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授業科目名 授業分析論
(本年度非開講)
時間割番号 EEC232
担当教員名 (     )/担当教員
開講学期・曜日・時限 後期・金・I 単位数 2
<対象学生>
教育学部2年次生
<授業の目的>
附属小中学校における研究授業をビデオ撮影し,授業分析・授業研究を実践的にすすめる。具体的な教科・単元において,教育目標と対応させて教材研究及び評価に関する技能を修得し,学習理論をふまえた授業改善ができることが,到達目標である。その前提として,カリキュラム編成・評価の枠組みや,教育目標・教育内容と教材との関係等,教育方法の基礎理論を理解していること,学習評価の基礎的な考え方を理解していること,学習指導案の意義を理解し作成できること,ICTを活用した教育方法・教材の基礎的な能力を習得することも,到達目標としてあげられる。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
教育学部向け
記号コンピテンシー(能力・資質) 
A専門授業力・実践的技能教材研究を生かした授業を構想して、指導案を作成することができる。
B持続的変態力教師として学び続ける意志と課題探求力を身につけている。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
教育
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
合計0% 
<授業の方法>
第1~3回、第14・15回はネットライブ講義・ライブ発表、第4~12回は対面授業。4~5人のグループごとの対面授業。グループごとに、附属小・中学校における教育実習生の研究授業ビデオや学習指導案・教材等を対象に、授業分析を行う。6~7グループ程度によって構成されるクラスごと及び履修者全員による授業研究カンファランスを行い、グループによる発表,参加者による授業に関する評価等の意見交換を行い、授業を見る目を養う。グループごとの活動の前及び,各クラスにおいて,教育方法の基礎理論や,ICTを活用した教育方法・教材についての講義・演習を行う。
・最初の2回は講義を行う。
・次の10回は5クラスに分かれ、クラス内で4人程度のグループで授業分析作業やクラス内授業カンファランスを行う。
・最後の2回は,5クラス合同で全体授業カンファランスを行い、同一授業を分析した他のグループを中心に意見交換・討論を行う。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
1.この科目の履修申告・受講のための要件は以下のとおりです。
・前期の「教育課程臨床論」を単位取得しているか,後期の「教育課程と学力形
成」を履修申告すること。
2.「授業分析論」では欠席が多いと単位修得できませんし,授業の目標を達成することも困難になります。
<テキスト>
  1. 稲垣忠彦・佐藤学, 授業研究入門(子どもと教育), 岩波書店, ISBN:978-4000039482,
    (1996年発行)
<参考書>
  1. 日本教育方法学会, 日本の授業研究〈下巻〉授業研究の方法と形態., 学文社.,
    (2009年発行)

  2. 水越敏行他, 授業研究と教育工学(教育工学選書 第6巻), ミネルヴァ書房,
    (2012年発行)

  3. 小学校学習指導要領
  4. 中学校学習指導要領
  5. 高等学校学習指導要領
<授業計画の概要>
<備考>
(未登録)