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授業科目名 企業におけるレクチャーと現場研修
時間割番号 CPYK29
担当教員名 手塚 伸/今井 久
開講学期・曜日・時限 集中・(未登録)・(未登録) 単位数 1
<対象学生>
全学部生
<授業の目的>
この科目は「連携開設科目(主幹大学:山梨県立大学)」です。
授業の実施日については、大学ホームページ(https://www.yamanashi.ac.jp/campuslife/332)に掲載「教養教育連携開設科目履修ガイド」の令和4年度連携開設科目(主幹大学:山梨県立大学)一覧(PENTAS YAMANASHI )を確認してください。

山梨県内には、多様なものづくり企業が身近な経済社会のみならず、グローバルな経済社会の循環に必要な製品・サービスを提供している。こうした業の現場に赴き、経営者等から、企業活動の理念や概要を伺うと同時に、生産の現場を視察し、ものづくりの仕組み、戦略を体感する。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
全学共通教育科目向け
記号コンピテンシー(能力・資質)説明 
A共通教養地域理解自らの生活の場である地域の特色・課題を説明できる。
B汎用能力1・コミュニケーションスキル口頭発表力自分の意見を、一定の論理的根拠を伴って、わかりやすく話すことができる。
C5・問題解決力実行力計画に従って解決に取り組むことができる。
D省察力取り組みを評価し、解決方法や計画を改善できる。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
共通
1県内企業の多様性を知るとともに、生産現場の仕組みや、生み出される商品・サービスの価値について理解できる。A
2県内企業が、国内外の市場においてどのような強み、弱みを持ち、事業環境として、どのようなチャンスと脅威に直面しているか理解することができる。A
3上記理解に基づき、各産業分野の今後の展望について表現できる。B
4各企業の挑戦、経営の難しさなどを真摯に理解し、今後のキャリアデザインに生かすことができる。D
5現場を実際に体感し、ものづくりの重要さを再認識するとともに、自身のキャリア形成に生かすことができる。C
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
135%演習終了後の課題レポートで県内企業の多様性・仕組み・価値が理解できたか評価する
220%演習終了後の課題レポートで県内企業の強みと弱み・チャンスと脅威が理解できたか評価する
315%演習終了後の課題レポートで各産業分野の今後の展望について表現できたか評価する
415%レクチャー、現場視察等の受講態度、企業関係者等との質疑などでキャリデザインに生かすことができたか評価する
515%レクチャー、現場視察等の受講態度、企業関係者等との質疑などでものづくりの重要さを理解できたか、キャリア形成に生かすことができたか評価する
合計100% 
<授業の方法>
各企業現場において経営者等から、どのような事業を展開しているかお話を伺うとともに、製造現場等を視察することにより、生きた経済、生きた経営の在り方、ものづくり産業の事業展開を学ぶ。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
・独自技術で世界的にも重要な立ち位置にある県内ものづくり企業の現場で、経営者等の生の声を伺い、現場実習ができる貴重な機会です。積極的な参加を望みます。
・川上から川下に至る(グローバル)サプライチェーンの中で、県内企業がどのような生産活動を行っているのか、普段接する機会が少ない現場で実際に体感することができ、新たな知識と気づきを得ることができる。
・各企業のご担当の方々への質疑、また積極的な意見交換を期待する。
<テキスト>
  1. なし
<参考書>
  1. なし
<授業計画の概要>
1タイトルレクチャーと現場研修1:昭和産業株式会社(韮崎市)①(8/25)
事前学習
事後学習
・昭和産業株式会社のHPなどをみて、会社の概要を頭に入れておく。
・レクチャーと現場研修を振り返り、整理しておく。
授業内容・放送通信機器の設計、製造、検査について
・各種プリント基板の表面実装、検査、評価・解析について
2タイトルレクチャーと現場研修2:昭和産業株式会社(韮崎市)②(8/25)
事前学習
事後学習
・昭和産業株式会社のHPなどをみて、会社の概要を頭に入れておく。
・レクチャーと現場研修を振り返り、整理しておく。
授業内容・半導体製造装置、液晶製造装置、有機EL製造装置の製造、検査、現地据付工事について
・半導体テスト基板の設計、製造、検査、評価、販売について
3タイトルレクチャーと現場研修3:農業法人株式会社サラダボウル(北杜市)①(8/25)
事前学習
事後学習
・農業法人株式会社サラダボウルのHPなどをみて、会社の概要を頭に入れておく。
・レクチャーと現場研修を振り返り、整理しておく。
授業内容・農産物の生産・販売、加工小売について
・農作業の請負・農地の管理について
4タイトルレクチャーと現場研修4:農業法人株式会社サラダボウル(北杜市)②(8/25)
事前学習
事後学習
・農業法人株式会社サラダボウルのHPなどをみて、会社の概要を頭に入れておく。
・レクチャーと現場研修を振り返り、整理しておく。
授業内容・農業経営コンサルティングについて
・農産物の企画・開発について
5タイトルレクチャーと現場研修5:山陽精工株式会社(大月市)①(8/26)
事前学習
事後学習
・山陽精工株式会社のHPなどをみて、会社の概要を頭に入れておく。
・レクチャーと現場研修を振り返り、整理しておく。
授業内容・モノづくり事業(精密な切削加工、チタンやインバーといった難削材の加工)について
・医療機器事業(客先が企画している医療機器を形にする支援、保有する技術を生かした医療機器の製造販売)について
6タイトルレクチャーと現場研修6:山陽精工株式会社(大月市)②(8/26)
事前学習
事後学習
・山陽精工株式会社のHPなどをみて、会社の概要を頭に入れておく。
・レクチャーと現場研修を振り返り、整理しておく。
授業内容・SMT(高温観察装置)事業(「SMT Scope」[高温域における精密な温度調節により、様々な状況における加熱観察を行う装置]販売、受託の試験実施)
7タイトルレクチャーと現場研修7:株式会社牧野フライス製作所富士勝山事業所①(8/26)
事前学習
事後学習
・株式会社牧野フライス製作所のHPなどをみて、会社の概要を頭に入れておく。
・レクチャーと現場研修を振り返り、整理しておく。
授業内容・工作機械およびその関連機器(ソフトウエア含む)について
・マシニングセンタ・NC放電加工機・NCフライス盤・フライス盤について
8タイトルレクチャーと現場研修7:株式会社牧野フライス製作所富士勝山事業所②(8/26)
事前学習
事後学習
・株式会社牧野フライス製作所のHPなどをみて、会社の概要を頭に入れておく。
・レクチャーと現場研修を振り返り、整理しておく
授業内容・CAD/CAMシステムについて
・FMS(Flexible manufacturing System)・オートメイション・エンジニアリングサービス 等の製造・販売・輸出について
<実務経験のある教員による授業科目の概要>
グローバルな経済社会の循環に必要な製品・サービスを提供している企業経営者等から企業の現場で企業活動の理念や概要を伺うと同時に、生産の現場を視察し、ものづくりの仕組み、戦略を体感する。
<備考>
・大変多忙かつ情報管理の徹底を求められる企業現場における貴重な実習機会です。必ず、事前学修を済ませ、訪問企業に失礼のないよう気を付けること。
・県内産業の多様性の理解や、ものづくり産業の基礎知識が必要となることから、VUCA科目「地域しごと概論(経営マインド)」を履修しておくことが望ましい。
・他大学や社会人等とともに学ぶ「PENTAS YAMANASHI」の科目です。