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授業科目名 日本語中級IB
時間割番号 CJA302
担当教員名 伊藤 孝恵
開講学期・曜日・時限 前期・月・II 単位数 2
<対象学生>
2022年4月4日(月)に行われる日本語プレイスメント・テストの結果で,中級レベルと判定された留学生/日本語非母語話者.
<授業の目的>
この授業では,話題に応じた適切な語彙や表現を豊かにし,まとまりのある分かりやすい話し方を身につけることを目指します.
個人的,一般的な興味に関する話題についての詳細な説明,描写,叙述などができることを目標とします.
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
全学共通教育科目向け
記号コンピテンシー(能力・資質)説明 
A共通教養異文化理解と外国語リテラシー自文化と異文化に対する知識と理解を基に、自己や社会のあり方について相対的視点から意見を述べることができる。
「英語」で自らの専攻分野の内容を理解し、その内容について簡単に表現することができる。
「ドイツ語・フランス語・スペイン語・中国語」で基礎的な内容について読み書き、口頭でのやりとり・意思疎通ができる。
B汎用能力1・コミュニケーションスキル文章表現力適切な手順を踏んで学術的な文章を書くことができる。
C口頭発表力自分の意見を、一定の論理的根拠を伴って、わかりやすく話すことができる。
D4・論理的思考力情報を多面的・客観的にとらえ、筋道を立てて根拠を示しながら説明できる。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
共通
1日本語で失礼のない尋ね方や応答,話題に適した話し方ができる.C
2日本語で正確に情報伝達や意思疎通が図れる.A
3自分の意見や感想を正確かつ表現豊かに書くことができる.B
4分かりやすく適切な構成を踏まえた話し方ができる.D
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
115%場面や相手に応じた適切さを評価します
260%語彙や文法等の正確さを評価します
35%作文力を評価します
420%会話の構成力を評価します
合計100% 
<授業の方法>
・各課の目標に沿って,必要な語彙や表現を学び、それらを用いて,クラス全体やペア,グループで実際に話します.
・また、話したことを振り返ることで自分の話し方を内省し,今後の話し方に活かせるようにします.
<受講に際して・学生へのメッセージ>
・クラスで積極的に会話に参加する態度が求められます.
・日本語プレイスメント・テストは2022年4月4日(月)14時40分からZoom を使ってオンラインで行いますが、ZoomのURLはCNS(学内電子掲示板)でお知らせします.Zoomを使ってテストに参加するのが難しい人は,当日14時30分にT-1号館1階のT1-11教室に来てください.
・宿題がある場合は,提出前にG-フィロス(B1-221)で日本語サポートSA(Student Assistant)のチェックを必ず受けてください.
<山梨県立大学の学生へ>
・日本語プレイスメント・テストを受けてもらう必要があります。
・日本語プレイスメント・テストの日時や方法は、山梨県立大学から案内があります。
・授業の形式は、基本的には面接授業ですが、オンラインで実施する場合はオンラインでの受講、面接授業の場合は山梨大学甲府キャンパスにて受講してもらいます。
<テキスト>
  1. 萩原稚佳子・増田眞佐子・齊藤眞理子・伊藤とく美, 日本語上級話者への道, スリーエーネットワーク, ISBN:978-4-88319-355-4
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
1タイトル自己紹介で好印象をあたえよう
事前学習
事後学習
発表の準備,語彙や表現の整理
授業内容自分を印象づける話し方をする,場面にあった話し方をする
2タイトルきっかけを語ろう
事前学習
事後学習
発表の準備,語彙や表現の整理
授業内容経緯を分かりやすく説明する,間接的な質問の意味を理解する
3タイトルなくした体験を話そう
事前学習
事後学習
発表の準備,語彙や表現の整理
授業内容詳しく物の描写をする,気持ちを加えて出来事を話す
4タイトル町の様子を話そう
事前学習
事後学習
発表の準備,語彙や表現の整理
授業内容話の構成を考えて話題ごとに話す,人前で発表する場合の話し方を学ぶ
5タイトル動きの順序を説明しよう
事前学習
事後学習
発表の準備,語彙や表現の整理
授業内容動作の流れを説明する,順序を示す言葉を使いこなす
6タイトル言い換えて説明しよう1
事前学習
事後学習
発表の準備,語彙や表現の整理
授業内容言葉を言い換えて話す
7タイトル言い換えて説明しよう2
事前学習
事後学習
発表の準備,語彙や表現の整理
授業内容自動詞,他動詞を使い分ける
8タイトル前半のまとめと評価
事前学習
事後学習
前半の内容の整理
授業内容前半の内容の整理と評価を行う
9タイトル比べて良さを伝えよう1
事前学習
事後学習
発表の準備,語彙や表現の整理
授業内容比較しながら説明する
10タイトル比べて良さを伝えよう2
事前学習
事後学習
発表の準備,語彙や表現の整理
授業内容場面に適した説明表現を使いこなす
11タイトルストーリーを話そう
事前学習
事後学習
発表の準備,語彙や表現の整理
授業内容展開がわかるようにストーリーを話す,接続の表現を効果的に使う
12タイトル最近の出来事を話そう
事前学習
事後学習
発表の準備,語彙や表現の整理
授業内容出来事を分かりやすく伝える,引用を効果的に使う
13タイトル健康について話そう
事前学習
事後学習
発表の準備,語彙や表現の整理
授業内容因果関係を説明する,社会的な話題を論理的に話す
14タイトル将来の夢を語ろう
事前学習
事後学習
発表の準備,語彙や表現の整理
授業内容理由や背景とともに考えを説明する,抽象的な表現を使いこなす
15タイトル後半のまとめと評価
事前学習
事後学習
後半の内容の整理
授業内容前半の内容の整理と評価を行う
<JABEEプログラムの学習・教育目標との対応>
《土木環境工学科》
(A) 技術者の責務の自覚
 様々な知識を修得し、技術が社会や自然に及ぼす影響や効果、および技術者の社会に対する責任を理解して、これを説明することができる。
<備考>
上記の内容等は,受講生の理解度や必要性等に応じて変更する場合があります.
単位取得のためには,コース全体の3分の2以上の出席が必要です.