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授業科目名 学部入門ゼミ
時間割番号 EEC101 E
担当教員名 福地 龍郎/長島 礼人/佃 俊明/宮崎 淳一/芹澤 如比古/中村 宗敬/中村 拓司/吉田 夏海/山際 基/森長 久豊/清水 宏幸/杉山 雅俊/林 丈晴/小池 健二/山下 和之
開講学期・曜日・時限 前期・木・V 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的>
理系教科を専門とする教員への途を選んだ初年度生を対象に,将来自分たちが教えることになる教科はどのような基本概念を骨子にして組み立てられているのか概観してもらう.また,科学における倫理を理解する.
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
教育学部向け
記号コンピテンシー(能力・資質) 
A専門人や社会への関心日本や世界、自然に関する広い教養を身につけている。
B持続的変態力教師として学び続ける意志と課題探求力を身につけている。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
教育
1コース内の学生同士の間でも、意見・知識には相違のあることを自覚することで、力量を備えた理系教員となるために今後、各自が修得すべき課題に気付くようになる.科学における倫理の理解.A
2理数系の教員を目指して,自ら課題を発見し,その解決を行う力を身に付ける。B
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
150%1回1回の授業での課題に対してのレポートを作成し,提出しているか。
250%幅広い理数系の教科の知識・技能を身に付けるため,授業の中での演習等に積極的に取り組んでいるか。
合計100% 
<授業の方法>
一方通行の講義形式ではなく、講師役の教員は適宜、学生にこれまでの経験から答えることのできる質問を投げかけることで、学生間の談話・討論のきっかけを作る。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
どのような学問を深めて行くのかは学生一人一人で異なっているはずです。今後どの分野に進むにせよ、具体的な目的・目標を早く設定出来る様に各自がこの授業をきっかけに、自主的・自覚的・意識的に勉学を進めていってください。オフィス・アワーの制度があるので、有効に活用してください。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
1タイトル第1回 科学教育コースの学部入門ゼミガイダンス
事前学習
事後学習
研究を行う際の倫理について確認をし,実際の場面で行動できるようにしてください。
授業内容教員紹介,3つの系についての説明,履修指導,科学における倫理等について学ぶ。
2タイトル第2回「数学(算数)教員への誘い」内容A:数と式
事前学習
事後学習
授業で参考書をいくつか紹介します。興味がある人は図書館で調べてください。
授業内容代数学の入り口を紹介します。
3タイトル第3回「数学(算数)教員への誘い」内容B:図形 
事前学習
事後学習
中学校2年生の教科書の幾何部分を読む。
本授業で学んだ数学的な考え方・幾何学の考え方を踏まえ、課題に取り組む。
授業内容組み合わせパズルや図形パズルなどを用いて数学的な考え方について学ぶ。
ユークリッドの原論から幾何学の考え方について学ぶ。
4タイトル第4回「数学(算数)教員への誘い」内容C:関数(函数)
事前学習
事後学習
事前学習は過去に学んだ関数が何であったかを思い出しておくこと。受講後の復習が事後学習である。
授業内容中学生の頃から知っている関数。しかし古本屋や(規模の大き目の)図書館・本屋等の数学書コーナーでひょっとすると「関数」以外にも「函数」なる文字を含んだ題目の書籍を目にした人も受講者諸君の中にいるかもしれない。「函数」是如何に。ここでは「関数(函数)」について今一度考えることにする。
5タイトル第5回「数学(算数)教員への誘い」内容D:データの活用(分析)
事前学習
事後学習
高校時の教科書の「データの分析」を復習しておく。
データに応じて適切なグラフをかけるようにしておく。
授業内容高校時までの統計分野の学習を振り返り、その意味を振り返り、情報機器を用いてデータに応じてどのようなグラフが適切か、またそこから何を読み取るか等を学習する。
6タイトル第6回「理科教員への誘い」内容A:エネルギー
事前学習
事後学習
授業中使用したスライド資料を moodle にアップロードしますので,事後学習に役立ててください。
授業内容小学校学習指導要領 (理科) に記す内容区分「A物質・エネルギー」,「B生命・地球」のうちの,「エネルギー」に関わる基本概念を概観します。
7タイトル第7回「理科教員への誘い」内容B:粒子
事前学習
事後学習
授業中使用したスライド資料を moodle にアップロードしますので、事後学習に役立ててください。
授業内容小学校学習指導要領 (理科) に記す内容区分「A物質・エネルギー」、「B生命・地球」のうちの、「粒子」に関わる基本概念を概観します。
8タイトル第8回「理科教員への誘い」内容C:生命
事前学習
事後学習
資料を事前に掲示することがあるので,事前学習およびレポートを含めた事後学習に利用してください。
授業内容生命または生命現象の多様性と一様性について,生物分野の研究取組を紹介しながら概説する。
9タイトル第9回「理科教員への誘い」内容D:地球
事前学習
事後学習
授業の内容を配布あるいはe-learningにuploadするので,事前学習あるいは事後学習に活用してください。
授業内容地学分野の内容および地学の見方・考え方について学習する。
10タイトル第10回「技術教員への誘い」内容A,C:材料と加工に関する技術,生物育成に関する技術
事前学習
事後学習
事後学習では,授業中学習した材料と加工に関する技術,生物育成に関する技術について整理し復習しておいてください。
授業内容材料と加工に関する技術,生物育成に関する技術を概観しその具体例を示します。
11タイトル第11回「技術教員への誘い」内容B:エネルギー変換に関する技術(主に機械)
事前学習
事後学習
事後学習では,エネルギー変換に関する技術(主に機械)について整理し復習しておいてください。
授業内容エネルギー変換に関する技術(主に機械)を概観しその具体例を示します。
12タイトル第12回「技術教員への誘い」内容B:エネルギー変換に関する技術(主に電気)
事前学習
事後学習
授業前に高等学校物理(電気の内容)について確認しておく。
授業後に授業で扱った内容の整理してまとめる。
授業内容技術家庭科技術分野における電気に関する教育内容と、高等学校で学習した物理(電気の内容)との関わりを講義、演習を行う。
技術教育系で学ぶ電気の内容についての概要を講義する。
13タイトル第13回「技術教員への誘い」内容D:情報に関する技術
事前学習
事後学習
"授業前に高等学校情報科の学習内容を確認しておく。
授業後に授業で扱った内容の整理してまとめる。"
授業内容技術家庭科技術分野における情報に関する教育内容と、高等学校で学習した情報との関わりを講義、演習を行う。
技術教育系で学ぶ情報の内容についての概要を講義する。
14タイトル第14回「数・理・技の授業設計への誘い」
事前学習
事後学習
事前に,数学科教育,理科教育,技術科教育のどの講義を受けるかを決めておく。
参考文献等を紹介しますので,系選択のために関連の本を読んでください。
授業内容授業設計者としての教員に求められる資質とは何かを算数・数学科,理科,技術科それぞれで学ぶ。
15タイトル第15回「まとめ」
事前学習
事後学習
これまでの講義の振り返りをしておいてください。系選択をしますので,希望する系をあらかじめ決めておいてください。
授業内容学部入門ゼミのすべての講義を振り返り,レポートを作成する。
<備考>
(未登録)