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授業科目名
地域看護学実習2(環境保健・産業看護実習)
担当教員
宮村 季浩/神崎 由紀/遠藤 成美/武井 勇介/坂井 郁恵/宮田 知子
時間割番号
単位数
履修年次
期別
DNF305 2 3 後期
<授業の概要>
一般目標(GIO):
1)地域に住む住民がどのような環境に生活しているのか、また廃棄物がどう処理され、リサイクルがどう行われているのか。われわれの生活の基本となる水がどのように飲み水となり、また下水として処理されているのかなどの生活環境にかかわる諸要因について理解する。
2)産業現場でどのような保健活動(看護活動)が行われているのかを理解し、地域看護との連携についても理解を深める。

行動目標(SBOs):
1) 知識:
・騒音、温熱条件、照度、紫外線、電離放射線、粉じん、有害ガスなどの種々の物理化学的環境要因の健康への影響について理解を深める。
・ごみ処理、リサイクル、浄水、下水処理がどのように行われているかについて知る。
・産業現場でどのような保健活動が行われているのかを知る。
2)技能:
・環境測定機器を用いて、上記の主な環境要因の基本的な測定法を習得する。
・基本的な水質検査の方法を習得する。
3)態度:
ごみ、リサイクル、資源、エネルギー、地域の環境要因、職場の環境要因について理解し、環境がわれわれの生活、生存にとって極めて重要なことを理解し、行動できるようになる。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
医学部>看護学科向け
記号コンピテンシー(能力・資質) 
A専門豊かな人間性
B看護実践力
C連携する力
D地域ケアに貢献する力
<到達目標>
目標NO説明コンピテンシーとの対応
看護
1環境関連施設の見学により、上水がどのように作られているのか、下水がどのように処理されるのか、ゴミ処理がどのように行われているのかを理解する。D
2基本的な環境測定ができるようになる。C
3一般環境の測定により自分たちがどのような環境にいるのかを理解する。B
4企業の健康管理活動がどのように行われているのかを理解する。B
5健康を維持し増進するための能力を獲得する。A
<成績評価方法>
目標No割合評価の観点
120%実習中の討論、レポートで評価する。
220%実習中の討論、レポートで評価する。
320%実習中の討論、レポートで評価する。
420%実習中の討論、レポートで評価する。
520%実習中の討論、レポートで評価する。
合計100% 
<授業計画>
講義:
1)環境測定の方法
  保健所における環境保健業務
2)産業保健(産業看護)活動
 ・産業保健(産業看護)総論
 ・産業保健におけるメンタルヘルス
 ・安全衛生配慮義務と産業看護

実習:
1)環境測定
 騒音、電磁場、紫外線、温熱条件(温度、湿度、気流)、照度、電離放射線、ガス(CO,CO2,など)等について測定を行う。
2)水質検査
 水道水、雨水、河川の水、池の水等について、pH、COD、窒素酸化物、残留塩素、一般細3)環境関連施設見学実習
浄水場、下水処理場、ごみ処理場など
4)企業における見学実習
山梨県内企業で産業看護活動がどのように行われているのかを見学する。
5)演習
産業保健におけるメンタルヘルスについて演習で理解を深める。

発表会:・環境測定および水質検査に関する発表
    ・産業保健/ 産業看護活動に関する発表
    
<教科書>
(未登録)
<参考書>
(未登録)
[実務経験のある教員による授業科目の概要]
医師、保健師、看護師の実務経験のある教員が講義を行う。