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授業科目名 事業づくりの技法
時間割番号 CPYK17
担当教員名 佐藤 文昭
開講学期・曜日・時限 前期・(未登録)・(未登録) 単位数 1
<対象学生>
全学部2年生以上対象
<授業の目的>
この科目は「連携開設科目(主幹大学:山梨県立大学)」です。
授業の実施日については、大学ホームページ(https://www.yamanashi.ac.jp/campuslife/332)に掲載「教養教育連携開設科目履修ガイド」の令和4年度連携開設科目(主幹大学:山梨県立大学)一覧(PENTAS YAMANASHI )を確認してください。

地域づくりのための新たな事業を生み出すためには、それを生み出す人の想いやエネルギーが大切である。本科目では、学生ひとり一人の興味関心から自分軸を見つけ、そこから社会とのつながりの中で他者を巻き込みながら新たな事業を起こしていくためのマインドとスキルの基礎を身に付けることを目的とする。そのために、個人ワークやグループワークを通じて、地域において事業を生み出していくためのプロセスについて指導を行う。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
全学共通教育科目向け
記号コンピテンシー(能力・資質)説明 
A共通汎用能力5・問題解決力課題設定力課題を明らかにし、解決すべき「問い」を立てることができる。
B構想力多様な解決方法を案出・検討し、適切な方法を選択できる。
C計画力課題の解決に向けた実現可能な計画を具体的に立案できる。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
共通
1自己の興味関心を明確にし、そこから社会とのつながりについて説明することができる。A
2自分の興味関心に基づき、その実現に向けたビジョンやアイデアを生み出すことで、その実現に向けたファーストステップを組み立てることができる。B
3他者や自分自身の理解を深めるための対話を通じて、ビジョンやアイデアを実現に近づけることができる。C
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
140%各回の発表により、自己の関心興味と社会とのつながりを説明できたか評価する
240%各回の発表により、実現に向けたビジョンやアイデアを生み出してファーストステップを組み立てることができたか評価する
320%各回の授業参加姿勢により、ビジョンやアイデアを実現に近づけることができたか評価する
合計100% 
<授業の方法>
<アクティブラーニングを取り入れた教育方法>
講義内容を踏まえたワークショップ形式で行う。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
皆さんには、どんな興味や関心がありますか?
なにか実現したいことがありますか?
まだそれが見つかっていなくても大丈夫です。本科目を通じて、皆さんが「やってみたい!」と思うことを一緒に探してみましょう。
<テキスト>
  1. なし
<参考書>
  1. 町田裕治著, 仕事に生かすアート思考 : 感性×論理性の磨き方, 日経BP,日経BPマーケティング (発売), ISBN:9784296110094
  2. C・オットー・シャーマー著 ; 中土井僚, 由佐美加子訳, U理論 : エッセンシャル版 : 人と組織のあり方を根本から問い直し、新たな未来を創造する, 英治出版, ISBN:9784862762672,
    (2019年出版)
<授業計画の概要>
1タイトルオリエンテーション
事前学習
事後学習
シラバスを事前に読み、授業のイメージを持って参加する。
授業内容授業全体の説明とイントロダクション
2タイトル自分に気づく
事前学習
事後学習
授業内容を確認するとともに、次回の授業に向けた準備を行う。
授業内容「社会に見せている私」に気づき、「魂の私」の存在を知る(感じる)。
3タイトル自分がやりたいことを感じる
事前学習
事後学習
授業内容を確認するとともに、次回の授業に向けた準備を行う。
授業内容「社会に見せている私」と「魂の私」の違いを踏まえ、自分がやりたいことを感じる。
4タイトル「ビジョン」を描く
事前学習
事後学習
授業内容を確認するとともに、次回の授業に向けた準備を行う。
授業内容「自分軸」に基づいて、実現したい未来の姿となるビジョンを描く。
5タイトル「アイデア」を広げる
事前学習
事後学習
授業内容を確認するとともに、次回の授業に向けた準備を行う。
授業内容未来を実現するためのアイデアを発想する。
6タイトル「ファーストステップ」を決める
事前学習
事後学習
授業内容を確認するとともに、次回の授業に向けた準備を行う。
授業内容発想したアイデアから、最初に取り組む小さなプロジェクト「ファーストステップ」を決める。
7タイトル仲間を募る
事前学習
事後学習
授業内容を確認するとともに、次回の授業に向けた準備を行う。
授業内容ファーストステップを実現するためにプロジェクトを具体化し、それを説明するための資料を作成する。
8タイトル発表、振り返り
事前学習
事後学習
課題に関する発表準備を行う。
授業内容自らのプロジェクトを発表し、共感を得ることで協力者を募る。
<実務経験のある教員による授業科目の概要>
これまで自治体や大学などにおいて、市民や企業などとの協働による様々なプロジェクトの企画や実施にかかるコーディネートやマネジメントを行ってきた担当教員が、その経験を活かし本科目の企画及び指導を行う。また、各回において以下の実務経験者をゲスト講師として迎えて実践的な指導を行う。
佐野 信也:株式会社CCA 代表取締役CEO。”共創造に踏み出そう”を中心にCo-Creationプロダクトの企画開発やCo-Creationな組織開発・コミュニケーション手法を提供する。
安藤 智博:山梨総合研究所 特別研究員
<備考>
・第1・2回は同日に開催する。
・他大学の学生や社会人等とともに学ぶ「PENTAS YAMANASHI」の科目です。