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授業科目名 陶芸基礎演習
時間割番号 EEA236
担当教員名 武末 裕子
開講学期・曜日・時限 後期・金・V 単位数 2
<対象学生>
2・3・4年
<授業の目的>
陶芸制作の知識・技術の基礎を学び、社会教育や学校教育の現場等で実践可能な陶芸制作の基礎的造形力を習得する。また身近な素材である土の可能性を体感し、作品を生活の中で使用する事により、生活と物に対する美意識や価値観を見いだす機会とする。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
教育学部向け
記号コンピテンシー(能力・資質) 
A専門授業力・実践的技能教科書にある題材や単元等に応じた教材・資料を開発・作成することができる。
B教科等の専門教養取得見込みの教員免許に対応する教科の目標や内容に関する知識を習得している。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
教育
1素材や表現に関する理解力と陶芸制作の基礎的造形力の習得を目指す。B
2安全に留意し、見通しを持った実行力を養うA
3自身の作品について客観的に観察する力や作品について互いに批評し合う力を養うB
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
150%発表/表現等 作品提出と発表により試験での答案に相当する評価を行う
230%受講態度 安全に留意した計画的な制作姿勢を評価する
320%小テスト/レポート 授業で得られた知見を記す授業記録とリサーチレポート課題を評価の対象にする
合計100% 
<授業の方法>
授業の前半は課題提示をもとに作陶をおこなう。後半は研究課題にそって資料や作品を紹介し、各自の課題を設定して取り組む土の準備など毎回事前学習を前提とする。
感染状況により、オンデマンド・オンライン・面接授業を併用する場合がある。
オンデマンドでは情報機器を活用して実践的演習を行う。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
【※材料費は実費となります。】課題が多く、作業は段階を追って進むため、欠席・遅刻の無いように努めること。安全注意事項確認を授業開始時に行うため、遅刻は欠席扱いとする。作業着着用・クロッキー帳を持参のこと。作業行程全体を理解するため、焼成作業(授業時間外含む)には必ず参加すること。授業では主に課題提示と指導、講評を行う。課題制作は各自の時間で授業外に進めるため、授業時間内では全て終わらない内容である事を充分理解したうえで受講すること。作陶技法のみでなく、土や釉薬の調合から数種の焼成方法までを幅広く学ぶ。
<テキスト>
  1. 随時紹介
<参考書>
  1. 文部科学省 [著], 高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説 芸術(音楽 美術 工芸 書道)編 音楽編 美術編, 教育図書, ISBN:9784877304201,
    (2019年出版)

  2. 文部科学省 [編], 中学校学習指導要領(平成29年告示)解説 美術編, 日本文教出版, ISBN:9784536590136,
    (2018年出版)
<授業計画の概要>
1タイトル第1回ガイダンス、陶芸の素材・技法について
事前学習
事後学習
道具や材料の準備をし、授業のふりかえりを各自行う
授業内容陶芸の素材・技法について 概要を学ぶ
2タイトル第2回成形及び焼成に必要な用具・施設について
事前学習
事後学習
道具や材料、構想の準備をし、授業のふりかえりを各自行う
授業内容成形及び焼成に必要な用具・施設について学ぶ
3タイトル第3回土準備(土練りについて)
事前学習
事後学習
土練の解説をするので、事後に協力して土準備を行う
授業内容土練りを行う
4タイトル第4回玉・紐つくりによる制作(茶碗)制作(課題1)
事前学習
事後学習
粘土準備、授業のふりかえりを各自行う
授業内容玉・紐つくりによる制作(茶碗)を行う
5タイトル第5回板つくりによる制作(課題2)
事前学習
事後学習
粘土準備、授業のふりかえりを各自行う
授業内容板つくりによる制作
6タイトル第6回ロクロによる制作の習得・制作(課題3)
事前学習
事後学習
粘土準備、授業のふりかえりを各自行う
授業内容ロクロによる制作を行う
7タイトル第7回ロクロによる制作(課題4)
事前学習
事後学習
粘土準備、授業のふりかえりを各自行う
授業内容ロクロによる制作を行う
8タイトル第8回素焼き
事前学習
事後学習
粘土準備、授業のふりかえりを各自行う、窯の使い方を授業で解説するので、事後に協力して焼成作業を行う
授業内容窯の使用方法や素焼きについて学ぶ
9タイトル第9回施釉・本焼成
事前学習
事後学習
粘土準備、授業のふりかえりを各自行う、窯の使い方を授業で解説するので、事後に協力して焼成作業を行う
授業内容施釉について学び、本焼成の理論を学び、実践する
10タイトル第10回上絵について
事前学習
事後学習
上絵図案準備、授業のふりかえりを各自行う
授業内容事前に準備した上絵図案をもとに上絵付けを行う
11タイトル第11回各自テーマと技法を決めて制作(課題5構想)
事前学習
事後学習
粘土準備、授業のふりかえりを各自行う
授業内容各自テーマと技法を決めて制作をおこなう構想と試作を行う
12タイトル第12回各自テーマと技法を決めて制作(課題5-1)
事前学習
事後学習
粘土準備、授業のふりかえりを各自行う
授業内容各自テーマと技法を決めて制作をおこなう
13タイトル第13回各自テーマと技法を決めて制作(課題5-2)
事前学習
事後学習
粘土準備、授業のふりかえりを各自行う
授業内容各自テーマと技法を決めて制作をおこなう
14タイトル第14回仕上げ 各自テーマと技法を決めて制作(課題5-3)
事前学習
事後学習
粘土準備、授業のふりかえりを各自行う
授業内容各自テーマと技法を決めて制作をおこなう
15タイトル第15回まとめの総括 講評会・レポート発表
事前学習
事後学習
各自でリサーチ課題やふりかえりを進め、授業発表に臨めるように準備をする
授業内容まとめとして総括を行う リサーチ課題やふりかえりを発表する
<実務経験のある教員による授業科目の概要>
教職現場・美術館での実務経験を反映させた教育実践的内容とする
<備考>
(未登録)