山梨大学電子シラバス−授業データ

授業科目名

地域看護活動論１（地域看護活動の基本）

担当教員

神崎　由紀／宮田　知子／坂井　郁恵／武井　勇介／宮村　季浩／遠藤　成美

時間割番号

単位数

履修年次

期別

DNF202

後期

＜授業の概要＞

人々の健康状態や生活状況について、地域特性や対象者特性をふまえて理解し、対象者に合わせた健康増進や疾病予防、介護予防のための支援方法について学習する。
対象者のライフサイクルや疾病の特性に合わせた看護実践をするために、地域保健の歴史や施策と保健制度を活用した対象者支援について学習する。

【注意事項】
※講義形態は原則ライブ型または対面での講義を予定している。詳細については状況を判断しながら授業開始前にCNSで掲示する。
※地域看護学実習1・2は、地域看護学概論、地域看護活動論1・2、地域看護管理論の単位を修得（予定）していなければ履修することが出来ません。

＜本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー＞（能力・資質）

医学部>看護学科向け

記号	コンピテンシー（能力・資質）
A	専門	豊かな人間性	○
B		問題解決力能力	○
C		看護実践力	○
D		連携する力	○
E		地域ケアに貢献する力	◎
F		自己研鑽力	○

＜到達目標＞

目標NO	説明	コンピテンシーとの対応
目標NO	説明	看護
1	発達段階別、対象別の保健福祉対策と対象者のニーズに合わせた地域看護活動を説明できる。	A
2	対象者の健康課題の解決に必要な社会資源、保健福祉制度について理解できる。	B
3	地域特性に応じた地域ケアの実践の特徴を理解できる。	E
4	対象者の状況に合わせた看護実践方法を選択することができる。	C
5	対象者の発達段階や特徴に合わせ、地域ケアを発展させるための支援方法をグループワークで考えることが出来る。	D
6	グループワークに参加し、対象者のＱＯＬの向上をめざした支援方法について意見を述べることができる。	F

＜成績評価方法＞

目標No	割合	評価の観点
1	10%	講義への参加状況（出席や発言）、筆記試験により評価する。
2	20%	講義への参加状況（出席や発言）、筆記試験により評価する。
3	20%	講義への参加状況（出席や発言）、筆記試験により評価する。
4	20%	講義への参加状況（出席や発言）、筆記試験により評価する。
5	20%	講義への参加状況（出席や発言）、筆記試験により評価する。
6	10%	講義への参加状況（出席や発言）、筆記試験により評価する。
合計	100%

＜授業計画＞

【講義日程】　　　　　　　【内容】　　　　　　　　　　　　　　　　　【担当者】
11月 2日（水）2時限　　　　地域看護活動の方法①（基本技術）　　　　（神崎）
11月28日（月）3・4・5時限地域看護活動の方法②　　　　　　　　　　（神崎）
　　　　　　　　　　　　　基礎看護学実習の学びから地域看護を考える
11月30日（水）1・2時限　学校保健　　（宮村）
12月 5日（月）3時限　　　　歯科保健　　　　　　　　　　　　　　　　（神崎）
　　　　　　　4・5時限　　エイズ普及啓発講演会　　　　　　　　　　（神崎）
　　　　　　　　　　　　（医学部合同授業；日程変更の可能性あり）　
12月 7日（水）1・2時限　　母子保健活動と保健師の役割　　（吉田）
12月12日（月）3・4・5時限　地域における子育て支援体制　　　　　（武井）
(乳幼児期の成長発達と発達障害）
12月14日（水）1・2時限　　成人保健における地域看護活動　　（武井）
　　　　　　　　　　　　　（生活習慣病予防、特定健診）　　　　　　　　　　　　　　
1月10日（火）3・4・5時限　感染症対策(結核含む）と地域看護活動（神崎）
1月12日（水）1・2時限　　難病対策と地域看護活動　　　（神崎）　　
1月16日（月）3・4・5時限　高齢者保健福祉活動と介護予防　　　　（吉田）
1月18日（水）1・2時限　　地区組織活動と地域づくり　　　　　　（神崎）
　　　　　　　3時限　　　　小規模町村での地区組織活動の実際　　　　（県内保健師）
1月23日（月）3・4・5時限　精神保健活動と自殺予防　　　（武井）
1月25日（水）2時限　　　　定期試験（神崎/武井/遠藤）

　

＜教科書＞

＜参考書＞

厚生労働統計協会, 国民衛生の動向2022/2023, 厚生労働統計協会
勝又浜子、門脇豊子、清水嘉与子、森山弘子, 看護法令要覧　令和4年度版, 日本看護協会出版会

［実務経験のある教員による授業科目の概要］

看護師・保健師としての実務経験のある教員が授業を行う。
一部講義を実務者に依頼し、より具体的な学びにつなげる。