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授業科目名 日本語初中級IIB
時間割番号 CJA204
担当教員名 江崎 哲也
開講学期・曜日・時限 後期・木・II 単位数 2
<対象学生>
2022年9月16日(金)に行われる日本語プレイスメント・テストで、初中級レベルと判定された留学生/日本語非母語話者。詳細は<受講に~>参照。
<授業の目的>
初級後半から中級前半レベルへの4技能(読む・書く・聞く・話す)の実力アップを図る。
This class aims at increasing the four skills in Japanese for those students who have studied elementary level Japanese to lower-intermediate level Japanese.
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
全学共通教育科目向け
記号コンピテンシー(能力・資質)説明 
A共通教養異文化理解と外国語リテラシー自文化と異文化に対する知識と理解を基に、自己や社会のあり方について相対的視点から意見を述べることができる。
「英語」で自らの専攻分野の内容を理解し、その内容について簡単に表現することができる。
「ドイツ語・フランス語・スペイン語・中国語」で基礎的な内容について読み書き、口頭でのやりとり・意思疎通ができる。
B汎用能力1・コミュニケーションスキル読解力情報の正確さや分析の妥当性などについて吟味しながら学術的な文献を読むことができる。
C討議力他者の意見を的確に捉え、理解の深まりや内省につながる対話ができる。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
共通
1文法、語彙、表現の知識を活用し、読み書き・口頭でのやりとり・意思疎通ができる。A
2獲得した知識を基に、短い論説文が読めるようになる。B
3日常生活や大学生活で、具体的な話題について、コミュニケーションができる。C
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
150%書き言葉の文法、語彙、表現、及び読解に関する試験を行い、言語知識・運用力を評価する。試験は中間期と期末期に行う。配点は25%ずつ。
230%文法、語彙、表現に関する知識、及び漢字の読みの正確さを評価する。
320%特定のテーマに基づいたディスカッション、授業における教師からの質問に対する回答等における発言の正確さと適切さを評価する。
合計100% 
<授業の方法>
・初級文法や語彙,表現の整理をし、正確さを身につけることに重点をおきながら、効果的なコミュニケーションのための読む練習を中心に行います。
Basic grammar, vocabulary, and expressions will be reviewed. With special emphasis on accuracy development, reading exercises will be carried out for effective communication.

※授業実施の形態:
「ライブ型(Zoom、Teams等テレビ会議システムを利用。同時双方向リアルタイム動画配信授業)」、または「面接授業」
「面接授業」の場合は、
・マスクを着用させ、学生間の距離は1m 以上離す。
・定期的に窓を開けて、換気を行う。
・授業前後に手洗い・手指消毒を徹底する。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
・日本語プレイスメント・テストは2022年9月16日(金)16時00分からZoom を使ってオンラインで行いますが、ZoomのURLはCNS(学内電子掲示板)でお知らせします。Zoomを使ってテストに参加するのが難しい人は、当日15時50分にT-1号館3階のT1-31教室に来てください。
・約3週間に1回作文の課題がありますが、提出前にG-フィロス(B1-221)で日本語サポートSA(Student Assistant)のチェックを必ず受けてください。

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<山梨県立大学の学生へ>
・日本語プレイスメント・テストを受けてもらう必要があります。
・日本語プレイスメント・テストの日時や方法は、山梨県立大学から案内があります。
・授業の形式は、基本的には面接授業ですが、オンラインで実施する場合はオンラインでの受講、
面接授業の場合は山梨大学甲府キャンパスにて受講してもらいます。
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<テキスト>
  1. アカデミックジャパニーズ研究会, 大学・大学院留学生の日本語(1(読解編))改訂版, アルク, ISBN:9784757426313
<参考書>
