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授業科目名
精神看護学実習
担当教員
坂井 郁恵/宮田 知子/飯塚 恵美
時間割番号
単位数
履修年次
期別
DNE4023 2 3,4 後期
<授業の概要>
1.精神疾患を抱えた対象との関わりを通して、対象者-看護者関係のもつ治療的意味と自己洞察の重要性を理解するとともに、精神症状や障害による苦痛や苦悩の理解を深め、対象にあった個別的な看護を考え、実施・評価を行う
2.保健医療福祉の各職種との協働、地域精神保健システムのあり方を理解する
3.地域における精神障害者支援施設の役割や機能を多角的に理解し、看護の役割を考える
上記1~3を通して、精神疾患の病態および障害を把握したうえで対象を理解し、多様な場で生活する対象者と家族を支える看護実践に求められる基礎的能力を養う。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
医学部>看護学科向け
記号コンピテンシー(能力・資質) 
A専門豊かな人間性
B問題解決力能力
C看護実践力
D連携する力
E地域ケアに貢献する力
F自己研鑽力
<到達目標>
目標NO説明コンピテンシーとの対応
看護
1対象者の尊厳と人権を尊重し、個人の価値観をとらえるとともに倫理的諸問題に気がつくことができるA
2情報収集によって得られた情報を統合し、対象者の精神・身体状態、機能レベル、心理社会的状況についてアセスメントすることができるB
3対象者の生活歴や日常生活行動、対人関係パターンの特徴、治療や疾患に対する認識等から、必要な個別的支援を計画することができるB
4対象者の価値観やその人らしさ、生活者としての対象者の存在を理解し、尊重した態度で接することができるC
5対象者の健やかさに注目し、拡大していくために必要な支援を考えることができるC
6対象者の状況に応じたケアプランを立案し、指導や支援を受けながら必要な看護ケアを実施し、実施したケアについて評価することができるC
7保健医療福祉各々の場において看護が担う役割と、他職種の役割について考えることができるD
8集団におけるチームワークの必要性や効果について気づき、実習グループ間で協力することができるD
9精神科医療施策の社会的流れを理解し、その中で看護が担う役割について考えることができるE
10看護実践の振り返りやプロセスレコード等によって、自己洞察を深め、自らの課題をとらえることができるF
<成績評価方法>
目標No割合評価の観点
110%対象者やスタッフとの関わり、記録物、カンファレンスの内容より適切に捉えられているか否かを評価する
210%対象者やスタッフとの関わり、記録物、カンファレンスの内容より適切にアセスメントできたか否かを評価する
310%対象者やスタッフとの関わり、記録物、カンファレンスの内容より適切に計画することができたか否かを評価する
410%対象者やスタッフとの関わりより適切な態度で接することができているか否かを評価する
510%対象者やスタッフとの関わり、記録物、カンファレンスの内容より適切に考えられているか否かを評価する
610%対象者やスタッフとの関わり、記録物、カンファレンスの内容より適切に実施できているか否かを評価する
710%対象者やスタッフとの関わり、記録物、カンファレンスの内容より適切に考えられているか否かを評価する
810%対象者やスタッフとの関わり、記録物、カンファレンスの内容より適切に実施できているか否かを評価する
910%対象者やスタッフとの関わり、記録物、カンファレンスの内容より適切に考えられているか否かを評価する
1010%対象者やスタッフとの関わり、記録物、カンファレンスの内容より適切に捉えられているか否かを評価する
合計100% 
<授業計画>
実習の構成
1.病棟実習:精神科入院患者の理解と基礎的な看護実践について学ぶ。
2.精神科デイケア・就労継続支援事業所・地域活動支援センター(作業所)実習:様々な回復段階にある精神を病む人の理解と支援について学ぶ。

各実習の日程、内容等は、看護学実習要項と実習補足資料を参照すること。
実習初日のオリエンテーションには、事前にオリエンテーション動画を視聴してから臨むこと。
<教科書>
(未登録)
<参考書>
(未登録)
[実務経験のある教員による授業科目の概要]
精神科臨床での看護実践経験をもつ教員が実習を指導し、実際の臨床場面で看護対象者が抱える問題や生活上の困難に対して、これまでの実務経験を活かした看護実践に対する具体的な教授を行い、学生の看護対象者に対する看護実践能力の獲得を支える。