山梨大学電子シラバス−授業データ

授業科目名

地域看護学概論(地域看護活動の目的と対象)

担当教員

神崎　由紀／坂井　郁恵／武井　勇介／遠藤　成美

時間割番号

単位数

履修年次

期別

DNF201

後期

＜授業の概要＞

地域看護と公衆衛生看護の目的、対象、基本理念を学ぶ。同時に、地域に暮らす人々の健康や生活を支援するための地域看護学の基礎的な知識や態度を習得する。

※本授業科目は、「COC+地域教養科目対象科目」
【注意事項】
※初回（10/4）に対面講義を実施し、教科書2冊の販売を予定しています。
　その他の講義形態については、状況を判断しながら初回講義前にCNSで掲示します。
※地域看護学実習1・2は、地域看護学概論、地域看護活動論1・2、地域看護管理論の単位を修得（予定）していなければ履修することが出来ません。

＜本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー＞（能力・資質）

医学部>看護学科向け

記号	コンピテンシー（能力・資質）
A	専門	豊かな人間性	○
B		問題解決力能力	○
C		看護実践力	○
D		連携する力	○
E		地域ケアに貢献する力	◎
F		自己研鑽力	○

＜到達目標＞

目標NO	説明	コンピテンシーとの対応
目標NO	説明	看護
1	健康増進、公衆衛生に関する基本概念や理念を理解できる。	A
2	地域看護活動に必要なヘルスプロモーションの考え方を理解できる。	E
3	地域看護活動と地域ケアとの関連を説明できる。	D
4	家族看護の必要性を理解できる。	C
5	地域ケアに貢献するために、公衆衛生看護学の必要性を理解できる。	D
6	関心のある地域で行われている地域看護活動について調べることができる。	F
7	地域看護活動における倫理的課題に対して自身の考えを述べることができる。	B
8	グループワークで他者の考えを聞き、疑問点を尋ねることができる。	F

＜成績評価方法＞

目標No	割合	評価の観点
1	10%	講義への参加状況（出席や発言）、筆記試験により評価する。
2	20%	講義への参加状況（出席や発言）、筆記試験により評価する。
3	10%	講義への参加状況（出席や発言）、筆記試験により評価する。
4	10%	講義への参加状況（出席や発言）、筆記試験により評価する。
5	15%	講義への参加状況（出席や発言）、筆記試験により評価する。
6	10%	講義への参加状況（出席や発言）、筆記試験により評価する。
7	15%	講義への参加状況（出席や発言）、筆記試験により評価する。
8	10%	講義への参加状況（出席や発言）、筆記試験により評価する。
合計	100%

＜授業計画＞

【講義日程】　　　　　　【内容】【担当者】
10月 3日（月）3・4時限　オリエンテーション（対面；臨床小講堂）　（神崎/武井/遠藤）
　　　　　　　　　　　　　地域看護学・公衆衛生看護学とは　　　　　
保健師活動の実際　　　　　　　　　　　　　
10月 5日（水）1・2時限　地域看護学と公衆衛生看護学の概念、歴史　（神崎）
地域看護活動の場の特性と対象の捉え方　　
　　　　　　　　　　　　　～自分の育った地域について紹介しよう～　
10月17日（月）3・4時限家族を単位とした支援の展開　　　　　　　（神崎）
10月19日（水）1・2時限　　地域看護活動における倫理　　　　　　　　（武井）
10月24日（月）3・4時限　保健行動の概念とその支援　　　　　　　　（武井）
10月26日（水）1・2時限　　地域ケアシステムの構築と地域看護活動　　（神崎）　　　　　　　　　　　　　　　　　
10月31日（月）3・4・5時限地域看護活動に必要な援助技術（5限試験）（神崎/武井/遠藤）
11月 2日（水）1時限　　まとめ　　　　　　　　　　　　　　　　　（神崎）

＜教科書＞

＜参考書＞

厚生労働統計協会, 国民衛生の動向2022/2023, 厚生労働統計協会
勝又浜子、門脇豊子、清水嘉与子、森山弘子, 看護法令要覧　令和4年版, 日本看護協会出版会

［実務経験のある教員による授業科目の概要］

看護師・保健師の実務経験のある教員が講義を行う。