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授業科目名 ネイチャーガイド演習2
時間割番号 CPYK10
担当教員名 吉田 均
開講学期・曜日・時限 集中・(未登録)・(未登録) 単位数 1
<対象学生>
全学部生
<授業の目的>
この科目は「連携開設科目(主幹大学:山梨県立大学)」です。
授業の実施日については、大学ホームページ(https://www.yamanashi.ac.jp/campuslife/332)に掲載「教養教育連携開設科目履修ガイド」の令和4年度連携開設科目(主幹大学:山梨県立大学)一覧(PENTAS YAMANASHI )を確認してください。

山梨県には、世界文化遺産やユネスコエコパークなど、自然の美しさはもちろん、多様な歴史や文化を色濃く残す山岳地域が広がっています。本科目は、ネイチャーガイドをキーワードに、自然環境やの歴史文化財を、多様な視点でのツアーを通じて学びます。
特に「甲武信ユネスコエコパーク」内でのネイチャーツアーの企画立案と運営の補佐ができる実践的学習を目標とします。当日は、日本遺産:御嶽昇仙アシスタントガイド研修に参加することで、その企画や実施方法を体験的に学びます。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
全学共通教育科目向け
記号コンピテンシー(能力・資質)説明 
A共通教養地域理解自らの生活の場である地域の特色・課題を説明できる。
B汎用能力5・問題解決力計画力課題の解決に向けた実現可能な計画を具体的に立案できる。
C実行力計画に従って解決に取り組むことができる。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
共通
1山梨県内に残っている自然・歴史・文化などを人に説明できる。A
2ネイチャーツアーに内在するリスクを学びつつ、地域の魅力を伝える方法を学ぶことができる。A
3御嶽昇仙に残る日本遺産の現状と課題を学ぶことができる。A
4自分の思いや考えを言語化し、行動・発信することができる。B
5自然と社会の共存モデルを考え、山梨できることは何かを考え、提案することができる。C
6人と自然を愛し、社会の継続的な発展に向けた観光開発と、それに取り組む主体的な態度を持つことができる。
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
120%講義とフィールドワークでの参加態度・姿勢により、自然・歴史・文化を説明できたか評価する
220%講義とフィールドワークでの参加態度・姿勢により、リスクを学びつつ、地域の魅力を伝える方法を学ぶことができたか評価する
320%講義とフィールドワークでの参加態度・姿勢により、日本遺産の現状と課題を学ぶことができたか評価する
420%講義とフィールドワークでの参加態度・姿勢により、思いや考えを言語化し、行動・発信することができたか評価する
510%レポートにより、山梨ができることは何か考え提案することができたか評価する
610%レポートにより、観光開発とそれに取り組む主体的な態度を持つことができたか評価する
合計100% 
<授業の方法>
1、 講義は、オンラインと対面、現地演習のハイブリットで実施を予定しています。
2、 コロナ禍の感染が拡大している場合は、講義は「google classroom」か「ZOOM」を使ったオンラインでの双方向講義になる可能性があります。
3、アクティブラーニングの一環で、学外での実践演習を行います。その際は、ネイチャーツアーを実施する際、必要となる役割を分担して実施していただきます。
4、事前にオンディマンド講義を受講していただく場合があります。
5、必要な連絡や講義の詳細は、WEBにアップする予定です。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
・「ネイチャーガイド」と「山岳信仰」をキーワードに、山梨県に存在する自然の美しさや地域に残る文化や歴史を学んでいくことを目的としています。また、ネイチャーガイドツアーに実際に参加することで、体験的な理解を深めていきます。
・履修後は、日本遺産:御嶽昇仙峡のアシスタントガイドとして、ボランティア活動などを積極的に紹介していきます。
<テキスト>
  1. 教科書の指定はありません。随時紙媒体のプリントやパワーポイントの資料などを配布します。
<参考書>
  1. 菊地俊夫, 有馬貴之編著, 自然ツーリズム学, 朝倉書店, ISBN:9784254166484,
    (2015年出版 よくわかる観光学, 2)

  2. 瓜生中 [著], よくわかる山岳信仰, KADOKAWA, ISBN:9784044006105,
    (2020年出版 角川文庫, 22436)

