山梨大学電子シラバス>検索結果一覧>授業データ



授業科目名
精神看護活動論1(精神保健看護概論)
担当教員
坂井 郁恵/宮田 知子/飯塚 恵美
時間割番号
単位数
履修年次
期別
DNE203 2 2 後期
<授業の概要>
●健康と疾患・障害の状態の連続線上にあるメンタルヘルスの概念を習得する。
●理論を踏まえこころの構造や危機について学習を深めるとともに、メンタルヘルスをより良く保つために、ライフサイクルや社会・環境を通じて求められる多様な心のケアについて理解する。
●精神障害者と家族をとりまく環境について、精神保健医療福祉の歴史・法律・制度を踏まえて理解し、精神看護実践に求められる対象者の人権や権利擁護に関する基本的知識と技術、態度を習得する。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
医学部>看護学科向け
記号コンピテンシー(能力・資質) 
A専門豊かな人間性
B問題解決力能力
C看護実践力
D地域ケアに貢献する力
<到達目標>
目標NO説明コンピテンシーとの対応
看護
1精神看護学の概念と対象の特徴について説明できるC
2こころの健康(メンタルヘルス)とは何かを理解し、身体機能、社会・環境との関連について説明できるB
3メンタルヘルスの概念の変遷、疾病対策・医療対策の動向と看護の役割について説明できるD
4個人・家族・地域のメンタルヘルスについて、予防や啓発活動等の活動について説明できるD
5精神保健福祉に関する歴史および法律、制度について説明することができるB
6国内外の精神保健医療活動の実際と課題を列挙することができるB
7人の尊厳及び人権の意味を理解し、精神医療における人権擁護が必要な理由を述べることができるA
8精神障害者とその家族がおかれてきた社会環境を踏まえ、患者家族の人権擁護を担う看護職の役割について説明できるA
<成績評価方法>
目標No割合評価の観点
110%参加状況および、記述問題・テスト・課題で正しく説明できたか否かを評価する
215%参加状況および、記述問題・テスト・課題で正しく説明できたか否かを評価する
315%参加状況および、記述問題・テスト・課題で正しく説明できたか否かを評価する
410%参加状況および、記述問題・テスト・課題で正しく説明できたか否かを評価する
515%参加状況および、記述問題・テスト・課題で正しく説明できたか否かを評価する
610%参加状況および、記述問題・テスト・課題で正しく説明できたか否かを評価する
715%参加状況および、記述問題・テスト・課題で自らの言葉で具体的に説明できたか否かを評価する
810%参加状況および、記述問題・テスト・課題で自らの言葉で具体的に説明できたか否かを評価する
合計100% 
<授業計画>
1. 10月 4日(火) 9:00-10:30 精神看護とは(坂井)
2. 10月11日(火) 9:00-10:30 こころの健康とは(宮田)
3. 10月13日(木) 16:30-18:00 精神力動と自我防衛機制(坂井)  
4. 10月18日(火) 9:00-10:30 ライフサイクル各期の特徴と危機(坂井)
5. 10月25日(火) 9:00-10:30 看護師のコミュニケーション技術(宮田)
6. 11月 1日(水) 16:30-18:00 課題学習
7. 11月29日(火) 9:00-10:30 精神医療における倫理と人権(坂井)
8. 12月 6日(火) 9:00-10:30 精神医療の歴史と現状/海外(坂井)
9. 12月 6日(火) 13:10-14:40 精神医療の歴史と現状/日本(坂井)
10. 12月 8日(木) 9:00-10:30 精神障害者と家族(坂井)
11. 12月13日(火) 9:00-10:30 精神医療におけるスティグマ(坂井)
12. 12月13日(火) 13:10-14:40 災害時の精神保健医療活動(坂井)
13. 1月17日(火) 9:00-10:30 精神保健福祉法(宮田)
14. 1月17日(火) 13:10-14:40 障害者総合支援法他(宮田)
15. 1月18日(水) 14:50-16:20 諸外国の精神保健医療福祉(坂井)
16. 1月24日(火) 9:00-10:30 授業総括(坂井 他)


各授業は面接授業にて実施予定であるが、授業形態の変更がある場合は、事前にCNS掲示板にて連絡する。
面接授業時、受講生はマスクを着用し、授業前後には手洗い・手指消毒を行うこと。
なお、授業時間中は定期的に窓を開けて換気を行う。      
<教科書>
(未登録)
<参考書>
(未登録)
[実務経験のある教員による授業科目の概要]
授業を担当する教員が臨地での精神(科)看護実践の経験をもつことを活かし、看護対象者が置かれている実際の環境や彼らが抱えている問題に対して具体的な説明を織り交ぜ、対象者の特徴を理解できるように授業展開を行っていく。