
<授業の目的>
・幼稚園教諭として、自然の中で子どもを遊ばせるための手法を学ぶ。
・幼児期は豊かな自然や友達とのふれあいを通して五感を磨き、感性を育むのに大切な時期である。そのため、教育者自身が自然に対する基本的な知識や、自然との関わり方、遊び方を知っておく事が必須となる。実際の野外活動体験を通し、身の回りにある公園や森といった自然の中で、子どもが五感を使って自然を感じるための手法を学ぶ。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
教育学部向け
記号コンピテンシー(能力・資質) 
A専門他者との協働他者の意見を聴き、理解や協力を得て課題に取り組める。
B子ども理解子どもたちの発達段階や生活年齢を考慮して、適切に接することができる。
C授業力・実践的技能教材研究を生かした授業を構想して、指導案を作成することができる。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
教育
1身の回りにある自然に興味を持ち、自然環境を知り、自然に対する理解を深める。C
2幼児の立場に立った、野外での遊びの方法を修得する。B
3周囲の人との連携を通して、課題の解決を行う。A
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
160%ワークへの参加態度によって評価する。
240%最終レポートによって評価する。
3%
合計100% 
<授業の方法>
キャンパス内外にある自然を利用し、様々なフィールドワークを行うことで体験を通した学びを促す。
フィールドワークの前後に目的、考えられる効果、ワークを行うときの注意事項等について解説をすることにより、体験を通した知識を得られるようにする。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
まずは自分自身が楽しんで活動を行う事が大事です。そのためにも、実際の経験を通した学びを得られるよう、積極的なワークへの参加を期待します。
<テキスト>
  1. 授業時にレジュメや必要な資料を配布する。
<参考書>
  1. 自然体験活動研究会編 ; [小森伸一責任編集], 野外教育の理論と実践, 杏林書院, ISBN:476441581X,
    (2011年出版 野外教育入門シリーズ, 第1巻)

  2. 河崎道夫著, あそびのひみつ : 指導と理論の新展開, ひとなる書房, ISBN:4938536749,
    (1994年出版 新保育論, 3)

  3. 菅井啓之, 後藤紗貴著, いのちと出会う保育の自然さんぽ, ひかりのくに, ISBN:4564608878,
    (2017年出版 ハッピー保育books, 25)

  4. 後藤和佳子編著, 身近な自然で楽しい保育! : 0~5歳児 : 年中使える! : 子どもの驚き!発見!不思議!が科学する心を育てる!, ひかりのくに, ISBN:9784564608827,
    (2016年出版 保カリbooks, 43)
<授業計画の概要>
1タイトルイントロダクション・アイスブレイキング
事前学習
事後学習
自然体験活動について考える。
アイスブレイキングを行なった振り返り
授業内容野外遊びのイメージとこれからどのような学習を行うかの予測を立てる。
ワークへの準備として履修学生同士の自己紹介及びウォームアップ
2タイトル身近な自然を見つける
事前学習
事後学習
構内の地図を把握しておく。
ベース基地の把握をする。
授業内容構内を探検し、自分のお気に入りの場所を探す。
受講者ごと自分のベース基地を決めることにより、2日間の拠り所とする。
3タイトルイニシアティブゲーム(1)
事前学習
事後学習
集団での活動に備え、受講者同士の交流を深めておく。
活動の振り返りを行う。
授業内容小グループに分かれて、課題解決型の野外遊びを行う。
4タイトルイニシアティブゲーム(2)
事前学習
事後学習
集団での活動に備え、受講者同士の交流を深めておく。
活動の振り返りを行う。
授業内容小グループに分かれて、課題解決型の野外遊びを行う。
5タイトルオリエンテーリング(1)
事前学習
事後学習
コンパスの使い方や地図の読み方を調べる。
活動の振り返りを行う。
授業内容地図の読み方、指示通りの方向へ移動する練習を行う。
6タイトルオリエンテーリング(2)
事前学習
事後学習
地図を読み、自分の現在地を把握できるようにしておく。
活動の振り返りを行う。
授業内容小グループに分かれ、地図とコンパスを頼りに課題を行う。
7タイトル活動の振り返り
事前学習
事後学習
これまでの活動がどのようなものであったか振り返っておく。
個人と集団での振り返りの違いを考える。
授業内容ベース基地でゆっくりとした時間を過ごし、紙に絵や文字で学びをアウトプットする。
小グループにあつまり、学びを共有する。
8タイトルまとめ
事前学習
事後学習
活動の振り返りをまとめる。
授業内容活動のまとめを行うとともに、それぞれの活動の繋がりを考える。
<備考>
(未登録)