  3. 内山節著, 日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか, 講談社, ISBN:9784062879187,
    (2007年出版 講談社現代新書, 1918)
<授業計画の概要>
1タイトルオリエンテーション/御嶽昇仙峡の自然環境と歴史。
事前学習
事後学習
事前に指定した過去の動画による講義風景、その成果や課題の確認を行います(20分)
授業内容授業の最初に、 この授業全体の到達目標、授業の進め方、課題提出の仕方、成績評価の仕方に関するガイダンスを行います。
2タイトルユネスコ・エコエコパークと日本遺産。
事前学習
事後学習
授業の振り返り(講義の成果と課題)を指定した意見用紙に記入します(20分)
授業内容ユネスコエコパークと日本遺産制度の概要について紹介します。あわせて山岳信仰について説明します。
3タイトルガイドの心得。
事前学習
事後学習
授業の振り返り(講義の成果と課題)を指定した意見用紙に記入します(20分)
授業内容ネイチャーガイドの制度的特徴や活動時の注意事項について説明します。
4タイトルフィールドワークコースの説明と役割分担の検討。
事前学習
事後学習
授業の振り返り(講義の成果と課題)を指定した意見用紙に記入します。あわせてフィールドワーク地点の事前学習を指定して資料でしていただきます(30分)。
授業内容日本遺産:御嶽昇仙峡の構成文化財の紹介をします。次回と次々回のフィールドワークコースの説明と役割分担の検討を行います。
5タイトルフィールドワーク(1):御嶽新道の往路前半のトレッキング
事前学習
事後学習
休憩時間などを使用して、現時点での成果と課題を議論します(20分)
授業内容第5回~第8回を使用して、甲武信ユネスコエコパーク内で、御嶽新道(天神森~県営駐車場~仙娥滝上)ツアーを体験していただく予定です(山梨県甲府市)。
6タイトルフィールドワーク(1):御嶽新道の往路後半のトレッキング
事前学習
事後学習
休憩時間などを使用して、現時点での成果と課題を議論します(20分)
授業内容第5回~第8回を使用して、甲武信ユネスコエコパーク内で、御嶽新道(天神森~県営駐車場~仙娥滝上)ツアーを体験していただく予定です(山梨県甲府市)。
7タイトルフィールドワーク(1):御嶽新道の周辺の日本遺産構成文化財などの視察(1)
事前学習
事後学習
休憩時間などを使用して、現時点での成果と課題を議論します(20分)
授業内容第5回~第8回を使用して、甲武信ユネスコエコパーク内で、御嶽新道(天神森~県営駐車場~仙娥滝上)ツアーを体験していただく予定です(山梨県甲府市)。
8タイトルフィールドワーク(1):御嶽新道の周辺の日本遺産構成文化財などの視察(2)
事前学習
事後学習
休憩時間などを使用して、現時点での成果と課題を議論します。あわせてフィールドワーク地点の事前学習を指定して資料でしていただきます(30分)。
授業内容第5回~第8回を使用して、甲武信ユネスコエコパーク内で、御嶽新道(天神森~県営駐車場~仙娥滝上)ツアーを体験していただく予定です(山梨県甲府市)。
9タイトルフィールドワーク(2):御嶽古道のトレッキング(往路)
事前学習
事後学習
休憩時間などを使用して、現時点での成果と課題を議論します(20分)
授業内容第9回~第12回を使用して、甲武信ユネスコエコパーク内の御嶽昇仙峡の周辺で、日本遺産の構成文化財ツアー(板渓渓谷ー金桜神社など)を体験していただく予定です(山梨県甲府市)。
10タイトルフィールドワーク(2):御嶽古道のトレッキング(復路)
事前学習
事後学習
フィールドワークでの休憩時間などを使用して、現時点での成果と課題を議論します(20分)
授業内容第9回~第12回を使用して、甲武信ユネスコエコパーク内の御嶽昇仙峡の周辺で、日本遺産の構成文化財ツアー(板渓渓谷ー金桜神社など)を体験していただく予定です(山梨県甲府市)。
11タイトルフィールドワーク(2):板敷渓谷のトレッキング
事前学習
事後学習
休憩時間などを使用して、現時点での成果と課題を議論します(20分)
授業内容第9回~第12回を使用して、甲武信ユネスコエコパーク内の御嶽昇仙峡の周辺で、日本遺産の構成文化財ツアー(板渓渓谷ー金桜神社など)を体験していただく予定です(山梨県甲府市)。
12タイトルフィールドワーク(2):金櫻神社と摂社周辺でのトレッキング
事前学習
事後学習
休憩時間などを使用して、現時点での成果と課題を議論します(20分)。また事後学習では、チームで最終報告書を完成させていただきます(30分)
授業内容第9回~第12回を使用して、甲武信ユネスコエコパーク内の御嶽昇仙峡の周辺で、日本遺産の構成文化財ツアー(板渓渓谷ー金桜神社など)を体験していただく予定です(山梨県甲府市)。
<実務経験のある教員による授業科目の概要>
笹川平和財団プログラムオフィサー、外務省専門調査員、東京財団研究員、環日本海経済研究所客員研究員として、国際交流や国際協力・地域振興政策を企画実施し、関連政策を研究してきました。
<備考>
1, 学外実習については、交通費・参観費などの若干の実費が発生する可能性があります(詳細は、開講時にお知らせします)。
2, 「ネイチャーガイド演習1」が、本講義の入門講座となっています。未履修者は、同講義も履修することが望まれます。
3, コロナ禍の関係で講義の内容や順番が変更となる場合があります。その際は、順次「google classroom」を通じて連絡します。
4, 他大学の学生や社会人等とともに学ぶ「PENTAS YAMANASHI」の科目です。