  1. その他、副教材(ふくきょうざい)や参考書(さんこうしょ)は、授業時(じゅぎょうじ)に紹介(しょうかい)します。
<授業計画の概要>
1タイトル「言葉の役割」
事前学習
事後学習
・新出語の確認をする。
・本文を読んで、未習の文法事項について意味・用法を調べる。
授業内容・「書き言葉の文体」について学ぶ。
・本文を読む前に、当該テーマについてディスカッションする。
・本文を詳細に読み、筆者の意見を確認する。
2タイトル「イルカと超音波」
事前学習
事後学習
・新出語の確認をする。
・本文を読んで、未習の文法事項について意味・用法を調べる。
授業内容・「連用中止形」と構造について学ぶ。
・本文を読む前に、当該テーマについてディスカッションする。
・本文を詳細に読み、筆者の意見を確認する。
3タイトル「地図の分類」
事前学習
事後学習
・新出語の確認をする。
・本文を読んで、未習の文法事項について意味・用法を調べる。
授業内容・「分類の表現」と「名詞句」について学ぶ。
・本文を読む前に、当該テーマについてディスカッションする。
・本文を詳細に読み、筆者の意見を確認する。
4タイトル「睡眠時間」
事前学習
事後学習
・新出語の確認をする。
・本文を読んで、未習の文法事項について意味・用法を調べる。
授業内容・「定義の表現」と「~こと」について学ぶ。
・本文を読む前に、当該テーマについてディスカッションする。
・本文を詳細に読み、筆者の意見を確認する。
5タイトル「日時計」
事前学習
事後学習
・新出語の確認をする。
・本文を読んで、未習の文法事項について意味・用法を調べる。
授業内容・「経過の表現」と「助詞相当語」について学ぶ。
・本文を読む前に、当該テーマについてディスカッションする。
・本文を詳細に読み、筆者の意見を確認する。
6タイトル「研究者の二つのタイプ」
事前学習
事後学習
・新出語の確認をする。
・本文を読んで、未習の文法事項について意味・用法を調べる。
授業内容・「比較・対照の表現」と「指示語」について学ぶ。
・本文を読む前に、当該テーマについてディスカッションする。
・本文を詳細に読み、筆者の意見を確認する。
7タイトルまとめ・中間評価
事前学習
事後学習
・第1課から第6課の本文を精読し、文章構造にも注意しつつ、筆者の主張を確認する。
授業内容・第1課から第6課で学んだことをまとめる。
8タイトル「地球温暖化」
事前学習
事後学習
・新出語の確認をする。
・本文を読んで、未習の文法事項について意味・用法を調べる。
授業内容・「原因・結果の表現」と「従属節」について学ぶ。
・本文を読む前に、当該テーマについてディスカッションする。
・本文を詳細に読み、筆者の意見を確認する。
9タイトル「風呂場の戸」
事前学習
事後学習
・新出語の確認をする。
・本文を読んで、未習の文法事項について意味・用法を調べる。
授業内容・「位置に関する表現」について学ぶ。
・本文を読む前に、当該テーマについてディスカッションする。
・本文を詳細に読み、筆者の意見を確認する。
10タイトル「手で数を表す」
事前学習
事後学習
・新出語の確認をする。
・本文を読んで、未習の文法事項について意味・用法を調べる。
授業内容・「列挙・順序の表現」と接続詞について学ぶ。
・本文を読む前に、当該テーマについてディスカッションする。
・本文を詳細に読み、筆者の意見を確認する。
11タイトル「茶はどのようにして伝わったか」
事前学習
事後学習
・新出語の確認をする。
・本文を読んで、未習の文法事項について意味・用法を調べる。
授業内容・「理由・根拠の表現」と接続詞について学ぶ。
・本文を読む前に、当該テーマについてディスカッションする。
・本文を詳細に読み、筆者の意見を確認する。
12タイトル「『タ』と『ハタケ』」
事前学習
事後学習
・新出語の確認をする。
・本文を読んで、未習の文法事項について意味・用法を調べる。
授業内容・「筆者の意見を表す表現」と反語疑問文について学ぶ。
・本文を読む前に、当該テーマについてディスカッションする。
・本文を詳細に読み、筆者の意見を確認する。
13タイトル「カラスの自動車利用行動 1(読む前に、本文)」
事前学習
事後学習
・新出語の確認をする。
・本文を読んで、未習の文法事項について意味・用法を調べる。
授業内容・論文の構造と必要な要素について学ぶ。
・本文を読む前に、当該テーマについてディスカッションする。
・本文を詳細に読み、筆者の意見を確認する。
14タイトル「カラスの自動車利用行動 2(問題)」
事前学習
事後学習
・新出語の確認をする。
・本文を読んで、未習の文法事項について意味・用法を調べる。
授業内容・本文を詳細に読み、筆者の意見を確認する。
15タイトルまとめ・総括評価
事前学習
事後学習
・第7課から第12課の本文を精読し、文章構造にも注意しつつ、筆者の主張を確認する。
授業内容・第7課から第12課で学んだことをまとめる。
<JABEEプログラムの学習・教育目標との対応>
《土木環境工学科》
(A) 技術者の責務の自覚
 様々な知識を修得し、技術が社会や自然に及ぼす影響や効果、および技術者の社会に対する責任を理解して、これを説明することができる。
<備考>
(未登録)