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授業科目名 情報科学入門及び実習
時間割番号 EEC102 A
担当教員名 宇多 賢治郎
開講学期・曜日・時限 前期・火・V 単位数 2
<対象学生>
障害児教育コース
<授業の目的>
教員をはじめとする業務、また大学で学生生活を送る上で必要な、パソコンの技能を習得してもらう。ただ、技能を身につけるだけでなく、その前提となる機器を使った作業内容、具体的には大学の授業の受講、教育実習、教員の業務などとのつながりを理解してもらう。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
教育学部向け
記号コンピテンシー(能力・資質)説明 
A専門授業力・実践的技能教材研究や教材開発を進んで行うことができる。
BICTやアクティブ・ラーニングなどの活用に関する基礎的な知識を習得している。
C共通汎用能力4・論理的思考力情報を多面的・客観的にとらえ、筋道を立てて根拠を示しながら説明できる。
D5・問題解決力計画力課題の解決に向けた実現可能な計画を具体的に立案できる。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
教育
1大学での学びや仕事の場で活かすといった目的のため、手段を活用することができるようにするB
2手段を活かし、大学での学び、仕事の場で活かすことができるようにするA
3情報を集め、捉え、さまざまな方法で論理的に説明することができるようにするC
4さまざまな課題の解決のために、手段を活かすことができるようにするD
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
140%授業内容を踏まえ、上記の到達目標に基づき、文書や資料を作成できているかを、提出物や実習で評価する。
220%同上
320%同上
420%同上
合計100% 
<授業の方法>
 授業方法は、以下のどちらか、または混合形式で行う。
 状況を踏まえて判断するため、CNSの案内を確認すること
・Teamsを使ったライブ型
・教室での面接授業型
 Teamsで参加する場合、発表ができる環境を整えておくこと
 教室ではマスク着用、1m以上離れての着席、定期的な換気、入退出時の消毒を行うこと
<受講に際して・学生へのメッセージ>
この講義はパソコン講習ではありません。ただ実習さえこなせれば良いと思い、講義内容を聞くことをおろそかにする態度で臨むと、肝心な部分を聞き逃します。教員をはじめ、仕事に着いたら必要となる技能を教えるので、そのつもりで受講してください。
<テキスト>
  1. 宇多 賢治郎, 教育の場で「説明する」ためのパソコン術, 学文社, ISBN:978-4762026997
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
1タイトル大学内の情報システムとその利用方法について
事前学習
事後学習
事前学習:教科書の第1、2章を読んでおいてください。
事後学習:授業で困らないよう、自前のPCやスマートフォン、タブレットなどを、教えたように設定しておきましょう
授業内容授業で困らぬよう、前提として、大学のシステムの利用方法を説明します。
2タイトル情報の収集
事前学習
事後学習
事後学習:情報の利用時に、引用、参照元を示せるよう、出所を記録する習慣をつけましょう
授業内容ネット検索とは異なる情報収集の方法を説明します。
3タイトル情報の管理
事前学習
事後学習
事後学習:フォルダを使い、情報を分類しておく習慣をつけましょう
授業内容大量の情報を扱うようになるので、せっかく集めた情報を活用できるよう、効率よく整理する方法を説明します。
4タイトル図の作成 基本
事前学習
事後学習
事前学習:予習のプリントの作業を、できるよう試みておきましょう
事後学習:図を少ない部品の使い回しで描く発想を身につけましょう
授業内容説明用の図を、効率よく描く方法を説明します。
5タイトル図の作成 実践
事前学習
事後学習
事前学習:今回の説明についていけるよう、前回の操作方法の復習をしておきましょう
事後学習:図をPCで描く前に、紙に下書きをする習慣をつけましょう
授業内容説明用の図を描くコツが、簡略化と配置を考慮した下書きにあることを説明します。
6タイトルスライドの編集
事前学習
事後学習
事前学習:今回の説明についていけるよう、図の作成方法の復習をしておきましょう
事後学習:見せる相手だけでなく、状況を想定したスライド作りを心がけてください
授業内容授業で使う資料のうち、スライドの作成方法を説明します。なお、スライド以外は、文書の作成方法で説明します。
7タイトル映像の編集
事前学習
事後学習
事前学習:今回の説明についていけるよう、これまでの操作方法の復習をしておきましょう
事後学習:見せる相手だけでなく、状況を想定したスライド作りを心がけてください
授業内容授業で困らない程度の、最低限の映像編集の方法を説明します。
8タイトル表の作成
事前学習
事後学習
事後学習:表の構造が二次元であることを理解した上で、配置を考える習慣をつけましょう
授業内容文書などに掲載する表に、まとめる方法論、それを踏まえた効率よい書き方を説明します。
9タイトル文書作成 文書の形式
事前学習
事後学習
事前学習:授業最初に提示された宿題をやっておきましょう
事後学習:形式を守ることの重要性を忘れないようにしてください
授業内容文書の作成が、文字の入力だけでなく、形式が重要であることを説明し、その上で効率よく書く方法を説明します。
10タイトル文書作成 基本設定
事前学習
事後学習
事前学習:今回の操作方法の前提である、考え方を復習しておきましょう
事後学習:考え方と実際の操作方法のつながりを意識して、復習しましょう
授業内容文書の形式を整えるために必要な、設定方法を説明します。
11タイトル文書作成 実践
事前学習
事後学習
事前学習:今回の説明についていけるよう、前回の操作方法の復習をしておきましょう
事後学習:形式を整える時間を最低限にできるよう、包括的に捉えるよう、復習しておきましょう
授業内容論文や指導案で活用する、設定方法を説明します。
12タイトル計算の効率化 考え方
事前学習
事後学習
事前学習:授業最初に提示された宿題をやっておきましょう
事後学習:表が二次元であること、またPCの特徴を復習しておきましょう
授業内容表計算ソフトを使う前に、暗算、手計算、電卓との違いを説明します。
13タイトル計算の効率化 基本操作
事前学習
事後学習
事前学習:今回の説明についていけるよう、前回の考え方の復習をしておきましょう
事後学習:授業で行った実習を、繰り返し練習しましょう
授業内容表計算ソフトで計算するために必要な発想を踏まえ、操作方法を説明します。
14タイトル統計データの加工
事前学習
事後学習
事前学習:今回の作業に応用できるよう、前回の操作方法の復習をしておきましょう
事後学習:自分が使うことになるであろう、統計データを知っておきましょう
授業内容公表されている統計データを、授業などで使えるよう、加工する方法を説明します。
15タイトル偏差値の計算
事前学習
事後学習
事前学習:今回の説明についていけるよう、前回の操作方法の復習をしておきましょう
事後学習:早く、間違えず、間違えても見つけやすい方法を、身につけましょう
授業内容偏差値の計算方法を例に、計算方法を包括的に捉え、今後することになる未知の計算をしやすくする方法を説明します。
<実務経験のある教員による授業科目の概要>
担当教員は、国家公務員の経験を持ち、業務経験を基に授業内容を作成している。
<備考>
(未登録)