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授業科目名
テュートリアル・コース8 周産期/麻酔/医療安全
担当教員
平田 修司/近藤 哲夫/鈴木 章司/川端 健一/三枝 岳志
時間割番号
単位数
履修年次
期別
DMF404 6 4 通期
<授業の概要>
・妊娠、分娩と産褥期の管理に必要な基礎知識とともに、母子保健、生殖医療のあり方を学ぶ。
・胎児・新生児・乳幼児・小児期から思春期にかけての生理的成長・発達とその異常の特徴及び精神・社会的な問題を理解する。
・全身麻酔・局所麻酔の基本および緩和ケアの基本を学ぶ。
・医療上の事故等や医療関連感染症を防止し、また、発生した場合の対処の仕方を学ぶ。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
医学部>医学科向け
記号コンピテンシー(能力・資質) 
A専門医学知識と問題対応能力
B診療技術と患者ケア
C医療の質と安全の管理
D社会における医療の実践
<到達目標>
目標NO説明コンピテンシーとの対応
医学
1婦人科疾患・産科疾患の病態、症候、診断、治療法、および予後について説明できる。A
2胎児・新生児・乳幼児・小児期から思春期にかけての生理的成長・発達およびその異常について説明できる。A
3周産期の疫学、遺伝カウンセリング、遺伝と疾患、および環境と疾患について説明できる。D
4全身麻酔・局所麻酔の基本および緩和ケアの基本について説明できる。B
5医療上の事故等や医療関連感染症を防止し、また、発生した場合の対処の仕方について説明できる。C
6提示されたシナリオ(症例)について、必要な情報を収集し、課題を明確にして、その解決方法を明らかにすることができる。A
<成績評価方法>
目標No割合評価の観点
123%各講義によって身につけた幅広い知識および問題解決能力を筆記試験にて評価する。
28%各講義によって身につけた幅広い知識および問題解決能力を筆記試験にて評価する。
34%各講義によって身につけた幅広い知識および問題解決能力を筆記試験にて評価する。
413%各講義によって身につけた幅広い知識および問題解決能力を筆記試験にて評価する。
52%各講義によって身につけた幅広い知識および問題解決能力を筆記試験にて評価する。
650%グループ学習における小テスト、グループワーク、総合討論、およびレポートにて評価する。
合計100% 
<授業計画>
【医療の質・安全管理部】
・医療安全と危機管理 [荒神 裕之]
・医療におけるコミュニケーション [荒神 裕之]

【外科2】
・新生児外科,小児外科 [大矢知 昇]

【眼科】
・小児眼科,斜視,弱視 [飯島 裕幸]

【産婦人科】
・産科・産褥 [笹津 聡子]
・産科異常・ショックの対応 [深澤 宏子・ 平田 修司]
・産科異常・異常妊娠(1) [奥田 靖彦]
・産科異常・異常妊娠(2) [奥田 靖彦]
・産科異常・異常分娩(1) [奥田 靖彦]
・産科異常・異常分娩(2) [奥田 靖彦]
・産科異常・偶発合併妊娠(1) [笹津 聡子]
・産科異常・偶発合併妊娠(2) [笹津 聡子]
・産科異常・高血圧症候群 [望月 加奈]
・産科異常・産科ショック [深澤 宏子]
・産科異常・胎児異常 [大木 麻喜]
・産科治療学(1) [平田 修司]
・産科治療学(2) [平田 修司]
・産科治療学(3) [平田 修司]
・産科症例検討(1) [奥田 靖彦]
・産科症例検討(2) [奥田 靖彦]
・産科学概論,産科正常・妊娠の生理(1) [小笠原 英理子]
・産科正常・妊娠の生理(2) [小笠原 英理子]
・産科正常・分娩の生理(1) [小笠原 英理子]
・産科正常・分娩の生理(2) [小笠原 英理子]
・産婦人科質疑応答 [平田 修司]
・多胎 [池田 頌子]
・分娩シミュレータ (1) [平田 修司・深澤 宏子]
・分娩シミュレータ (2) [平田 修司・深澤 宏子]
・分娩シミュレータ (3) [平田 修司・深澤 宏子]
・分娩シミュレーターの演習の準備講義 [平田 修司]

【社会医学】
・遺伝カウンセリング [山縣 然太朗]
・遺伝と疾患 [三宅 邦夫]
・環境と疾患 [三宅 邦夫]
・周産期の疫学 [山縣 然太朗]

【小児科】
・新生児学・新生児異常 [内藤 敦]
・新生児学・新生児正常 [小泉 敬一]
・先天異常・成育医療 [矢ヶ崎 英晃]
・先天代謝異常 [矢ヶ崎 英晃]
・乳幼児と小児科外来診療 [古市 嘉行]

【脳神経外科】
・小児脳神経外科I 総論 [川瀧 智之]
・小児脳神経外科II 奇形 [八木 貴]
・小児脳神経外科III血管障害等 [吉岡 秀幸]

【放射線科】
・救急疾患のIVR [荒木 拓次]

【麻酔科】
・各科の麻酔管理 [小口 健史]
・各科の麻酔管理 [松川 隆]
・緩和医療,術後鎮痛 [平方 眞]
・吸入麻酔薬・吸入麻酔法 [小口 健史]
・局所麻酔薬,脊椎麻酔と硬膜外麻酔 [岩下 博宣]
・筋弛緩薬 [和田 啓一]
・術前評価と麻酔計画 [石山 忠彦]
・術中輸液,輸血 [久米 正記]
・小児麻酔 [奥山 克巳]
・心肺蘇生法 [田中 行夫]
・静脈麻酔薬,麻薬,NLA [池本 剛大]
・ペインクリニック [阿部 文明]
・麻酔に関連する合併症 [新谷 則之]
・麻酔器,モニタリング [浅野 伸将]

【薬理】
・強心・昇圧薬 [繁冨 英治]
・麻酔薬の薬理作用 [小泉 修一]
<教科書>
  1. 池ノ上卓/ほか編, NEWエッセンシャル産科学・婦人科(第3班), 医師薬出版
  2. ステップ麻酔科, 海馬書房
  3. 弓削猛文、古家仁編, 標準麻酔科学, 医学書院,
    (監修:熊澤光生)

  4. 医科遺伝学, 南江堂
  5. Bertram G Katzung [著];柳澤輝行[ほか]監訳;荒木勉[ほか]訳, カッツング薬理学, 丸善,
    (Basic & clinical pharmacology.原著第10版の翻訳)
<参考書>
(未登録)
[実務経験のある教員による授業科目の概要]
医師としての実務経験のある教員が、実践的教育を行っている。