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授業科目名
人体病理学 実習
担当教員
近藤 哲夫
時間割番号
単位数
履修年次
期別
DMG520 1 4,5 通期
<授業の概要>
講義で学習した病理学の知識を、実際の症例で十分に体得するとともに、臨床医学における病理診断の役割や意義を理解する。
病理診断医は「Doctor of Doctors」といわれ、患者さんから採取された組織・細胞材料に適切な診断を下すことが求められています。病理診断とは、1)組織診断、2)細胞診断、3)迅速診断、4)剖検診断が含まれていますが、現在ではさらに、分子標的治療のための病理学的評価、予後判定や診断のための遺伝子検査、遠く離れた病院を対象とする遠隔診断など多岐にわたっています。適切な診断を下すためには、疾患に対する広い知識と所見を読み取る能力が必要とされます。病理BSTでは、「疾患を目で見て感じる」ことが重要です。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
医学部>医学科向け
記号コンピテンシー(能力・資質)説明 
A専門チーム医療の実践
B医学知識と問題対応能力
C医療の質と安全の管理
D共通汎用能力1・コミュニケーションスキル文章表現力適切な手順を踏んで学術的な文章を書くことができる。
E4・論理的思考力情報を多面的・客観的にとらえ、筋道を立てて根拠を示しながら説明できる。
<到達目標>
目標NO説明コンピテンシーとの対応
医学
1医療における病理の役割を説明できる。A
2疾患の病理所見を説明できる。B
3病理における安全管理を説明できる。C
4病理診断報告書を作成できる。D
5病理所見から病態を説明できる。E
<成績評価方法>
目標No割合評価の観点
150%出席
225%課題レポート
325%グループディスカッション
4%
5%
合計100% 
<授業計画>
実習スケジュールの詳細は「臨床実習の手引き」を参照すること
<教科書>
(未登録)
<参考書>
  1. 加藤光保, 金井弥栄, 菅野祐幸編集, 解明病理学 : 病気のメカニズムを解く 第4版, 医歯薬出版, ISBN:4263732030,
    (2021年出版)

  2. 北川昌伸, 仁木利郎編集, 標準病理学 第6版, 医学書院, ISBN:4260036599,
    (2019年出版 Standard textbook)
[実務経験のある教員による授業科目の概要]
医師として実務経験のある教員が、実習を担当する。