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授業科目名
教養総合講義
担当教員
針井 則一
時間割番号
単位数
履修年次
期別
DMA102 1 1 前期
<授業の概要>
 医師には、医学についての知識はもとより、人間性や”教養”も同時に求められている。医師に求められる”教養”は広く、深い。教養総合講義では、本学の求める医師像についての講義を通じて、教養を深めるとともに医師としての素養を身につける。
 具体的には、「医学部で何を学べるか」を副題として学長、医学部長をはじめとする医学部の教授を中心に、それぞれの専門領域について概要と魅力を講義する。基礎医学、臨床医学(内科学、外科学、小児科学、産婦人科学、救急医療等)についての講義を行うとともに、医師として知っておくべき日本の医療制度や医師法等の医療関連法律、日本の医療制度についての講義も含める。
 講義の内容は広範囲にわたるので、医学部、医師についてさまざまな情報を習得することが可能である。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
医学部>医学科向け
記号コンピテンシー(能力・資質) 
A専門プロフェッショナリズム
Bコミュニケーション
C科学的思考
D生涯にわたってともに学ぶ姿勢
<到達目標>
目標NO説明コンピテンシーとの対応
医学
1本学部の基本理念「生命の尊厳を教育の基本として医の倫理を身につけ、深い人間愛と広い視野を持つ医師の育成を主眼とすること。A
2医療の現場におけるコミュニケーションの重要性を理解し、信頼関係の確立の意味を理解すること。B
3急速に進展する医学に対しては常に未来の医学の動向に目を向けつつ、創造と実践により教育・研究の実を上げること。C
4地域医療の向上と充実に寄与、貢献することをより良く理解し、実践するために必要な教養を身に付けること。D
<成績評価方法>
目標No割合評価の観点
115%講義内容の理解度
210%グループワークにおける質疑応答の意義
345%レポートの内容、提出要綱の重要性
430%受講態度、出席率
合計100% 
<授業計画>
 基礎医学、臨床医学(内科学、外科学、小児科学、産婦人科学、救急医療等)について講義を行うとともに、3年次後半から始まる臨床医学教育、医師として知っておくべき日本の医療制度や医師法等の医療関連法律、日本の医療制度についての講義も含まれ、内容の濃いものとなっている。
 講師は、島田学長をはじめ、本学医学部教授を中心に予定している。1年次生にとっては、今後の方向性にも影響を与えるであろう刺激のある内容となっているので、楽しみにしていてほしい。

【講義予定】木曜日3限
 1.4月14日:「イントロダクション」      地域医療学    佐藤教授 
「ライフサイエンスコースの取り組み」     薬理学      小泉教授 
 2.4月21日:「医学概論」            学長       島田学長
 3.4月28日:「地域理解」           医学教育学    鈴木特任教授
 4.5月12日:「異文化理解」          医学教育学    鈴木特任教授
 5.5月19日:「医学教育の目的/医師と医学研究」 医学域長     平田医学域長  
 6.5月26日:「産婦人科の魅力」         産婦人科学    平田教授 
 7.6月 2日:「3年次からの臨床医学教育」    医学教育学    鈴木特任教授 
 8.6月 9日:「麻酔科の魅力」          麻酔科学     松川教授 
 9.6月16日:「臨床医学とは(内科)」      血液腫瘍内科学  桐戸教授
 10.6月23日:「救急医療の魅力」         救急集中医療医学 森口教授 
 11.6月30日:「小児科の魅力」          小児科学     犬飼教授 
 12.7月 7日:「臨床医学とは(外科)」 形成外科     百澤特任教授
 13.7月14日:「学問としての医学」        臨床検査医学   井上教授
 14.7月21日:「法医学の魅力」          法医学      安達教授  
 15.7月28日:「教養総合講義のまとめ」      地域医療学    佐藤教授 


毎回出席確認を行うので必ず出席すること。3分の2以上の出席を必須とし、それ以下の場合には単位習得が困難になる。

 全講義終了後には、講義を聴講してのレポート提出を求めるが、どの講義についてレポートを提出することになるかは後日CNSにて公表されるので、出席は必須である(録音を聞いて書かれたレポートは受理しない)。


【授業形態】
 臨床大講堂にて「面接授業」を行う。尚、新型コロナウイルス感染状況により「ライブ型」も併用して行う。

「面接授業」…マスクを着用させ、学生間の距離は出来るだけ空ける
       定期的に窓を開け、換気を行う
       授業前、後に手洗い・手指消毒を徹底する
「ライブ型」…授業担当講師が毎回同時双方向で学生にライブ講義を配信する
       学生の思考の時間、質問等の時間を設ける


※この科目は地域医療学講座が担当するが、基本的に医学部教育委員会が主催している科目であり、最終的な判定は医学部教育委員会が行う。
<教科書>
(未登録)
<参考書>
(未登録)
[実務経験のある教員による授業科目の概要]
医師として実務経験のある教員が講義を行っている。